ねこログ

2児のパパ&主夫で外国語講師をしています。趣味の語学学習や子育て、簡単な男の料理、お菓子作り、家事の悩みや工夫、ライフハックなど色々と書いた雑記ブログです。

国際結婚の夫婦が話す言語はコレだ!

 みなさんはお知り合いに国際結婚のご夫婦や、日本人と外国人の組み合わせのカップルのお友達とかいらっしゃいませんか?最近では、国際結婚はそれほど珍しいというわけではなくなりつつありますが、決して多いわけでもないでしょう。みなさんは、『国際結婚をしている人たちに何か質問をしてみてください』と言われたらどんな質問をしてみたいですか?

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 みなさん、こんにちは。当サイトのクリエーターのミッチです。実は我が家も国際結婚の夫婦です。私は日本人なのですが、私の家内は中国人なんです。私は高校卒業後、アメリカに留学したのですが、その時に同じ大学に中国から留学しにきていた家内と知り合い、6年間交際→学生結婚→卒業→日本にやって来たという次第です。

 私たち夫婦が日本にやって来て(というか、私の場合は『日本に帰って来て』なのですが...)かれこれ13年ほど経ちます。で、知人や友人、知り合った人たちに『私たちは国際結婚です』と言うと、けっこう色々な質問を受けます。

 そこで今日から何回かに分けて、そう言った国際結婚の夫婦に対するご質問にお答えしていこうと思います。そして、今日はまず、そう言ったご質問の内容の内、一番頻繁に受ける質問についてお話ししてみたいと思います。それは言語についての質問なんです。具体的にいうと、下記の3つです。

『普段ご家庭では何語を話すんですか?』とか

『お子さんは何語がはなせるんですか?』

『お子さんには何語で話をするんですか?』

という質問です。

 それでは、我が家の場合は状況によって色々と使い分けているので、状況ごとに詳しくご説明させていただきますね。今日はまずその導入として、私たち夫婦間での言語についてです。

 

夫婦間での言語は:

 国際結婚をしているご夫婦や外国人と日本人の組み合わせのカップル、みなさんそれぞれ違うと思うのですが、我が家の場合は基本的には全て英語での会話になります。というのも、私たち夫婦はともに英語を母国語として話すわけではありませんが、英語圏に8年間住んでいました。なので、母国語ほど英語が流暢というわけではありませんが、英語が日常生活で一番使用する言語でした。

 しかも、私たち夫婦がお互いに知り合った時、私は中国語を話せませんでしたし、家内なんか日本に来るまでは日本語を勉強したことすらありませんでした。なので、夫婦での共通言語は初めてクラスメートとして知り合った時から、6年間の交際期間中、そして結婚後、ず〜っと英語が夫婦間の共通言語になっております。

 そう言う話をすると、『でも、今は日本に住んでいるんだし、今は奥さんは日本語を流暢に話すんだから、夫婦の共通言語も日本語に変えた方が便利じゃありませんか?』とよく言われることもあります。それも一理あると思います。事実、私の家内は、職場で英語も使うのですが、日本語を使う頻度の方が圧倒的に多いです。なので、仕事から疲れて帰ってくると、頭の中の言語脳がまだ日本語から英語に切り替わっていなく、まれに私にも日本語で話をしてくることがあります。それから、日本の食べ物の話や、日本語ならではの表現は、英語にいちいち訳して話をするよりも、その単語や表現だけ日本語をそのまま使った方が会話が効率的に進みます。だったら一層のこと、日本に住んでいるんだから、夫婦間の共通言語も日本語にしてみては?確かにそうすることもできるでしょう。

 でも、私たち夫婦は、それでもいまだに夫婦の共通言語は英語です。それには、ちゃんと理由もあるんです。で、その理由というのが、下の4つ。

1つめの理由:1つ目の理由は簡単です。『英語で会話をするのが習慣になっている』からです。今までずっと英語が夫婦共通言語で十分に意思の疎通ができて来ていたので、別に今更それを変える必要はないからです。

2つめの理由:2つ目の理由は、夫婦お互いに、仕事で英語が必要だからです。普段から英語を使用して、英語力を鍛えているというわけです。

3つめの理由:3つ目の理由は、それは『英語がお互いに平等だから』です。私の家内は日本に来てもう13年。職場でも日本人の同僚と普通に日本語で会話し、日本語でのプレゼンや後輩社員に対する社員研修などもじゃんじゃん日本語でこなせるレベルの日本語力を持っています。私の方はというと、私も中国語をかれこれ20年間くらい勉強していて、中国の滞在歴もあります。自分で言うのはなんですが、結構自由なレベルで中国語を話すことができます。なので、私たち夫婦には、コミュニケーションのための言語が、英語・中国語・日本語の3つあります。しかし、それでも私たち夫婦2人の英語のレベルが、他の言語よりも釣り合っているので、お互いを最高レベルで理解しあうには英語がベストなんです。

4つめの理由:そして最後、4つ目の理由は、子供達の英語の勉強のためにです。私たち夫婦は、子供達には特に『OO語を使って話をしなさい』という様な、特定の言語を話す様に強要はしていません。なので、日本にいる間は、我が家の子供達は普段、私たち夫婦に日本語で話をして来ます。しかし、私たちの子供達は私たち夫婦が普段からいつも英語で会話をしているので、子供達も英語を聞く耳がだいぶ鍛えられているんです。

 事実、中学1年生の長女なんかは、夫婦間の英語での会話を9割程度は理解しています。時々私たち夫婦の英語での会話の内容が専門的すぎたり、娘が知らない様な単語がたくさん出てくる会話をしていると、『さっきのOOって、OOっていうこと?』とか話の内容を確認してくることがあるんですが、たいていの場合、娘のその予想であっています。というわけで、3つ目の理由は、私たちの子供達の英語の勉強のためです。

 

国際結婚の子供達は何語を話す?

 さあ、そこでよく質問されるのが、『じゃあお子さんたちとは何語をはなされるんですか?』 という質問です。で、みなさん私の回答を聞くと『ええええ!まじですか!』とビックリされます。

 というわけで、次回は我が家の『親と子供間で使用する言語』についてお話していこうと思います。

 

終わり:

 というわけで今日は以上です。当ブログサイトでは、私の主夫としての苦悩・工夫、男の育児や家事に関して、私の専門である英語や中国語、スペイン語チュートリアル、語学学習など、様々な内容を全て無料で公開しております。まだ読者登録をしていない方は是非読者登録を宜しくお願いします。また、ご意見・ご感想もコメント欄にドシドシと宜しくお願いします。

 それでは、また次号でお会いできることを楽しみにしております。今日も最後までお読みいただきましてありがとうございます。