ねこログ

2児のパパ&主夫で外国語講師をしています。趣味の語学学習や子育て、簡単な男の料理、お菓子作り、家事の悩みや工夫、ライフハックなど色々と書いた雑記ブログです。

『15分、30分、1時間、2時間』を英・中・西・独・葡の6ヶ国語で

 みなさんはアメリカの『24-TWENTY FOUR』と言うドラマを見たことはありますか?

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 アメリカの映画『スタンド・バイ・ミー』で不良グループの番長役をして一躍有名になったキーファー・サザーランドさんと言う俳優さんが主役を演じているスパイ・アクションドラマです。1回1時間の放送で、ドラマの中の時間も1時間進み、合計24回ドラマを見るとドラマの中でも24時間経って、一つのシーズンが終わると言う非常にユニークな進行の仕方をする人気ドラマでした。2001年に第1シーズンが始まり、合計8シーズン(8年間)+スピンオフが1シーズン、約10年間近く続いた超人気ドラマです。

 さて、今日はこのアメリカの人気スパイ・アクションドラマ『24-TWENTY FOUR』の24時間にちなんでの問題です。1日はなぜ24時間なのでしょうか?

今日もいつも通り3択で参りましょう!

①現在の人間では退化してしまったが、人類はもともと指が12本あった。つまり、両手両足の指の数を合わせると、指の数が24本になり、そう言った理由で1日24時間になった。

古代ローマ帝国で、『1日を何時間にしようか』と言う会議が開かれた。その時に、その会議に出席していた人数が24人いたので、『じゃあ、1日24時間にしよう』となり、それが現在まで受け継がれているから。

③その昔エジプトで、まず、1日を昼間と夜の2つに分けらた。そして、さらに昼を12等分、夜を12等分して時間を決めた。そのため、昼間の12時間プラス夜の12時間で合わせて24時間となった。

 

 この問題の回答は、このブログの最後の方で発表します。後でのお楽しみに。

 さて、と言う訳で、今日は所要時間の言い方を英語・中国語・スペイン語・ドイツ語・ポルトガル語でご紹介させていただきます。

 前回は『歩いて約10分です。』と言う表現を練習しました。外国人観光客に『地点Aから地点Bまでどのくらい時間がかかりますか?』と聞かれた場合に役に立つ表現です。そこで、今日は前回の『歩いて約10分です。』の『10分』のところを別の時間を入れて言えるようにしていきましょう!

 ちなみに、前回の『歩いて約10分です。』と言う表現は覚えていますか?『あれ?なんて言うんだったけかな?』と言う方はぜひ上のリンク↑をクリックして復習しましょう!それでは今日のフレーズです。

 

第21回目:今日のフレーズは:

『約15分、約30分、約45分、約1時間、約2時間』

(yaku juu go hun, yaku san jup pun, yaku yon juu go hun, yaku ichi jikan)

です。

 日本語の場合、前回の『歩いて約10分です。』の『約10分』を『約30分』にすることもできます。『約1時間』にすることもできますよね。なので、日本語と同様に、このブログでご紹介させていただいている他の言語でも、前回の『歩いて約10分です。』の『約10分』の部分を今日ご紹介させて頂いている時間に置き換えていただければ、『歩いて(所要時間)です。』と言うことができます。さらに、シリーズ第17回の移動手段のところで出てきた別の移動手段を使えば、『電車で約1時間です。』と言うこともできます。それでは今日も張り切って参りましょう!

 ちなみに、このブログでご紹介させていただいている英語、中国語、スペイン語、ドイツ語、ポルトガル語の表現は、まず私が日本語でフレーズを考えます。そして、それを自分で訳してみます。で、ネイティブの知人や友人に聞いてみたり、中国語は私の家内が中国人なので、家内に確認してもらってます。

 あと、Udemy と言うオンラインレッスンのサイトがあるのですが、私もそこでよくレッスンを受講してます。で、レッスン中にネイティブの先生に確認してもらったりしてます。なので、訳文はネイティブお墨付きの表現です。安心して使っていただけます。ただし、録音の音声は日本人である私の声なので、参考程度にしておいてくださいね。なので、もしネイティブの方で、『私録音やってあげるわよ~』と言う親切な方がいらっしゃいましたら、一言声をかけていただけるとありがたいです。

 

英語:

about 15 minutes, about 30 minutes, about 45 minutes, about 1 hour, about 2 hours

解説:

 前回、『歩いて約10分です。』を英語で言うと『It takes about 10 minutes on foot.』と紹介させていただきました。

 なので、『歩いて約30分です。』と言うのであれば:

『about 10 minutes(約10分)』を

  →『about 30 minutes(約30分)』

に変えればOKです。

『歩いて約30分です。』

 →『It takes about 30 minutes on foot.』

 

中国語:

十五分钟左右、三十分钟左右、四十五分钟左右、一个小时左右 、两个小时左右』

(shí wǔ fēn zhōng zuǒ yòu, sān shí fēn zhōng zuǒ yòu, sì shí wǔ fēn zhōng zuǒ yòu, yí ge xiǎo shí zuǒ yòu, liǎng ge xiǎo shí zuǒ yòu)

解説:

 前回、『歩いて約10分です。』を中国語で言うと『走路去要十分左右。』と紹介させていただきました。

 なので、『歩いて約30分です。』と言うのであれば:

『十分左右(約10分)』を

  →『三十分左右(約30分)』

に変えればOKです。

『歩いて約30分です。』

 →『走路去要三十分左右。』

 

スペイン語

unos 15 minutos, unos 30 minutos, unos 45 minutos, aproximadamente una hora, unas 2 horas

解説: 

解説:

 前回、『歩いて約10分です。』をスペイン語で言うと『Se tarda unos 10 minutos a pie.』と紹介させていただきました。

 なので、『歩いて約30分です。』と言うのであれば:

『unos 10 minutos(約10分)』を

  →『unos 30 minutos(約30分)』

に変えればOKです。

『歩いて約30分です。』

 →『Se tarda unos 30 minutos a pie.』

 

 

ドイツ語:

ungefähr 15 Minuten, ungefähr 30 Minuten, ungefähr 45 Minuten, ungefähr 1 Stunde, ungefähr 2 Stunden

解説:

 前回、『歩いて約10分です。』をドイツ語で言うと『Man braucht ungefähr 10 Minuten zu Fuß.』と紹介させていただきました。

 なので、『歩いて約30分です。』と言うのであれば:

『ungefähr 10 Minuten(約10分)』を

  →『ungefähr 30 Minuten(約30分)』

に変えればOKです。

『歩いて約30分です。』

 →『Man braucht ungefähr 30 Minuten zu Fuß.』

 

ポルトガル語

cerca de 15 minutos, cerca de 30 minutos, cerca de 45 minutos, cerca de uma hora, cerca de duas horas

解説:

 前回、『歩いて約10分です。』をポルトガル語で言うと『Demora cerca de 10 minutos a pé.』と紹介させていただきました。

 なので、『歩いて約30分です。』と言うのであれば:

『cerca de 10 minutos(約10分)』を

  →『cerca de 30 minutos(約30分)』

に変えればOKです。

『歩いて約30分です。』

 →『Demora cerca de 30 minutos a pé.』

 

あとがき:

 前回『歩いて約10分です。』と、目的地までの所要時間をとりあえず約10分と設定してご紹介させていただきました。そこで今日はもっと別の時間も言えるように『約15分、約30分、約45分、約1時間、約2時間』と言う時間の表現をいつも通り中国語・英語・スペイン語・ドイツ語・ポルトガル語で紹介させていただきました。『交通手段の言い方』の表現と合わせて、色々な組み合わせの表現を作っていただければと思います。

 2020年の東京オリンピック·パラリンピックでボランティアをされる方、会場付近にお住まいの方、ホテルやレストラン、お店など、サービス業に従事されている方、このブログがあなたのお役に立てれば嬉しいです。また、みなさんもこのブログのことをぜひ応援していただければと思います。 

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冒頭のクイズの回答:

 はい、それではクイズの回答の時間です。『1日はなぜ24時間なのでしょうか?』と言う問題でした。3択で、

①現在の人間では退化してしまったが、人類はもともと指が12本あった。つまり、両手両足の指の数を合わせると、指の数が24本になり、そう言った理由で1日24時間になった。

古代ローマ帝国で、『1日を何時間にしようか』と言う会議が開かれた。その時に、その会議に出席していた人数が24人いたので、『じゃあ、1日24時間にしよう』となり、それが現在まで受け継がれているから。

③その昔エジプトで、まず、1日を昼間と夜の2つに分けらた。そして、さらに昼を12等分、夜を12等分して時間を決めた。そのため、昼間の12時間プラス夜の12時間で合わせて24時間となった。

だったのですが、正解は③です。

 ちなみに、なぜ12と言う数字を使ったかと言うと、それには月の満ち欠けが深く関係しているんです。月の満ち欠けの周期は約30日で1回です。そして、それを12回繰り返すとだいたい1年になります。そのことから、古代のエジプトの人たちにとって『12』と言う数字は数字の基本的な単位だったんです。そして、『昼間を12等分して12時間、夜を12等分して12時間。昼間と夜のそれぞれの12時間を合わせたら、1日が24時間になった。』と言う時間の数え方を現在でも採用していると言う訳です。ご存知でしたか?

 はい、と言うわけで今日は以上です。それでは、また次号でお会いできることを楽しみにしております。今日も最後までお読みいただきましてありがとうございます。