ねこログ

2児のパパ&主夫で外国語講師をしています。趣味の語学学習や子育て、簡単な男の料理、お菓子作り、家事の悩みや工夫、ライフハックなど色々と書いた雑記ブログです。

子供の歯の矯正治療:治療開始6回目の受診(歯列矯正の器具を取り付け)

次女の歯列矯正:治療開始(6回目の受診)

 お子さんの歯並びのことで:

『子供の歯の矯正ってどんな風なんだろう?』

『痛いのかな?』

『治療中、歯の手入れや食事ってどうなんだろう?』

 などと心配してませんか?

 こんにちは。当ブログにお越しいただきましてありがとうございます。主夫で外国語講師をしておりますミッチと申します。はい、歯科医ではありません。なので、あくまで治療を受ける側の体験談&感想を綴ったブログです。

 我が家には小学1年生の娘がいるんですが、数ヶ月前から歯列矯正の治療を受けています。ここではその歯列矯正のプロセスや生活の変化、感想などを書いています。これからお子さんの歯列矯正を始めると言う方、お子さんに歯列矯正を受けさせようかどうか悩んでいると言う方、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

 

第6回目の受診

 先日第6回目の受診に行って来ました。そして、その時に歯列矯正のための器具を歯につけて来ました。と言うわけで、今回はその時のこと&そのときに歯医者さんから頂いた宿題、実際に歯列矯正の器具を装着してみて等に関してお話したいと思います。

 ちなみに、子供の歯列矯正の料金などに関しては↓

子供の歯の矯正治療:初診から診断(今後の治療内容や費用の説明) - ねこログ

を、

歯列矯正の治療を始める準備や、歯列矯正を始めるにあたって、我が家で行った生活習慣の改善などに関しての記事は↓

子供の歯の矯正治療:治療開始4回目の受診(矯正をする準備を歯に施す) - ねこログ

を、

そして、歯列矯正をするにあたっての事前トレーニンに関しては↓

子供の歯の矯正治療:治療開始5回目の受診(歯列矯正 事前トレーニング) - ねこログ

をご覧ください。 

 

歯列矯正の器具を取り付け!

 今回、第6回目の受診になるのですが、やっと歯の矯正器具が実際に装着されました。私のイメージでは、↓こう言うのを想像していたのですが、

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私の娘はこう言うの↓をはめています。

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受診の内容:

 取り付けの時間は20分程度でした。ただし、その後、歯列矯正の器具のメンテナンスの話、歯のケアの話、そして、お家で行うトレーニングの話をしたので、合計45分ぐらいかかりました。

 

器具のメンテナンスの話、歯のケアについて:

 こう言うブラシ(①と②)↓を頂いて来ました。

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 使い方は、写真の1番のブラシは、矯正器具の裏や歯と矯正器具の間などを磨くのに使います。また、器具に挟まってしまった食べ物や繊維などを取り除くのに使用します。そして写真の2番のブラシで仕上げをする形になります。

 昼間は学校に行っているので出来ませんが、朝晩は子供が歯を磨いた後に、親がこの2種類のブラシを使って仕上げをしています。

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子供のブラッシングをしての感想:

 歯を磨いてあげる親の方は、加減がよくわからなくて、『痛くしちゃったらかわいそうだな〜』と思いながらブラッシングをしてあげているのですが、本人曰く、『くすぐったい』そうです。

 

矯正器具の大きさを広げる:

 矯正器具の幅を広くするために1日1回、専用のドライバーを使って作業を行います。これは歯医者さんにやっていただくのではなく、毎日私がやってあげています。

 どの様な作業かと言うと、上の写真の3番の道具を使って、矯正器具のネジをクルっと回すだけです。

 こんな感じ↓です。

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 矯正器具に大きさを調節するためのネジがあります。で、そのネジを回すために専用のドライバー(上の写真の3番)があるのですが、そのドライバーの先端を矯正器具の調整用のドライバー差し込み穴に差し込みます。そしたらドライバーを後ろに押し込みます。するとネジがクルっと回ります。で、次の穴が出て来たら、ドライバーを外します。以上です。

 これを行うことによって、少しずつ歯列矯正の器具が広がっていき、歯を押し広げていくそうです。

 特に1日のうちに、いつやってくださいと言う指示はなかったと思うのですが、我が家は、『夜寝る前の歯磨きの後の日課』と決めてやってます。これを1ヶ月ちょっと毎日続けていきます。

 

痛いのか?

 歯を外側に向けて押していくわけですから、『零点数ミリ単位でも、痛いのかな?』と思いきや、本人曰く、『あっ、ちょっと広がったな!』って感じる程度だそうです。ただし、歯医者の先生のお話によると、痛がるお子さんもいらっしゃる様です。特に痛がるお子さんは、眉間のあたりが痛くなるそうですが、それは、歯医者の先生のお話によると、むしろ正常に治療が進んでいる証拠だそうです。人間の顔の骨は、2枚の板の様な骨で構成されているらしく、その2枚の骨がちょうど眉間のあたりでつながっているそうです。だから人によっては眉間のあたりが痛くなるだとか。

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食事のときはピンセットが必須アイテム:

 口の中の天井の部分(専門用語では『口蓋(こうがい)』と呼ぶ)に金属の器具が付いているので、食事は食べづらい様です。食事中、頻繁に口の中の天井部分と矯正器具の間に食べ物が入り込んでしまって、なかなか出てこないんです。なので、家で食事をするときは、私か家内が娘の隣に座り、常時ピンセットを準備しています。で、食べ物が矯正器具に絡まってしまって、どうしても取れないときは、ピンセットで絡まったものを取り出してあげています。

 ご飯粒や麺、バナナの塊などは『ぐちゅぐちゅ〜ッペ』で取れるのですが、繊維の多いお野菜やお肉は矯正器具に絡まって取れなくなってしまうことがよくあるんです。長さの長いものが矯正器具に絡まってしまうと、気持ち悪い様で、我が家の娘も食事中に何度か食べたものを上げてしまうことがあります。なので、なるべく、下記の3点を注意する様にしています。

 注意点①口いっぱいに食べ物を口の中に入れない

 注意点②大きいものは前歯で小さく切ってから食べる

  (または、前歯で切りづらいものはあらかじめハサミで小さく切ってから与える)

 注意点③急いで食べない様にする

 ただ、明日から学校の給食が始まるので、親としては『学校の給食の時に大丈夫かな〜』とちょっと心配です。

 

その他:

 それ以外は普段の生活と特に変わったところはないのですが、子供の方は、言葉を話すのが少し大変な様です。ベロが口の中の天井にくっつけられないので、『た行』や『な行』などが発音しづらい様です。

 

お家で行うトレーニン

 成長期の子供は、成長に合わせて骨の形が変形していきます。なので、歯列矯正と同時進行で、生活習慣や普段の姿勢を改善する必要があります。さもないと、歯列矯正で歯並びを直しても、矯正器具を外してしばらく経つとまた歯並びが悪くなってしまうことがあるそうです。そのため、歯列矯正の治療後に良い歯並びをキープするための、お家で行うトーレーニングの宿題を頂いて来ました。なので後半はそのトレーニングについてお話いたします。

 

子供の歯列矯正のためのトレーニング①:舌でお箸を押す

やり方:

 顔の前でお箸を一本持ちます。そして、下の絵の様に、ベロでお箸を強くプッシュし続けます。これを10秒間を1セットとして、毎日合計5セット行います。

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理由:

 ベロや口の周りの筋肉を鍛えるためだそうです。

感想:

 意外と難しいです。ベロが反り返ってしまったり、ベロが滑って、うまくお箸を支えられなかったり... あと、やっているうちによだれが垂れてくるので、ティッシュは必須アイテムです。 

 

子供の歯列矯正のためのトレーニング②:ボタンで唇を鍛える

やり方:

 まず、直径1.5センチメートルほどのボタンを用意します。そして、そのボタンに下の絵の様にタコ糸を通します。 

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そしたら、これの、ボタン部分を歯と唇の間にはめ込み、唇を『ムッ』と閉じます。そして、タコ糸を手で引っ張り続けます。タコ糸をなるべく強く引っ張るのですが、それと同時に、ボタンが唇から出てこない様に、唇を強くふさぎます。これを1日5分間行います。こんな感じです↓

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理由:

 舌でお箸を押すトレーニング同様、唇や口の周りの筋肉を鍛えるトレーニングだそうです。

感想:

 トレーニング中、ボタンが口から何度も出て来てしまうので、こちらも、手や口の周りがよだれだらけになります。ティッシュは必須アイテムです。

 

  

子供の歯列矯正のためのトレーニング③:発声練習

やり方:

 まず口を大きく開けます。そしたら、そのまま5秒間口を大きく開けたままにします。そしたら、さらに5秒間口を大きく開けたままにして、『あ〜〜〜〜』と声を出します。

 これを5回繰り返します。以上です。

理由:

 喉(のど)の形を整えるトレーニングだそうです。口を大きく開けた時の理想的な喉の形は、口蓋垂(のどちんこ)が見えていて、さらに扁桃腺(へんとうせん)は腫れていないのが理想的な喉の状態らしいです。でも口を大きく開けた時に、口蓋垂(のどちんこ)が見えなかったり、扁桃腺が腫れていると、喉は正常な状態ではないそうです。喉が正常な状態でないと、呼吸に問題が生じたり、食べ物をうまく飲み込めないそうです。これはそれを改善するためのトレーニングだそうです。

感想:

 ちょっとお間抜けな顔になるので、親子で楽しみながらやってます。

 

子供の歯列矯正のためのトレーニング④:ひろのば体操

やり方:

 YouTubeで公式版の動画があるので、その動画を下に貼っておきます↓ 私が説明するよりもわかりやすいでしょう。


ひろのば体操の方法 公式版

 

理由:

 体のパーツは全て繋がっていますので、どこか1箇所が悪いと、他の場所にも影響を及ぼします。それは、歯並びも例外ではないので、普段から正しい姿勢をキープすることがとても重要になってくるそうです。で、この体操は正しい姿勢で体を支えるためのトレーニングだそうです。

感想:

 私の子供は足の指の間に手の指を簡単に詰めているのですが、私は、ちょっと痛いです。でも『いて〜、耐えられない〜』というほどではありません。私は仕事柄コンピュータをよく使うので、娘と一緒にこれをやって、綺麗な姿勢を手に入れようと思います。これをやった後は、足の筋(すじ)が伸びた感じで気持ちがいいです。

  

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お役立ち情報:

 と言うわけで、我が家では歯列矯正の治療中ということもあり、子供が虫歯にならないように普段以上に気をつけています。そこでお勧めしたいのが『ハミケア いちご風味 25g』です。これは歯垢(しこう)ができるのを抑える働きがある商品です。ドラッグストアのベビーケア用品コーナーなどでも売られているので、小さなお子さんがいらっしゃる方は一度ぐらい見たことがあるかもしれません。ちなみに、歯垢(しこう)とは、歯の周りにできるネバネバしたやつで、細菌の塊です。あれを歯の周りについたままにしておくと、歯の周りのエナメル質を溶かして虫歯の原因になってしまうそうです。余談になりますが、1グラムの歯垢=1,000億個以上の細菌の塊だそうです。我が家ではこれを、寝る前に、娘のお口の中に『シュッ』と2〜3回スプレーしています。

 近所のドラッグストアを何件かチェックしたのですが、アマゾンで買うのが一番安いです。アマゾンのリンクを貼っておきましたので、ご興味があったら一度試してみてください。

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最後に:

  歯の矯正ってただ単に歯に器具をつけるだけじゃないんですね。自分の娘が治療を受けて、何もかもが初めてのことばかりで戸惑う毎日です。が、私たちが通っている歯医者さんは、わからないことがあれば、先生がいつも丁寧に説明してくれるので、親身になってくれる歯医者さんに巡り会えて本当によかったと思っています。

 それから、食生活だとか、食事をする時の姿勢の改善点なども教えてくれるので、娘の歯列矯正のおかげで、娘の歯並びだけでなく、生活の質がいろいろな面で向上してきているのを実感しているこの頃です。次回の受診は、1ヶ月後になります。どんな受診になるのかわかりませんが、受診終了後またここで報告させていただきたいと思います。

 ちなみに私のブログは雑記ブログなのですが、子育て、DIY、男の料理のレシピ、語学学習など様々な題材をテーマとして書かせていただいております。よろしかったら読者登録をぜひ宜しくお願いします。本日も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。次回に続く...