ねこログ

2児のパパ&主夫で外国語講師をしています。趣味の語学学習や子育て、簡単な男の料理、お菓子作り、家事の悩みや工夫、ライフハックなど色々と書いた雑記ブログです。

厳しい審査なし!簡単に猫の里親になる方法・猫の里親を募集する方法

 猫ちゃんやワンちゃんの里親になるのって、審査が複雑であったり、厳しかったりして結構ハードルが高いって思いませんか?まあ里親支援団体からすると、里親になる新しい飼い主さんが、猫や犬などのペットの面倒がしっかりと見れることを確かめるためなので、当然のことといえば当然のことなんです。

 でも、『捨て猫(または犬)を拾ったので、誰か里親になってくれませんか?』などと個人で里親を探しているかたから猫ちゃんやワンちゃんを譲り受けるのであれば、厳しい審査はありません

 で、実は我が家は昨日、ペットの里親募集情報が載っているサイトを通して、子猫を里親として迎え入れました。なので今日は少し、我が家が子猫を里親として迎え入れるまでについてお話したいと思います。また、このブログの後半で、我が家が今回お世話になったペットの里親募集サイトに関しても少し書かせていただきました。『ペットの里親になりたい』という方や『里親になってくれる人を探したい』という方はぜひ参考にしていただければと思います。

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(↑昨日我が家にやってきた子猫のまるちゃんの写真。あっちこっち引っ掻かれないうちに爪を切っちゃいます。)

 

 

ペットショップ、それとも里親?:

 我が家は家族全員が動物好きで、私と家内が大学生の時から二人で猫を2匹飼っていました。実は家内とは大学生の時にクラスメートとして知り合い、付き合い始めた当初から同棲生活。で、付き合い始めて数ヶ月たった頃、何気なく足を踏み入れたペットショップで、保護された子猫が25ドル(当時アメリカに住んでいたので通貨がドルなんです)で売られていたので、思い切って飼うことにしたんです。ちなみにこちら↓がその猫のニニの写真。

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 そして、その数ヶ月後にまた同じペットショップに足を運んだら、別の子猫ちゃんたちが保護されていて、同じく25ドルで売られていたので、さらに1匹飼うことにしたんです。2匹目の猫、ボンボンの写真↓

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 アメリカに8年間住んだのちに日本に帰ってくる時も、いつも一緒だったのですが、最初の猫のニニは13歳で亡くなってしまいました。それからずっと、もう1匹猫を飼いたいと思いながらいたのですが、新しい猫ちゃんを迎え入れる時は絶対に里親として猫ちゃんを迎え入れようと家族で話していたんです。

 

 ペットショップでワンちゃんやにゃんちゃんを買う場合、種類が選べたり、血統書付きだったり、去勢/避妊手術、ワクチン済みだったり...と利点は色々とあると思います。

 その一方、里親としてペットを迎え入れる場合は、種類や年齢、血統などはあまり選ぶことはできないでしょう。特にシェルターで殺処分待ちの犬猫は怪我をしていたり、または怪我の後遺症があったりする場合もあるかと思います。でも、里親募集に出ている、またはシェルターにいるワンちゃん・猫ちゃんは飼い主が至急必要な場合もありますので、そう言ったことを考えると、里親としてペットを迎え入れる場合は『犬や猫ちゃんの役に立てる』という利点があります。

 

 

ペットを里親として迎え入れる流れ:

 色々な方法があるかと思いますが、一番一般的なのが、犬猫の里親支援団体を通してのワンちゃん・にゃんちゃんを迎え入れる方法でしょう。しかし冒頭でもお話した通り、里親支援団体としては、保護した犬や猫が、しっかりと面倒のみれる飼い主さんの手に渡ることを最後まで見届ける責任があります。そのため、里親支援団体の方で、結構厳しい審査基準を設けていたり、またペットの新しいオーナーさんに動物保険に加入することを義務付けている団体がほとんどです。

 その一方で、諸事情によりペットを手放さなければならなくなった飼い主さんや、『近所で捨てられていた子犬/子猫を拾ってきました。育ててくれませんか?』などというかたと、『里親になりたいです!』というかたをマッチしてくれる、里親マッチングサイトもあるのをご存知ですか?

 

犬猫などのペットの里親マッチングサイト:

 ネットで検索すると、そういうサイトが結構あるんですよ。で、今回私たちは『ペットのおうち』と言う里親マッチングサイトを使い、子猫ちゃんを迎え入れたんです。

我が家の場合の流れは:

1. サイトでアカウントを作成、里親を募集している方にお問い合わせ。

2. メールで里親募集者さまとお会いする場所と時間を決めて

2. 3日後には猫を迎え入れ。以上。

あっと言う間に決まってしまったんです。

 実はこのブログを書いているのが2018年12月24日なのですが、先週、私の家内のお母さんが亡くなってしまったんです。で、家内は中国出身で、しかも、あまりにも急な話だったので、家族みんなで家内のお母さんのお葬式に出席するには飛行機のチケットの購入が間に合わなかったんです。そのため、仕方なく私の家内だけがお母さんのお葬式のために中国へと飛び、私と子供達は家で留守番をすることになりました。

 そして、猫の里親になると言う話が出たのは、家内のお母さんのお葬式の関係で家内が留守の12月21日(金)の晩のことでした。私と私の娘2人の合計3人で夕食をしていた時です。娘たちに、クリスマスプレゼントに何が欲しいか訪ねたんです。

 で、初めのうちは任天堂のスイッチ(ゲーム機)やウーニーズと言う、くっつく風船のおもちゃが欲しいとかと言う話だったんです。それが、なぜかそこから、ママを励ますために何かママにプレゼントをしようという話に発展。

 

 

 初めのうちは、花束はどうだろうとか、洋服はどうだろう...と言う話でした。そこで思いついたのが、飼い主を必要としている猫を里親として受け入れると言うアイデアだったんです。

 家内は猫が大好きなので、猫を撫でたり、可愛がったりして気持ちが癒される。で、ずっと『お家を必要としている動物の役に立ちたい』とも言ったので、そんなことから母親を亡くした悲しみの癒しになるのではと言う意見に。当然、お家を探している猫ちゃんの役にも立てるし、娘たちもハッピーハッピー。一挙両得。

 しかし、私も猫の里親になる方法なんて全くわからなかったので、娘たちに『そんなにすぐ簡単に猫の里親になんてなれるかわからないから、ネットで調べてみるよ』と言って、夕食後食卓を片付けて、すぐにネットで検索。いくつか里親をマッチングしているサイトがあったのですが、とりあえず『ペットのおうち』と言う里親マッチングサイトでアカウントを作成。里親を募集している方に連絡を取ったと言う流れだったんです。

 ちなみに、この『ペットのおうち』と言うサイトでは猫だけではなく、犬やハムスター、ウサギなどの里親のマッチングもしています。また、当ページの下の方にも、いくつかペットの里親マッチングを行なっているサイトのリンクを貼っておきますので是非参考にしていただければと思います。

 

猫を里親として迎え入れるための準備:

 私たちの場合は、すでに猫を飼っていたので、トイレや餌入れなどを新しく購入する必要は特にありませんでした。ただ、猫をこれから新しく飼うと言う場合、猫ちゃんが来る前にあらかじめ下記のようなものを準備しておいた方が良いでしょう:

①猫のトイレ一式

 (我が家は同じシリーズの屋根なしタイプを使っているのですが、花王のニャンとも清潔トイレセットがおすすめです。)

②キャットフード

③餌とお水を入れるためのトレイ

 

 あとは、いずれ、ブラシや爪切り、ソフトクロー、首輪やネームタグ、爪とぎぎ用のおもちゃなどが必要となってきますが、とりあえず上記の3つはあらかじめ準備しておく必要があるかと思います。

 

 

猫を里親として迎え入れるための費用:

 私が今回使ったこの『ペットのおうち』と言うサイトでは里親を募集する側にいくつかタイプがあって、 一般会員の里親募集は、飼育費や医療費等の費用請求は禁止だそうです。しかし、里親を探している方のユーザーが動物保護団体の場合は、里親さんにワンちゃん猫ちゃんを引き渡す前に、ワクチン注射、マイクロチップ寄生虫検査などをするようになっているらしく、それらの費用は里親さんの方に請求できるそうです。なので猫であれば大体、そこに去勢/避妊手術などの費用が加わるので3万円から5万円。それプラス交通費が必要となるでしょう。

 私たちの場合は、一般ユーザーの方から猫ちゃんをお譲り頂きました。その方のおうちのお庭に現れた子猫を保護されたらしいのですが、諸事情によりその方のご家庭では飼えないとのこと。なので、その方との約束の場所まで行って猫ちゃんを譲り受け、連れて帰ってきただけです。なので、猫ちゃん受け入れ自体にかかった費用は往復の交通費だけでした。サイト側に支払う中間手数料なども一切ありません。

 ただし、サイトの譲渡誓約書にも書いてありますし、ペットの飼い主として当然、譲り受けたペットを健康診断やワクチン注射に連れて行く必要はあります。なので動物保護団体ではない一般ユーザーから迎え入れたペットであっても、初めの数週間〜数ヶ月の間に医療費で3万円から5万円の費用がかかるでしょう。

 

猫を里親として迎え入れたらまずする事:

①譲り受ける時に、もし可能であれば、猫ちゃんの大便をもらって来る。

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(猫ちゃんをお譲り頂いた時に、大便も一緒に頂いてきました。)

理由:主に、トイレットトレーニング&寄生虫の検査用です。猫は同じ場所に用を足す習性があるらしいので、飼い主が、猫ちゃんに用を足して欲しいところにあらかじめその猫ちゃんの便を置いておきます。すると、そこに用を足してくれるようになります。また、保護された猫ちゃんなどは寄生虫がいる可能性もありますので、できれば里親になったその日か翌日にでも、寄生虫の検査をした方がいいでしょう。実際にこの猫ちゃんも回虫という寄生虫が便から検出されたので、すぐに獣医さんにお薬を頂きました。

 

 

②爪が伸びていれば爪を切ってあげる。

理由:猫の爪って本当に鋭い鉤爪になってます。なので、軽く引っ掻かれただけで、グイっと皮膚に食い込み、痛いです。まあ、そういうのが好きという人もいらっしゃるかもしれませんが、感染病などを持っている可能性もありますので、安全のためにも早めに爪は切ってあげたほうがいいでしょう。切りすぎると血管まで切ってしまって、そこから猫ちゃん、感染症にかかってしまうこともありますので気をつけて。血管の先端から1〜2ミリほど離れたところのラインを切ります。↓

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爪を切られることに慣れていない猫ちゃんの爪を着る場合には、まず抱っこして気持ちを落ち着かせます。そして、しばらくの間、手足の先を優しく包んで、手の先、足の先を触られることに慣れさせます。また、あまりに嫌がる場合は、無理やり爪を切ろうとすると猫ちゃんも、爪を切ってあげる人間もお互い非常に危険です。なので、手足の先を優しく包んで、人に触れられることに慣れさせることを優先したほうがいいでしょう。それでも嫌がる場合には無理をしないこと。また、徐々に慣れてきて、爪を切らせてもらえるようになっても、多少嫌がる場合には1度に爪が1〜3本切れればよしとします。そのうち簡単に切らせてくれるようになりますので、焦らないこと。大丈夫です。

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 ちなみに、上の動画では猫ちゃんは少し濡れているのですが、シャワーをしたばかりだったんです。実はお引越しの最中に、キャリアーの中でウンチをしてしまいました。で、ちょっと体にうんぴーがついちゃったんですね。前の飼い主さんの家から私の家まで車で1時間ちょっとあったのですが、かぐわしいラベンダーの香りがずっと車内に立ち込めていました(^_^)。

 しかも私たち(私と二人の娘)はその車内でコンビニで買った納豆巻とサンドイッチをたらふく食べて帰ってきたんですから、自分で言うのもなんですが、結構な強者だったりして。

 

 

③トイレの場所の確認:

 いただいてきた大便を猫ちゃんトイレに移し、そのあと猫ちゃんをそこに連れていき、自分の便の匂いを嗅がせます。

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 すぐに自分のものだとわかったらしく、前足で掻いて、必死に隠そうとしていました。もうこの時点で『トイレットトレーニング成功!』の核心はあったのですが、一応念のため、我が家到着後の第1発目を成功するまで、匂いに耐えながらも、猫ちゃんのおトイレに大便を残しておくことにしました。

 まあ、猫のうOちの香りがプンプンする車内で平気で納豆巻を食べてしまうような猫好きの家族なので、そのくらい大したことはありませんが。

 翌朝、お譲りいただいた猫ちゃんが猫用トイレで大便をしているのを確認しました。

注意:猫ちゃんが用を足しているときはあまり近寄ったり、覗き込んだりしないように気をつけてあげてください。そこは猫でもプライバシーを尊重しましょう。

 

その他:

 我が家には先住の猫ちゃんが1匹すでにいて、顔合わせをしたとき、先住猫ちゃんが『シー!!!』っと威嚇していました。しかし、先住猫の方は18歳という老猫で、しかも女の子なので、意外にもすぐに威嚇はやめ、毛づくろいなどはしないものの、喧嘩をする様子もありません。すぐに仲良しになれるでしょう。

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 ただし、どの猫も全てこうだとは限らないようです。今日動物病院で隣に座っていた方は、『私んちなんて、新しい猫がきたときは1年近く喧嘩が続いて大変だったのよ〜。』と。飼い主さんが夜寝ている時などは、新しく来た猫はケージで過ごさなければいけなかったそうです。

 

お役立ち情報:

 動物の里親になりたい人、里親を探したりしている人をマッチングしているサイトなどのいくつか調べてみたのでリンクを貼っておきます。どうしても飼っているワンちゃん・ニャンちゃんを手放さなければならない方、ペットの里親になりたい方、ぜひ参考にしていただければと思います。今日もどうもありがとうございました。

-ペットのおうち

-ペットの里親募集サイト hugu(ハグー)

-ジモティーの里親募集ページ

-OMUSUBI(お結び)