ねこログ

2児のパパ&主夫で外国語講師をしています。趣味の語学学習や子育て、簡単な男の料理、お菓子作り、家事の悩みや工夫、ライフハックなど色々と書いた雑記ブログです。

子供の歯の矯正治療:治療開始4回目の受診(矯正をする準備を歯に施す)

次女の歯列矯正:治療開始(4回目の受診)

 先月から私の次女(4月から新小学1年生)の娘が歯の矯正治療を始めました。私たちの身の回りには、歯の矯正治療を受けた人がいなく、何をどう始めていいのか、費用はどれくらいかかるのか、期間はどれくらいかかるのか...など全く検討もつきませんでした。(と言っても、いまだによくわかっていないことだらけなのですが...) 歯の矯正治療は健康保険が効かないので、治療は全て自費となるそうです。かかりつけの歯医者さんからそう聞いてびっくりしました。水疱瘡(みずぼうそう)の予防接種が任意なのと同じくらいビックリ!!!そして金額を聞いてさらにビックリ!ビックリの連続ですよ、も〜。

 そこで、我が家の様に、小さいお子様をお持ちのお父さんやお母さんの参考にしていただければと思い、我が家の娘の歯列矯正に関して書かせていただくことにしました。お子さまの歯並びのことで、これから歯列矯正をしようか悩まれていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、参考にしていただければと思います。

 前の号では、第1回目の受診、検査、費用、期間などについて書かせていただきました。料金や治療の期間などが気になる方は、ぜひそちらもご覧いただき、参考にしていただければと思います。(参照『子供の歯の矯正治療:初診から診断(今後の治療内容や費用の説明)』)

 

矯正をする準備開始!

 第3回目の受診後から、早速家族みんなで次女の歯列矯正の準備を始めました。今回は、第3回目の受診(歯並び検査の診断)後から第4回目の受診に関して書かせていただこうと思います。

 第2回目の受診のときに、次女の歯並びや頭蓋骨のレントゲン写真撮影、体のバランスチェックなどをおこなったんです。で、第3回目の受診のときに、検査結果について、歯医者さんから色々なアドバイスをいただきました。で、できることは早速その日から実行させていただきました。

 

改善点その①:食生活改善①

おやつにチョコレートや飴、アイスクリームなど、甘いものが多いので、甘いおやつを減らすこと!

 →以前はほぼ毎日の様に、チョコレートやグミ、キャンディーなど、何らかの甘いおやつを子供達に与えていました。父親である私自身が甘いものが好きで、しかも、次女は今までに虫歯になったこともなく、毎日3回しっかり歯を磨いているので、特に甘いものを食べさせることをそれほど深刻だとは考えていなかったんです。

 ただ、歯並びが悪いと、一生懸命に歯を磨いても、どうしても磨ききれない場所ができてしまうため、虫歯になりやすくなるんです。さらに歯の矯正器具を装着すると、そこに追い打ちをかける様に一層歯が磨きにくく、虫歯になりやすくなってしまうんだとか!だから甘いものを多く食べる習慣があると、虫歯菌にとっては万々歳な口の中の状態に!

 それの何が問題かというと、歯列矯正中に虫歯になってしまうと、歯列矯正を一時中断しなければならないんだそうです。というのも、虫歯の治療を優先しなければいけないので。

 まあ、糖分の取りすぎは体にあまり良くはないので、家族全員で、甘いものを今までの3分の1ぐらいに減らすよう心がける様にしました。チョコレートや飴など、いかにも糖分を感じられる甘いものは2、3日に1度程度にする様に心がけています。完全に甘いものを排除してしまうと、リバウンドして、『甘いものを爆喰い!』なんてこともありえますので、少しずつ。

感想:

 かみさんも私も驚いているのですが、甘いおやつを今までの3分の1程度に減らしても、次女はそれほど苦ではない様です。たまにやはり甘いものが食べたくなる様なのですが、そんな時は、親の方もなるべく以下の様な言葉を使う様に心がけています。

『食べちゃダメ!』ではなく、『今度の水曜日に食べよう!』とか、『週末にみんなで食べよう!』

『そんなに食べちゃダメ!』ではなく、『(親が子供に与える量を先に決めて)今日はこのくらい食べていいよ!残りは明日のお楽しみにしよう!』

などと。ポイントは『食べても大丈夫』と言うことを強調しつつも、甘いものを食べる頻度と量はコントロールするです。

 

改善点その②:食生活改善②

タンパク質をもっと多めにとること!

 →これは私も妻も驚きました。と言うのも、次女は結構お肉や卵、魚が好きなので、タンパク質は十分に取れていたと思っていたからです。しかし、歯医者の先生からいただいたアドバイスでは、もう少しタンパク質の摂取量を多くした方がいいとのことでした。目安としては、毎食、子供本人の手のひらにちょうど乗っかるぐらいの大きさのお肉やお魚を与えるのがいいそうです。

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 最初これを聞いて、んんん... 難しい表現だな〜と思いました。と言うのも、お肉やお魚って、厚みもありますので、『グラムで言っていただいた方が良かったかな〜』と思ったんです。ただこれは、あとあと考えてみたら、子供本人の体の大きさにもよります。確かに、『体重00キロのお子さんは00グラム、△△キロのお子さんは△△グラム程度のお肉やお魚を与えてください!』と教えていただくよりも、確かにイメージしやすい表現でした。

 ちなみに、タンパク質が豊富に含まれている食材は、お肉やお魚、卵、大豆製品などです。で、育ち盛りの子供にはタンパク質は、体の筋肉や臓器のもとになるものなのですが、それだけではありません。タンパク質はなんと、皮膚や爪、髪の毛や骨のもとになる、とっても大切な栄養素なんです。そう、成長期にある子供が丈夫な骨を作るためにはタンパク質とカルシウムはとても重要なんです。

 このアドバイスをいただいて以降、意識してタンパク質を含んだものを以前よりも多めに食事に出す様にしています。

 

改善点その③:食生活改善③

栄養バランスのとれた朝食をしっかりと食べること!

 →これは直接歯医者さんに言われたことではありません。でも、以前から、家内も私も我が家は『朝食の献立を改善した方がいいな〜』とおもっていました。

 我が家は以前、朝食の献立と言うと、菓子パンや調理パン、良くてコーンフレーク程度です。場合によっては、たい焼きだったり、オレオを牛乳につけて食べるだけ...なんて言うこともありましたので、これを期に朝食の献立の見直しをしました。

 現在では起きる時間を45分早め、朝ごはんを作るようにしています。献立は例えば:

朝食の献立例①納豆ご飯、お味噌汁、目玉焼き、牛乳(または豆乳)

朝食の献立例②食パン、スクランブルエッグ、野菜スープ、牛乳(または豆乳)

朝食の献立例③フルーツグラノラ、サラダ、ゆで卵、牛乳(または豆乳)

こんな感じでしょうか。改めてみると、上記の献立例の3つが普通の朝食なんですよね、きっと。

ちなみに下の写真は本日の朝食の写真です↓

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献立は①目玉焼き&ベーコン②ツナマヨ入りおむすび③豆腐・人参・じゃがいも・玉ねぎ・わかめ入り味噌汁④牛乳/豆乳⑤ヨーグルト。

感想:

 朝食の献立の改善は開始して10日ほどになるのですが、朝食を作る方は正直言って本当にしんどいです!と言うのも、以前は、5分から10分程度だった朝食の準備時間が、現在では45分に。そして、後片付けの時間も増えました。朝食の準備、食べている時間、後片付けの全てを合計すると、1時間半ぐらいにはなるかと思います。今までは15分程度だったものが、急に毎日1時間半に増えるのですから、生活がかなり忙しくなったのを実感しております。

 まあ、ただそれは、今まで手を抜いていたと言うことですね。世のママたちは、これを毎日こなしているのかと思うと本当に頭が上がりません。愛する家族が長く健康に生きて、『お父さんのおかげで...』といつの日か言ってもらえるところを想像しながら、朝食作りに励んでます。

 

改善点その④:食生活改善④

オメガ3脂肪酸(オメガさん しぼうさん)を与えてあげてください!

 →オメガ3(ω3)とは、「EPA」(エイコサペンタエン酸)と「DHA」(ドコサヘキサエン酸)のことらしく、イワシやサバ、サンマなどの青魚に多く含まれる成分の様です。また、サラダ油、ごま油、バター、ココナツオイル、亜麻仁油(あまにゆ/あまにあぶら)、荏胡麻油(えごまあぶら)などにも含まれているそうです。オメガ3脂肪酸は熱に弱いため、加熱せずに与えてあげてくださいとのアドバイスをいただきました。そこで、アマゾンでサプリを即注文しました。

 ちなみに我が家で今購入しているのがこれです↓一応興味のある方のためにアマゾンの商品リンクを貼っておきます。レビューの星が5つの商品です。

 余談になるのですが、アマゾンには『定期おトク便』と言うサービスがあって、定期的な注文に申し込みをしておくと商品が5%から15%安く購入できると言うサービスがあります。普通に申し込みをすると商品の金額が5%割引になるのですが、『他にも何品か定期購入を申し込むと10%割引になる』とあったので、ついでにトイレットペーパーと洗剤、健康サプリの定期購入にも申し込みをしてしまいました。↓こんな感じです↓

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 オメガ3(ω3)脂肪酸は、下記の様な効果があるそうです:

  -血液中の善玉コレステロールを増やす

  -血液中の悪玉コレステロールを減らす

  -血液をサラサラにし、血行を良くする

  -血圧を下げる

  -動脈硬化(どうみゃくこうか)や心筋梗塞(しんきんこうそく)を防ぐ

  -アレルギーを抑える

  -免疫機能を高める

  -集中力を高める

  -うつ症状を緩和する

    などなど。

 ただ、これがどの様に歯並びの改善や歯列矯正に関係しているのかがいまいちわからないので、次回歯医者さんに行った時に、先生に聞いてみる予定です。

 

改善点その⑤:普段から良い姿勢を心がける

歯並びは普段の姿勢にも影響されてますので、良い姿勢を心がけてくださいとのこと!

 →背筋が曲がっていると、気道が狭い状態になり、鼻から思う様に酸素が吸えなくなるそうです。そうなると、普段から口を開けて呼吸をすることになります。口から呼吸をする癖がついてしまうと、硬口蓋(こうこうがい:口の中の、前歯の後ろで、ベロがぺと〜んとくっつく場所)に舌がタッチしていない状態が続くことになります。すると、硬口蓋が小さくなってしまう=大人の歯が生え揃うスペースがなくなって、歯並びが悪くなってしまうらしいのです。

 なので、『子供の普段の姿勢になるべく注意を払い、姿勢が悪い時には姿勢を正す様に促しましょう!』とのアドバイスをいただきました。ちなみに、娘の姿勢を注意する時に、私がしている工夫なのですが『姿勢』と一言だけさりげなく言う様にしています。それはなぜかと言うと、『姿勢が悪いよ!』と言うと、潜在意識に『悪い』と言う言葉が焼き付いてしまいます。無意識のうちに『悪い』だけが頭の中でこだましてしまいますので、潜在意識に悪い影響を与えてしまいます。

 

2019年3月初旬:矯正をする準備を歯に施す (治療開始から4回目の受診)

 上記のところまでは第3回目の受診の後で、4回目の受診の前までに自分たちで改善したことです。それでは、ここからは、第4回目の受診に関してお話していこうと思います。

 第4回目の受診の診療時間は5分程度でした。料金の方も健康保険と支援医療費受給資格証でカバーできた様です。私たちが支払った金額は0円でした。

 何をしたかと言うと、歯と歯の間に数カ所、ゴム製の詰め物をしただけです。歯医者さんの説明によると、矯正器具を入れる前に、少し詰め物をして、顎(アゴ)を口の中に何かが入っている感覚に慣れさせるのが目的だそうです。こんな感じで、ピンク色の部分がゴムの詰め物です↓

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 次回の受診(第5回目)は1週間後なのですが、それまでに詰め物が取れてしまった場合:

  ①自然と取れてしまった場合=何もしなくてOK

  ②爪楊枝などで自分で故意にとってしまった場合=詰め直すのでまた来てください

とのことでした。

 上の図で見ると、下の歯の歯並びがガクガクなのがわかるかと思います。上の歯の歯並びはそれほど悪い様には見えないかもしれませんが、上の歯も下の歯も、永久歯(大人の歯)が入るスペースが全然足りていないそうです。このまま放っておくと、大人の歯が生えてきた時に歯並びがもっとガクガクになってしまうので、歯列矯正を始めるには決して早すぎではない時期だそうです。

 虫歯の 有る/なし に関わらず、年に2回程度、子供達を最寄りの歯医者さんに連れて行って検診をしてもらっているのですが、やっててよかったと思いました。保育園や幼稚園、学校でも年に何回か歯科検診を行なっているかと思うのですが、学校の歯科検診は虫歯の有無をチェックしているだけかと思います。次女が通っている保育園の歯科検診でも、歯並びに関しては何も言われたことがありませんでした。面倒かもしれませんが、予防治療(preventative care)と言う観点からも、子育て中のパパ&ママ、年に2回くらいお子様を歯医者さんに連れていくことをお勧めします。

  

最後に:

  次回の受診からは本格的な治療が始まっていくそうです。『本格的な治療』とはどの様なものなのか、全く見当がつかないのですが、歯医者さんから帰ってきたら、ブログの方をすぐにアップデートする予定です。治療が終わるまでに4年間ほどかかると言うことですので、我が家の様に、お子様の歯並びのことで歯列矯正を検討されている方の参考に少しでもなればと思い、娘の歯の矯正の記録をここで公開させていただこうと思います。

 

 私のブログは雑記ブログなので、子育て、DIY、男の料理のレシピ、語学学習など様々な題材をテーマとして書かせていただいております。よろしかったら購読の登録をぜひ宜しくお願いします。

 

 最後まで読んでいただきましてありがとうございました。次回に続く...