ねこログ

2児のパパ&主夫で外国語講師をしています。趣味の語学学習や子育て、簡単な男の料理、お菓子作り、家事の悩みや工夫、ライフハックなど色々と書いた雑記ブログです。

気をつけないとヤバイ!腹膜炎の腹腔鏡下手術2ヶ月後の悲劇

あなたは腹膜炎の手術に関する情報をお探しではありませんか?

腹膜炎の腹腔鏡手術(ふくくうきょうしゅじゅつ)のことで心配していませんか?

腹膜炎の腹腔鏡手術後に何か気をつけることはないか...と情報をお探しじゃありませえんか?

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 みなさん、こんにちは。当ページにお越しいただきましてありがとうございます。2019年の10月に急に腹膜炎になってしまって、緊急入院&緊急手術を体験したミッチです。私の腹膜炎の手術に関する体験談は別のページにあるので、腹膜炎の入院や治療費にご興味のある方は是非そちらをご覧いただければと思います。(→腹膜炎で緊急手術→治療費の請求がなんとOO万円!)

 

 先日実は、なんと腹膜炎の手術の2ヶ月後、おそらくその時の副作用(?)でさらに2週間入院しなければならなくなってしまったんです。で、インターネットで調べたところ、腹腔鏡手術や開腹手術の後は気をつけていないと、続きが待っているそうなので、今回は私みたいに腹膜炎の手術をされる方(された方)、開腹手術をされた方の参考にしていただければと思い書かせていただきました。

 

 

腹膜炎の腹腔鏡手術の2ヶ月後に待っていた悲劇:

 腹腔鏡手術や開腹手術の後は食生活に気をつけていないと腸閉塞(ちょうへいそく)/イレウスと言う病気になってしまうそうなんです。で、私も、何の前触れもなく、年末の忙しい時期に腸閉塞になってしまい、12月30日から2週間も入院する羽目になってしまったんです。 

 

腸閉塞/イレウスとは:

 腸閉塞(ちょうへいそく)、別名『イレウス』と呼ばれているらしいのですが、それは何かというと、何らかの事情で腸の管がふさがり、食べたものが腸に詰まってしまう病気だそうです。どの様な事情でなるかというと色々原因はあるらしいのですが、腹膜炎などの腹腔鏡手術や開腹手術の後に、よく起こることがあるそうです。手術でお腹の中をいじくった後、それが原因で腸が炎症を起こしてしまうとか。で、炎症によって腫れ上がった腸の内側が腸を下の絵↓のようにふさいでしまうそうなんです。

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腸閉塞/イレウスを予防するのに:

 一番大事なことは:

①消化の良いものを食べるようにする

②腹八分目を心がける

③ゆっくり食べる

ことだそうです。

 

 ところが我が家は普段、ご飯は玄米。玄米はご存知のとおり健康に良いのですが、消化はそれほどよくはありません。そして私はわかめたっぷりの海藻サラダやこんにゃく、柿、サツマイモなどが大好きなのですが、全て消化が悪いもの。それらを腸閉塞になるまで毎日のように食べていたんです。しかもハードな運動もするので、毎食たっぷり食べ、しかも早食い。見事に腸閉塞/イレウスを予防するのに不都合な条件が全てそろってしまったんですね。

 

腸閉塞/イレウスの入院はどう:

 一言で言うと、腹膜炎の手術&入院よりキツかったです。何がきつかったかと言うと、

①胃の中に入っているものを全て取り出すために、鼻の穴からぶっといチューブを50センチほど突っ込む。

→腸が塞がっているので、胃の中のものがそのままでは一向によくならないそうなんですね。なので、胃の中に入っているものを全て取り出さなければならないんですが、そのための管を鼻の穴から喉、そして食道→胃と通すそうなんです。で、それをしたまま胃の中のものが出てくるまでつけっぱなしにしておきます。しかもチューブが、鼻の穴と同じくらいの太さなんです。看護師さんに『チューブが入った瞬間からしょぼんってなっちゃいましたね』って言われてしまいました。

②腹痛が何日も続く。

→腸が炎症を起こしているので、私の場合は腹痛が9日間も続きました。痛み止めの点滴注射を打ってもらうのですが、それでも寝ていられないほど痛いんです。初めの数日間は特に痛みが激しく、3時間おきに痛み止めを打ってもらっていました。

③食事抜きが10日間。

→炎症がなかなか治らず、10日間も点滴注射だけで水分と栄養補給をしていました。その結果、2週間の入院で体重が7キロも減ってしまいました。

 

 

腸閉塞が治ったサインは:

 ガス(おなら)と大便が出ると、腸の管が開通したサインだそうです。この時に注意したいのが、お通じとガス(おならが)がしっかりと出ているのを確認できて、やっと治ったサインだそうです。腸閉塞で塞がっている部分よりもお尻の穴に近いところに便が溜まっていたりして、それが出てくるのでは、腸の塞がった部分が開いた訳ではありません。便がチョビっと出たからといって、早まらないようにご注意を。

 腸の管が開通してないのに、お尻の穴に近いところに溜まっていた便が出て来たため、『やった〜!大便が出た!』って喜んで、何か食べたり飲んだりしてしまうと、症状が悪化してしまうそうです。

 

腸閉塞の入院期間はどこくらい:

 患者さんの回復状況により、色々だそうですが、私の場合は丸々2週間入院していました。ただし10日ぐらいで退院の方もいらっしゃるそうです。

退院までの流れは、便とガス(おなら)がしっかりと出るのを確認して、

1日目:レントゲン撮影でもお腹の中にガスが溜まっていないのが確認。

2日目:スポーツドリンクのような飲み物を食事として飲めるようになる。

3日目:ほぼ水同然のおかゆとだし汁みたいなスープが食事として飲めるようになる。

4日目:3日目よりももう少し固形物の入っている食事が食べられるようになる。

5日目:4日目よりもさらに固形物が多めの食事が食べられるようになる。

で、私はこの時点で先生にお願いをして退院させてもらいました。先生は『本来なら、あと2日ぐらいは様子を見たいんですがね〜』と言っていたのですが、『まあ大丈夫でしょう』と言っていただけました。

 

医療費・治療費・2週間の入院でかかった費用:

 健康保険外で私が病院に支払った費用は合計で約145,000円でした。ただし、こちらの方も前回の入院同様、私が加入している生命保険で、入院時の保険もカバーされているため、後日全額生命保険会社の方から払い戻ししていただける予定です。

 ちなみに、保険っていっぱいありすぎて、どこの会社の保険がどう良いのか把握するのって難しいとおもいませんか?保険会社の比較できるお勧めのサイトを見つけたので、リンクを貼っておきます。ぜひ参考にしてください。

-生命保険・損害保険の無料相談/見直し『FP無料相談』

-ほけんのトータルプロフェッショナル

終わり:

 以上が私の腹膜炎→腸閉塞の入院に関する体験談でした。腸閉塞/イレウスや腹膜炎にどのくらい費用がかかるのだろうとか、入院期間や治療の様子、体験談をお探しの方、是非参考にしていただければ幸いです。最後まで読んでいただきましてありがとうございました。