みなさんこんにちは。ミッチです。
秋口に公園や、学校や幼稚園などの庭でよく見かけるドングリ、コロコロ・ピカピカしていて可愛いですね。保育園生や小学生だけでなく、大人になっても、つい拾って口の中に入れてしまいますよね。
しかもドングリ拾いって中毒性があるのは、古今東西、老若男女だれでもおなじ。一度拾い始めると時間が経つのも忘れて、ついどんどん拾っちゃって、ビニール袋いっぱいなるまで拾っちゃう。で、家に帰る頃には『やっベ〜、またこんないらんものをこんなに拾っちまった。持って帰ってもどうすりゃいいんだろう!』って後悔。
まあ拾ったドングリは保存しておいて、冬の蓄えにするのもよし。フリーマケットやメルカリ、楽天などで販売するのもよし。幼稚園や保育園、小学校に通っているお子さんがいらっしゃるのであれば、学校の図工や工作、音楽の授業だけではなく、物理や法律、医学の授業などにも使うこともありますので、保存しておけば色々と便利です。それから、何年も保存しておけば、もしかすると、ビンテージ物のジーンズやワインみたいに希少価値がついたり、通貨制度が現金からドングリに替わり、『どんぐり一粒が何億円!』なんて時代が来るかもしれません。iPadやiPhone、スマホなどの電子端末にはドングリをつけることによって、外付けドライブやプロジェクターも接続できるらしいです。それだけではありませんね。夜の赤城山を散歩していて、いきなり短ランボンタンでバナナをくわえたヤンキー集団に囲まれてしまったら、『ちょっとまってね!』と言ってポケットからドングリを取り出しましょう。強力な武器としても使えます。あなたの手に握られたドングリを見て、ヤンキーたちは猛ダッシュで逃げていくこと間違いなし。
さて、色々と便利なドングリですが、拾ってきたものの:
放っておいたらカビが生えてしまう!』とか
『虫がわいて出て来る!』とか
『パクリっと割れてしまう!』など
の原因で、どんぐりの保存にお悩みのかたが多いと言うことはご存知でしたか?
公園に落ちているどんぐりは、拾ってきて何もしないで放っておくと、集めてきて1週間程度でカビが生えたり、虫がわんさかと湧いてきたりしてしまいます。しかも、もし拾ってきたのが、小さなお子さんたちだったら、そんな変わり果てた姿になったどんぐりちゃんたちを見て、さぞかしがっかりすることでしょう。
そこで、我が家で、子供達が公園で拾ってきたドングリを家宝として後世に残すために色々な保存方法を試してみました。と言うわけで、今日は我が家で試してみて失敗だったどんぐりの保存方法&成功したどんぐりの保存方法をご紹介させていただこうと思います。参考にしていただければ嬉しいです。
失敗した保存方法①アルコール
アルコールを吹きかけたあと、風通しの良い日陰で数日間乾かしてみました。
→無意味でした。1週間経つと、いつも通り様々な虫が現れてきてしまいました。
失敗した保存方法②風通しの良い場所で乾かす
→やはり失敗。アルコール同様、1週間ほど経つと、様々な虫が現れてきたり、ドングリにヒビが入ったりしてしまいました。
そのほかに、『冷凍庫で冷凍保存してみようか』と言うアイデアもあったのですが、家内に却下されてしまいました。『どんな虫や菌がいるかわからないんだから〜!』とのこと。また、『ホルマリン漬けにしてみては』と言うアイデアもあったのですが、『理科室の蛇の標本じゃないんだから〜!』と言うことで、こちらも却下。『お鍋にドングリと砂糖を入れて、煮詰める』と言うアイデアもあったのですが、『ジャムを作ってどうするだ〜!』とツッこまれてしまいました。さて、それはさておき、それでは今度は、どんぐりの成功した保存方法を見ていきましょう!
成功した保存方法①茹でる
『茹でる』って半分料理になってますが、保存目的です。こちらはバッチリ成功しましたので、手順もご紹介いたしますね。
準備するもの:
-どんぐり(←これがなかったら始まりませんね。)
-100円ショップで売っている安価なナベ(ご家庭のコンロがIHの方は、ちゃんとお鍋がIHに対応していることをご確認ください。)
手順:
1. まず、拾ってきたどんぐりの中から、ヒビが入っているものや、かけているもの、虫に食われた形跡の残っているものを捨てます。
2. そして、上記の仕分け作業で残ったきれいなどんぐりを水洗いし、泥などを洗い落とします。
3. お鍋に水をいれ、その中に上の2番のどんぐりを入れます。
4. 15分から30分ほどしっかりゆで、ザルで水を切ります。
5. 2〜3日間、風通しの良い日陰で乾燥させます。※ヒビが入ってしまうことがあるので直射日光は避ける。
上記のステップを踏んで処理すれば湿気の極端の多い場所や虫がウジャウジャ出てきそうな場所、土に触れるような場所に置いておかない限り、カビが生えたり虫がわいたりするようなことはないようです。もう2年ほど前になるどんぐりが、拾ってきてすぐにこの方法で処理したところ、いまだに当時と同じ状態で保存できています。あとはこれがいつの日か希少価値がついて、1粒数億円の値がつくのを待つだけです。
ちなみに、みなさんは、『こんなものガラクタじゃん』って思っていたのに、何年も保存しておいたら、価値が何倍、何十倍、何百倍にもなっちゃった!なんて言うものご存知じゃありませんか?世にある高額な骨董品やビンテージ商品も、かつては量産された商品の一つだったと言うことが結構よくあるものです。
また、どこの国の出来事だったか忘れてしまいましたが、こんな話もあります。ある公園かどこかに、家具にすると非常に美しい家具ができると言われている大木が生えていました。その大木は非常に珍しい種類の木だったらしいのですが、地元の人たちはそんなこと一切知りません。そのため、ある日、近所に住んでいる人たちは、その木を切って薪にしてしまったそうなんです。その木のほとんどが薪として売られてしまったあとになって、たまたまその木の一部を見た通りすがりの人が『こっ、これはOOじゃないか!』っと叫んだとか。なんと、その木で作った木材は、何千万円で取引されている非常に高価で珍しい木だったそうです。しかし、この公園の近所に住む人たちがその話を聞いた時には時すでに遅し。その大木のほとんどがすでに薪として売られ、灰になってしまっていただとか。
なので、みなさんがどこかの公園で何気なく拾ってきたどんぐりも、大切に保存しておくと、いつの日か何億円と言う値がつく、高価なものに変身してしまうなんて言うことだって、全くありえないとは言い切れませんよ。ん〜、夢が広がりますね。
はい、と言うわけで、今日は我が家流、どんぐりの保存方法をご紹介させていただきました。お子様が公園や学校の校庭で拾ってきたドングリの長期保存方法をお探しの方、参考にしていただけると幸いです。