ねこログ

2児のパパ&主夫で外国語講師をしています。趣味の語学学習や子育て、簡単な男の料理、お菓子作り、家事の悩みや工夫、ライフハックなど色々と書いた雑記ブログです。

家庭で自分の子供に英語を教える方法⑤:音読

毎日少しずつ、親子でできる簡単英会話レッスン

音読編:

 

『こどもに英語が話せる様になってほしいけど、どうしたらいいんだろう?』

英会話教室と学校の英語のレッスン以外でどんなことができるんだろう?』

『何か親子でできる英語の練習方法はないかな?』

 小中学生のお子さんをお持ちの方、こんなふうに思ったことはありませんか?語学の習得は毎日少しずつでいいので継続することがとても重要です。

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(我が家の子供たちが振り付けをしながら英語のマザーグースを暗唱しているところ)

 そこで今日は、我が家で行なっている、必ず効果が現れ、しかも、親子で簡単に続けられる英語習得のための練習方法を紹介させていただこうと思います。

 あなたのお子さんが将来、英語をペラペラと話しているところを想像してみてください。ワクワクしてきませんか?それではご紹介します。その魔法の様な方法とは...

『音読』

です!

 

 『えええ!音読ですか?』と思われた方がいらっしゃいますか?、はい、まあ、それだけで十分というわけではないのですが、単純で、昔からあり、誰もが1度ぐらいはやった経験のある『音読』が、実は意外と最も効果的な英語学習法の1つなんです。

 そこで今日は『我が家ではこういう風にやってます。』というのを紹介させていただければと思います。小さいお子様や小中学生のお子様をお持ちの方で、お子さんに英語が将来話せる様になってほしいという方の参考にしていただければと思います。

 

経緯:

 みなさんこんにちは。当ブログに興味を持っていただきましてありがとうございます。ミッチです。現在私は自分の娘たち(長女=新中学1年生、次女=新小学1年生)に自分で毎日少しずつ英語を教えているます。先先週までは、カードを使ったり、ゲームをしたりしながら英語の練習をしていたのですが、先週から私が少し手を抜いています。というのも、子供たちは春休みなんですが、私は普段通り仕事があり、それプラス、次女の歯列矯正のための食生活改善とエクササイズ、車検だ、免許更新だ...だとかで...

 ってすみません。言い訳ですね。本題に戻りましょう。で、子供たちの英語学習に最近ちょっと手を抜いているのですが、語学習得は継続がとても大切。なので、先週・今週は手軽にできて効果大の音読に重点を置いて練習しています。

 

 

行い方:

 私が英語を読んで、子供たちにリピートさせるだけです。音読する時のポイントは、手を叩いてリズムをとりながら練習することです。↓こんな感じです(Baa Baa Black Sheep)。

ゆっくりバージョン:

はやめのバージョン:

iOS以外の端末で当ブログをご覧になっている方は、音声を再生できると思います。私の声を録音したものですが参考にしていただければありがたいです。

Baa Baa Black Sheep

Baa baa black sheep, have you any wool?

Yes, sir, no sir, three bags full.

One for the master, one for the dame.

And one for the little boy 

who lives down the lane.

(多少地域によってバリエーションがあります。)

 

ステップ①

 まず次女(新小学1年生)が練習できる内容の英語を、長女(新中学1年生)に教えます。上のオーディオの様に、次女にはマザーグースを使って練習しています。次女の場合はまだ英語が読めないので、音読というよりはむしろ暗唱になります。

 ちなみに、YouTubeのチャンネルで、『Little Baby Bum - Nursery Rhymes & Kids Songs』と言うチャンネルがあるのですが、そのチャンネルにはマザーグース(ナースリーライム)や英語の童謡がたくさんあります。アニメーションも可愛く、小さいお子様はみているだけでも楽しめる動画ばかりです。幼稚園児・保育園児のいらっしゃるパパ・ママには絶対おすすめのYouTubeチャンネルです。リンクを貼っておきますので、参考にしていただければと思います↓

www.youtube.com

ステップ①の所要時間は2分程度です。

 

ステップ②

 残りの約8分は、長女に英語の短い物語を音読させます。練習の仕方は上の録音と同じ要領です。発音をチェックしたり、意味も確認しながら行います。1日3〜7行程度の音読になります。なので、一つの物語を全て読み終えるのに数日かかります。

 ということは、物語をその日は途中までしか読まないので、長女は『えええ!この続きはどうなるの?』って気になるみたいです。言い換えると『翌日も、もっと読みたい』という気持ちで練習を終了できるので、好奇心を持って英語が学べるという利点になります。

 ちなみに、長女に英語の音読をさせる時に使用している教材は、NHK出版の『Enjoy Simple English Readers: 涙と笑いのショート・コメディー!Short Stories』というものを使っています。レベルは中学生3年生の英語終了時レベル(英検3級レベル)です。読んでいて、本当に笑えて泣ける面白いショートストーリーが英語でたくさん書いてある本です。我が家ではAmazonキンドルのダウンロードバージョンを使っているのですが、CD付きのものも売っているので、ネイティブの発音も聞けます。英検3級レベルの方で、英語の読み物をお探しの方にはおすすめです。また、シリーズになっているので、もっとレベルの高いものや、日本の童話を英訳したものなどもあります。参考までにアマゾンのリンクを貼っておきます↓

 

 ステップ③ 『長女がマザーグースを次女に教える』

 今度は長女から次女にマザーグースを教えさせます。私はそれを夕食の支度をしたり、食器を洗いながら監督するだけです。

 長女はマザーグースを次女に教えることにより、さらに10分間英語の音読をすることになるので、合計で20分間ほど英語で音読をすることになります。また、マザーグースは韻を踏んでいたり歌になっているので、2日目ぐらいになると詩を完全に暗記してしまいます。

 実はこの時、私にはもう一つ、意図があるんです。長女が次女に英語の練習をさせている時、長女は次女に飽きさせない様に工夫をしなければなりません。振り付けを考えたり、『今度はヒカキン風にアレンジしてみよう!』とか、『泣いてるフリをしながらやってみよう!』などという風にアレンジを加えるんです。そうすることにより、長女は気づかないうちに、人に英語を教えるテクニックも身につけているんです。↓こんな感じに↓

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以上です。

 

音読はなぜ英語習得にいいのか?

 なぜ音読は英語や外国語の習得に良い学習法なのかということはまた別の日に書かせていただく予定です。それだけで、かなりのコンテンツになりますので。乞うご期待ください。

 

終わりに:

 当ブログでは、不定期ですが週2〜3回ほど、男の子育て(『男の子+育て方』ではなく、『男の+子育て』ですよ。)、語学教育、語学学習、男のレシピ、旅行、生活の知恵、ペットの話など、様々な内容のブログを公開しております。よろしければぜひ読者登録よろしくお願いします。

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 今日も最後までどうもありがとうございました。