ねこログ

2児のパパ&主夫で外国語講師をしています。趣味の語学学習や子育て、簡単な男の料理、お菓子作り、家事の悩みや工夫、ライフハックなど色々と書いた雑記ブログです。

高校入試の準備は中学3年生の10月からではもう遅い?

 定期テストの時とかに、友達に『勉強した?』って聞くとどんな答えが返ってくる?ちょっと思い出してみよう。
 どうだろう?君の友達のほとんどが:

『やべ~、今回ぜんぜん勉強してね~よ~。』とか、

『直前にちょっとノート見ただけ!』とか

『今回はもうあきらめた!』とか

『ヤバイから、ほんと今回はヤバイから!』

なんて言う答えが返ってくるんじゃないかな?

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 でも友達のそんな言葉にだまされちゃダメだぞ!しっかり勉強している人は『俺超勉強した!100点満点以外ありえね〜よ。』なんて絶対に言わない。なぜかって?だってみんなが『勉強してない』って言うからだよ。でも、君の同級生の中には、中学1年生の2学期ぐらいから、もう高校の受験対策や高校入学の準備を始めているお友達は結構いるっていうことを肝に命じておこう!『もう始めてるよ!』なんて本当のことを君に言ってくれる人は少ないけどね。

 実際に、私は昔、関東地方では有名なある英会話学校で英語を教えていたのだが、中学生の生徒さん達のクラスは全て高校受験と英検取得のための指導がメインだったんだ。で、その英会話学校に通っている生徒さん達は、小学6年生の2月から中学生コースを受講することになっていて、中学生コースの一番最初のレッスンは、高校受験には何が必要かとかそう言う話からレッスンが始まる。つまり、その英会話学校に通っている小学生さん達は、まだ中学校に入学していないうちから、高校受験の準備をはじめていことになる!これは何も私が務めていた英会話学校に限った話じゃなくて、小学6年生の2〜3月ぐらいから学習塾に通うと、どこももう高校入試の準備だ!
 『じゃあ、もう中学生のオレはどうしたらいいんだ!』って思うかもしれない。大丈夫、安心して。このブログを読んでいる君にはまだ十分時間がある。このブログを書いている私なんか、中学3年生の10月ごろになってやっと本格的に受験勉強を始めたんだ。

 中学3年生の8月には部活を引退していたんだけど、勉強するのが嫌だったから、時々部活に顔を出してたんだ。そしたら、ある日、部活の後輩に『ミッチ先輩って部長だったくせにバカだったんですね!』って言われたんだ。実は後輩にそう言われた数日前に、先生に『お前このままじゃ行ける高校がないぞ!』って言われたんだ。で、それを後輩の誰かが聞いていたらしいく、後輩の中で密かにその話が広まっていたらしい。で、それからやっと本気で勉強をする気になった。最終的には担任の先生も応援してくれたおかげで、なんとか中の下ぐらいの高校に入学できた。

 一度お尻に火がついてからは、学校のある日は毎日5〜7時間の勉強、そして3年生の冬休みは毎日12〜14時間ぐらい勉強したんだけど、とにかく悔しかったことを覚えてる。勉強しながらいつも『クッソ〜、絶対みんなを見返してやる!』って思いながら勉強していたのを覚えている。

 まあ、それも今となっては、話のネタになるからいいんだけど、でも、高校入試まで君にまだ時間があるんだったら、高校入試の準備を今日からもう始めることをおすすめする。

 じゃあ具体的にはどうしたらいいんだろう?それでは実際に一つ一つ見ていこう!

 
まずは定期テスト
 みんなも知っている通り、学校の定期テストは、学校の授業の内容をしっかり覚えられているかどうかを確認するための試験。でも定期テストの目的はそれだけじゃあない。中間テストや期末テストの成績は、高校受験の時にもひびいてくる。なぜかと言うと、君が高校受験をする時に、中学校の先生が内申書(ないしんしょ)と言うものを君の受験する高等学校に提出する。そして、そこには次の様なことが書かれる↓
①成績
②出席・欠席の記録(日数や学校を休んだ理由など)
③特別活動の記録(部活や生徒会活動、文化祭、ボランティア活動などでの活躍の様子など)
ね!上の①に『成績』って書いてあるでしょ。君が希望している高校に入学するためには、高校入試の時だけ頑張れば良いって言うわけじゃないんだ。
 と言うことで、各学期に1〜3回行われる定期テストでもしっかり良い点数を取っておいた方が、自分の行きたい高校に無事入学できるチャンスが大きくなる。推薦入学をねらっているの場合は特にだ。

 

それから出席率も!

 それから、上の②にも書いてある様に、授業への出席・欠席もとても大切。風邪をひいてしまったり、入院をして学校を休んでしまうのは仕方ない。だけど、『今日は学校でマラソン大会があって嫌だから休んじゃおう!』とか、『靴下に穴が空いちゃったから、今日は学校休んじゃおう!』なんて言うのはなるべくやらない様にした方がいいぞ。

 

活躍できる時には活躍しておく!

 君に『ザ・中学校生活』って言うと何を思い浮かべる?と聞くと、一番多い答えが『部活』だ!で、毎日部活を楽しみに学校に行く人も多いかもしれないが、実は部活動での活躍も高校入試ではとても大切。それは何も、『全国大会出場』とか、『地区大会で1位』とかだけではなく、『真剣に部活に取り組んでいた』かとか『部長をしていた』とかもそう。

 それから、学級委員長や、生徒会活動、文化祭役員、ボランティア活動などに積極的に関わってきたかなどもとても重要になってくる。だから、先生にもし『OOさん、文化祭のOO係になってもらえませんか?』なんて声をかけられたら大チャンス!先生は君に信頼を寄せて、君にだったら任せられると思っているから声をかけてくれているんだ。それから、先生だって人の子。『この子は特に応援してあげたい!』って思っている生徒がいないわけでもない。だから、先生がこう言う風に声をかけてきた時は、君に、『高校入試の時にこの経験が有利になれば』って思って誘ってくれているんだ。だから、学級委員長とか、OO係とか、そう言う面倒臭そうなものに先生があえて誘ってくる場合は大チャンスが巡ってきたと思おう!

 もし先生からのお誘いがなくても、心配はいらない。もし先生からお誘いがなかったとしても、自分から積極的にこう言う活動に関わっていこう!

 

高校入試に強い味方、英検・漢検
 あとこれプラス、日本漢字能力検定(通称、漢字検定とか漢検と呼ばれている検定試験)と実用英語技能検定(通称、英検と呼ばれている検定試験)を合格しているかどうかも多くの高等学校は見てくる。

英検・漢検は、いつまでに何級を取っておくべきなのか?
 それでは、英検・漢検を取っておくと高校入試に優遇されるという話をしたところで、よく聞かれるのが、『いつまでに必要なんですか?』『何級が必要なんですか?』『どの様なタイミングで受験すればいいんですか?』という質問だ。
 答えから言うと、英検であれば3級以上、漢字検定の場合は2級以上を中学3年生の秋までに、取っておく必要がある。
ちなみに、英検のレベルは:
 -英検5級合格 = 中学1年生の英語をマスター
 -英検4級合格 = 中学2年生の英語をマスター
 -英検3級合格 = 中学3年生の英語をマスター
 -英検準2級合格 = 高校2年生の英語をマスター
と一般に言われている。英検は3級以上が高校受験の優遇対象ということは、できれば中学校一年生の3学期にはできれば英検4級を合格しておきたい。少なくても英検5級だ。

 で、中学校二年生終了時には中学校3年間分の英語を一通り勉強しておいて、2年生の3学期には英検3級、少なくても英検4級を合格しておくのが得策だ。で、3年生の2学期までには英検準2級をできれば合格しておきたい。

 で、英検や漢検は検定試験なので、場慣れ(ばなれ:その場所に何度も通い、雰囲気に慣れておくこと)がとても大切。英検や漢検で試験会場の雰囲気に慣れておくと、高校入試の時にも緊張しなくなる。なので受かる受からないはそれほど気にしなくていいから、とにかく何度も英検や漢検を受験して受験慣れをしておこう。

 それと同時に、専用の問題集などで問題の出題傾向に今のうちから慣れておく必要がある!英検と漢検の参考になりそうなリンクをいくつかこの下に貼っておいたのでぜひ参考にしてくれ。
-漢検公式サイト

-漢検の模擬問題を出題しているサイト

-英検公式サイト

-英検協会公式サイトで見れる、英検の過去問題

-旺文社の英検対策問題集とCDがひとつに【旺文社 英検ネットドリル】