こちらは一週間前に我が家にやってきた子猫のまるです。保護された子猫を我が家で里親として迎え入れたのですが、どうやら尿か大便に血液が混じっているようなんです。そこでそのような場合の対処法について少しお話をしたいと思います。
猫の尿や大便に出血の跡がうかがえる場合の原因と対処法:
まず、この子猫なのですが、ある方のお庭で保護された子猫でした。ですが、その方のご家庭では飼うことが出来ないということで、我が家で里親として迎えさせていただいた次第です。名前は『まる』です。
で、この子猫のまるなのですが、実は数日前から、尿に血液が混じっているようなんです。数日前に『もしかして〜...』と気になり始めたのですが、確信がありませんでした。確信が持てなかった理由は、我が家にはすでに先住猫がいるため、どちらの猫の血液なのか特定するまでに手こずってしまったんです。しかし、昨日猫砂利とトイレットシートを新しいものに変えて、猫用トイレの前で見張っていたらやっぱり!血尿があるのは子猫のまるの方ということがわかりました。
今日は大晦日(12月31日)なので、動物病院も午後から3日間のお正月休み。そのため今朝は朝ごはんを速く済ませて、急いで獣医さんにみてもらいに動物病院にダッシュで行ってきました。獣医さんがお正月休みになる前に気がついて本当に良かったです。
しかし、今日、わたしたちが動物病院にいるときには、まるから尿が検出できず!尿検査が今日は出来ませんでした。今日は薬を投与し、応急処置。お薬をもらってきました。正月明けにまた尿を持参して動物病院に行く予定です。でも今日は自分でも猫ちゃんの血尿について調べてみたので、まとめてみました。猫ちゃんのおしっこから血が出てきてしまったという飼い主さん、参考にしていただければ幸いです。
我が家の仔猫の状況:
-生後おそらく2〜3ヶ月の女の子。
-おそらく捨て猫だった。
-1週間前に里親として迎え入れる。
-里親として迎えた翌日に犬猫病院で健康診断→健康だけれども、回虫という寄生虫を便から検出。→薬ですぐに治療。
-食欲も元気もいっぱいです。
(クローゼットに入り込んで、ハンガーにかかっている洋服の上を歩いている様子)
どうやって血尿に気がついたか?
簡単です。我が家では色が真っ白な猫じゃりを使っているので、2匹いう猫のうち、どちらかに血尿があるということは、即わかりました。我が家では猫砂利にアイリスオオヤマの大玉サンドという商品を使っているんですが、サンドの色が下の写真でご覧いただけるとおり真っ白なんです。なので、汚れは目立ってしまうのですが、猫ちゃんの健康状態を把握するには、白色の猫じゃり、おすすめです。
たしかに、色が真っ白の猫じゃりは下の写真のように、猫ちゃんが数回用を足しただけですぐに汚れが目立ってしまいます。なので、取り替える頻度が必然的に多くなってしまって、非経済的&手間もかかります。なので、猫ちゃんが健康であれば、むしろ茶色や灰色などの色付きのサンドの方が汚れが目立たなくて良いのかもしれません。
しかし、我が家のように老猫(18歳で足をひきづりながら歩いている猫)や新しく飼い始めた猫がいる場合、猫ちゃんの健康状態を常に把握していることは非常に大切。色が白いキャットサンドの方が異変に早期に気づくことができるので、我が家では色が真っ白のアイリスオオヤマの大玉サンドという商品を使っていました。
また、白い猫じゃりの方が汚れが目立ちますので、それだけ猫じゃりを交換する頻度が増えます→非経済的ではありますが、衛生面のことを考えるとやっぱり私個人的には白い色の猫じゃりの方がおすすめです。
※粒が一粒パチンコ玉程度の大きさのあるサンド。サンドの色が白いのですが、そのサンドの粒が赤みを帯びていたため尿に出血があることに気づきました。こんな感じです↓
お食事中の読者の方、失礼m(._.)m
我が家で使っているものと同じもののアマゾンへのリンクを貼っておきます。ご興味がありましたらぜひ一度クリックしてみてみてください↓
猫の尿に血が混じっている場合、考えられること:
(先住猫のボンボン(上)に寄り添って寝ているまる(下)の様子。まだ、時々ボンボンに『シー』っと威嚇されてしまうこともあるのですが、だいぶ仲良くなってきました。)
それでは猫の尿に血が混じっている場合、どのような原因があるのでしょうか?ネットで調べてみました。一緒に見てみましょう。
可能性①---尿結石
可能性②---おしっこが出る器官のどこかの感染症
可能性③---玉ねぎ中毒
可能性④---赤血球に寄生体がついている(ヘモプラズマ中毒)
可能性⑤---膀胱炎(ぼうこうえん)
可能性⑥---落下や事故などの怪我が原因の出血
玉ねぎ中毒とは?
可能性①の尿結石と②感染症はわかるかと思うのですが、可能性③の『玉ねぎ中毒』ってご存知でしたか?実は猫にとっては玉ねぎ類はタブーな食べ物なんです。
私が子供の頃は猫は外で放し飼いで、どこの家も残飯を与えるのが当たり前だったような気がするんですが、実は猫にはお食事がとてもデリケート。人間が食べてもOKなものでも、猫ちゃんにあげてしまうと中毒症状などが出て非常に危険な食べ物もたくさんあるんです。
その一例として、ニンニク、カリフラワー、ブロッコリー、キャベツ、アボガド、チョコレート、青魚など。それから、人間が飲む普通の牛乳もアウトです。
子猫を保護した時などは『猫って言ったら牛乳でしょう!』などと勝手に人間用の牛乳はあげては非常に危険です。なので、子猫用のミルクが売ってますので、そちらを与えるようにしましょう。こういうのがあなたのおうちの近くのホームセンターやペットショップで売っていると思いますので、探してみてください↓
また、可能性の④〜⑥も、やばそうですね。人間だって血尿があればすぐに病院に行ってお医者さんにみていただく必要があります。また、素人では病名が分かったところで何ができる訳でもありません。なので、気づいたらすぐに獣医さんにみてもらうのが一番でしょう。
まるの今後:
今回、我が家の場合も、動物病院の先生に診ていただいたのですが、尿のサンプルが取れず、何が原因なのか突き止めることが出来ませんでした。一応応急処置をしていただき、お薬をもらってきたので数日間様子を見てみたいと思います。まる自身はいたって元気で、食事も水分も普通に取れていて、大きい方の便も健康的なのをしています。年明け(1月4日)に獣医さんの方も営業を再開するので、動物病院が営業を再開したらすぐに連れて行く予定です。
(我が家の長女のお腹の上で昼寝をするまる)
(まる(左)とボンボン(右)のツーショット。)
年明け、獣医さんにみてもらったらまたすぐに記事を投稿するつもりです。どういう結果になるか非常に心配です。もし、皆さんの大切な猫ちゃんも血尿がありましたら、『とりあえず数日間様子をみてみようか...』などと言わずに、すぐに獣医さんの元へ連れて行ってあげていただければと思います。
つづく
お役立ち情報:
動物の里親になりたい人、里親を探したりしている人をマッチングしているサイトなどのいくつか調べてみたのでリンクを貼っておきます。どうしても飼っているワンちゃん・ニャンちゃんを手放さなければならない方、ペットの里親になりたい方、ぜひ参考にしていただければと思います。今日もどうもありがとうございました。