ねこログ

2児のパパ&主夫で外国語講師をしています。趣味の語学学習や子育て、簡単な男の料理、お菓子作り、家事の悩みや工夫、ライフハックなど色々と書いた雑記ブログです。

寝付けない時の3つの対処法

 このページをお読みのあたな、夜なかなか寝付けなくて困っていませんか?実は私もしばらく前に、なかなか寝付けなくて苦労していました。ベッドに入って、いざ寝よう!と思うと、その途端、その日にあった嫌なことや、仕事で心配なこと、次の日の予定のことなどが次から次へと...

 で、眠れないうちに布団の中で過ごしていると、布団の中での体のポジションが気になり始めたり、体がなぜかかゆくなってきたりと、気がつくと眠れないまま1時間、2時間と時間が過ぎ去ってゆく。

 不眠症には色々な原因があるかと思うのですが、私は医者に行くのがあまり好きではなく、また、『これって本当に不眠症なのかな?医者に行って、先生に、「気のせいですよ!」とか言われたらやだな...』などと思って、医者に行くことを躊躇(ちゅうちょ)していました。

 そこで、快眠サプリやマッサージ、アロマなどを試したのですが、私がやってみて一番効果があった3つを今日はご紹介したいと思います。

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問題:『なぜ羊の数を数えるの?』

 その前に一つ質問です。よく『眠れない時に、羊を「ひつじが1匹、ひつじが2匹、ひつじが3匹...」と数えるとよく眠れる』と良く言いますが、それはなぜだと思いますか?3択で行きましょう。

①穏やかで、柔らかくてふわふわした羊のイメージが眠気を誘うため。

②1匹、2匹、3匹...と数字を数えることにより、催眠術のように眠気を催すため。

③『ひ・つ・じ』という3つの文字の組み合わせと波長が眠気を誘うため。

それでは答えはこのページの最後で。それでは私の『眠れない時の3つの対処法』に戻りましょう。

 

状況:

 その方法を紹介する前に、以前の私の状況をもう少し説明させていただきますね。私が床につくのは大体夜12時ごろで、起きる時間は6時〜7時です。仕事は自営業で、語学講師をしています。で、布団に入ると、次の日のレッスンのことや、『あ〜、ここはこう説明するべきだったな〜』とか、『OOさんのクラスはOOがちょっと弱いからOOを多めに取り入れなくちゃだな〜』とか、『お教室の事業をもっと拡大するには...』などの仕事関係のことがまず頻繁に頭の中を駆け巡って来ることが多かったんです。

 そして、そこからだんだん考えていることが発展して行って、思い出すだけでも不愉快になることに考えが発展してしまうことも多々あり。で、もうそうなると、あとは数時間眠れなくなってしまうという具合でした。さらに、なんとか眠りにつけたとしても、睡眠が浅く、次の日の寝起きは最悪。寝起きから頭痛に悩まされるという日々が実は3〜4年は続いていました。

 

試してみたこと:

 快眠サプリやアロマ、快眠を促すツボのマッサージ、リラックスできるヒーリングミュージックや快眠音楽、体温の上がり下がりを利用した快眠法、枕を替えてみるなど色々してみました。

 

最終的に私が一番効果を実感した、寝付けない時の対処法:

 夜布団に入ってもなかなか寝付けない理由や不眠症の原因、または寝起きから頭痛に悩まされるなどの症状の原因はたくさんあると思います。また、私は医者でもなく、睡眠の専門家でもありません。ここで私が紹介している快眠法を実践していただいて生じた、いかなる事故や怪我、病気などの責任は一切負いかねますのでご了承ください。ぜひ一度専門医に診てもらうことをおすすめします。

 さあ、注意書きもしましたので、先に進みましょう。色々な寝付きが悪い時の対処法や寝つきを良くするための方法に、それぞれメリット・デメリットがあると思います。しかし、どの本やネットで調べた方法よりも、自分で工夫したメソッドが結局私には一番効果がありました。それでは実際にその方法をご紹介します。色々試してみたのですが、一番聞いたのはメソッドは次の3つでした。

 

 

その1『まくらを替える』:

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 なかなか快眠が得られない場合には寝具に問題がある可能性を疑ってみましょう。私の場合は、毎朝寝起きから頭痛がしたり、肩が凝っていたり、首を寝違えてしまうことがありました。最初のうちはストレスが原因かと思っていたのですが、さすがに寝違えてしまうのは枕が原因なのではないかと思って、快眠まくらを購入。これにより肩のこりと寝違えを解決することができました。確かに、体を横向きにして寝ている時に、『枕が低くて肩に負担がかかるな〜』とはずっと思っていたので、枕を替えることにより、快眠枕で肩こりや首から背中に走る痛みは一気に解決できました。

 

その2『To Do リストに次の日の予定を書き出す』:

 しかし、上記の1番は、寝起きに関すること。寝つきが悪いことの解決には直接的な関係はありませんでした。自分の寝つきについて考えてみた結果、寝る前に次の日のことが気になってなかなか寝付けないことがあるということに気がつきました。そこで、次の日のことを考えないように頑張ってみたのですが、人間とは不思議なもので、『考えないようにしよう、考えないようにしよう〜』と思うと余計に考えてしまうんです。

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 そこで思いついたのが、布団に入る前に、次の日の予定と、やるべきことをTo Do リストにして書き出すということでした。

 実は、これを実践する前に気づいたことが1つあるんです。それは何かというと、実は、布団の中で、次の日の予定や、やるべきことを考えている時、同じことを何度も考えていると言うことに気がついたんです。そこで、次の日の予定を紙に書き出してTo Doリストにしてみたんです。すると、なんと驚愕の事実が!

 いざ To Do リストにしてしまうと、意外とやるべきことは少なかったんです。自分でも呆れてものも言えませんでした。『な〜んだ、俺の1日って意外とシンプルなんじゃん』って。紙に書いてなかったから、『一つのやらなければならないことを何度もカウントしてたんは俺なんじゃん!』って。しかも、リストを作成したことの達成感もあり、全くとは言わないまでも、次の日にやらなければならないことが気になって眠れないと言うことは少なくなりました。

 

 

その3『その日にあった、ありがたかった出来事を数えていく』

 冗談のような話なのですが、私は猫がすきなので、『ねこが1匹、ねこが2匹...』と数えてみました。が、効果は全然ありませんでしたね。

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小さい時、遠足の前の日か何かに興奮して眠れなくて、羊を数えたこともあったのですが、ねむれませんでした。それ以降『羊の数を数えると眠くなると言うのは迷信』と思っていますので、大人になった今、改めて挑戦するようなこともありません。

 でも、同じ数える数えるでも、私的には数えて睡眠を促す効果のあるものがあるので、それを『その3』で書かせていただきます。

 それは何かというと...って言ってももう書いてありますね。はい、その日にあった出来事で、ありがたいと思えることを数えていくことです。

 自分の寝つきが悪い原因を考えていて、気づいたことがありました。それは何かと言うと、布団に入ってから、その日や前日、さらにはそれが引き金となって、何年も前にあった嫌な出来事のことを考えて不安になったり、『そんな昔の出来事なのに!』って自分でツッコミをいれたくなるようなことを思い出して気分を悪くしたり...ということがあったんです。で、そういうことを考えて寝た翌朝は決まって眉間にしわを寄せたまま目が覚める。鏡を見ながら起きるわけではないのですが、『あ"〜、眉間にしわが寄っているな〜』っていうのがわかるんです。しかも、睡眠は浅いし、偏頭痛はするしで最悪。

 そこで考えたのが、なるべく『ハッピーな出来事を考えながら寝よう!』ということでした。しかし、問題が!それは何かというと、毎日、1日のうち、そんなに幾つもハッピーな出来事があるというわけではなく、日によっては『今日は特になにもハッピーな出来事はなかったな〜』と、逆にブルーな気分になってしまうことがあったんです。

 そこで、もう少し工夫し、『嬉しい気分になれるもの/ことをもう少し簡単に探す方法はないかな〜』と考えてみました。そこで思いついたのが、『ありがたいと思えるもの/こと』を片っ端から考えていくことだったんです。

 ここまで読み進めて『ちょっとまって。ありがたいって思えることだって、毎日そんなにたくさんあるわけじゃない!』って思った方はいませんか?

 実は私も最初はそう思っていました。しかし、ある日、あるきっかけで日本語の『ありがとうございます。』の語源について知る機会があったんです。簡単に言うと、日本語の『ありがとうございます。』とは漢字で書くと:

『有難うございます。』

になります。つまり、

 

『それがそう有ることは難しいです。それにも関わらず、私にはそれが有る。=感謝に値する。→有り難うございます。』

という意味です。

 そこで、『今当たり前のようにある。でも、もしそれがなかったら、またはそれを失ってしまったら困るものは何なんだろう?』ということを考えてみたんです。家族、仕事、ペット、空気、水、トイレ、食べ物、家、貯金...それらを全て失ったらと考えただけでもゾッとしませんか?

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 あなたは朝になったら起床するかもしれません。でも朝になって無事に目を覚ませるなんて保証はどこにもありませんよね?実際に、寝ている間に、家が火事になったり、自然災害に巻き込まれたり、強盗に侵入されて...など。 あなたが明日の朝も、100%無事に目を覚ますことができるという保証はどこにもありません。私は今日も普通に起きられました。起きられてありがたい。

 寝ている間でさえ、人間は空気を吸っています。その空気でさえも、日本の空気は本当に綺麗で美味しいです。寝ている間になんらかの事故や事件、または自然災害で、空気が吸えなく、窒息してしまうことだってあります。でも、今日も私は綺麗な空気を当たり前のように吸い続けられました。ありがたい。

 トイレだってそうです。あなたは、寝ている間に、もしかすると1度くらいはトイレに行くかもしれません。または、目が覚めてトイレに行くかもしれません。そのトイレだって、現代の日本に住んでいるのであれば、いちいち地面に穴を掘って用を足す必要もなければ、野生動物や敵の攻撃を気にする必要もありません。それどころか、寒い冬には暖かい便座、お尻を洗うためのシャワーまで!私は今日も安全にトイレで用を足せた。ありがたい...

 そう考えると『ありがたい』と思えるものなんて無限に見つかると思いませんか?なので、私の『寝付けない時の対処法』の3つ目は:

『今日も無事に朝を迎えることができた。ありがたいな〜。』

『家族も全員無事に朝を迎えることができた。ありがたいな〜。』

『朝起きて蛇口をひねったら水が出てきた。国によっては、何キロも歩いて水源まで水をくみに行かなくちゃいけない国もあるのに、私は蛇口をひねるだけで、美味しく飲める水がある。本当にありがたいな〜。』

『朝牛乳が冷蔵庫になかったけど、歩いて行ける距離にコンビニがある。ありがたや〜ありがたや〜』...

と1日にあったありがたいことを数えていきます。

 するとあら不思議。ありがたいことを10〜15個数えたあたりから、どんどん嬉しい気分になって、気づいたら朝になっているんです。しかもすごく嬉しい気分で朝が迎えられる。さらに、実はこの『感謝する』という行動は、深いリラックスをするのにとても効果的&有効な法なんだそうです。何かの本に書いてあったのですが、人間は感謝の念で心が満ちている時には『α波(アルファ波)』という脳波が出ているそうなんです。この『α波(アルファ波)』という脳波が出ている状態は、瞑想をしている時や心が安静の状態、心身が深いリラックス状態にある時に脳から出る脳波だそうです。なので、この『その日にあった、ありがたかった出来事を数えていく』というのは、快眠を促すためにとても理にかなった方法だとか。

 

まとめ:

 以上が私が色々やってみて、最終的に効果があった、眠れない時の対処法3つになります。皆さんももしなかなか寝付けなくて困っていると言うことがある場合など、ぜひ試してみていただければと思います。

注意:

 繰り返しになりますが、ここで私が紹介している快眠法を実践していただいて生じた、いかなる事故や怪我、病気などの責任は一切負いかねますのでご了承ください

 

問題の答え:

 眠れない時に『ひつじの数を数えると眠れる』と言う考えが生まれた理由は、実は3番の『ひつじ』という言葉が眠気を誘うと考えられていたためです。

 説はいくつかあるのですが、もともとこの言い伝えはイギリスが発祥らしく、厳密に言うと日本語の『ひつじ』が眠気を誘うのではなく、英語の『sheep』と言う言葉が眠気を誘うと考えられていたためです。

 その理由の一つは、英語の『sheep』は単数形も複数形も『sheep』なので、『one sheep, two sheep, three sheep...』と数えていきます。で、羊の数を数えていくうちに、『shee』と言う音が眠気を誘うと言う考え。

 もう一つ主要な理由は、『sheep』という単語と『sleep(ねる、ねむる)』と言う単語が似ているため、催眠術のように自分に『ねむる〜、ねむる〜』と暗示をかける効果があると考えられるためだそうです。そのほかにもいくつか説はあるのですが、この二つがメジャーな説のようです。どうですか?皆さんはどう思いますか?

 

 はい、今日は以上です。最後まで読んでいただきまして、どうも有難うございました。