みなさん、こんにちは。ミッチです。前回は外国人と話をしていて、相手の言っている言葉がよく聞き取れなかった時に役に立つとても便利な表現『もう一度言ってください。』と言うフレーズを英語、中国語、スペイン語、ドイツ語、ポルトガル語でご紹介させていただきました。『あれ?なんて言うんだったけかな?』と言う方は、ぜひ上のリンクからその記事にアクセスして復習しておきましょう!英語がペラペラな人でも、英語で会話をしていると、1回の会話で必ず1、2回は使う頻出度マックスの表現です。
さて、前回、前々回と、相手の言っていることがよくわからなかった時に使うフレーズをご紹介させていただきました。そこで今日は、自分の言いたいことがちゃんと伝わっているかどうかを確認する時に便利な表現をマスターしていきましょう。
自分の言いたいことがちゃんと伝わっているかどうかを確認する時に便利な表現はこちら!↓
『なんちゃって!』
これはどう言う時に役に立つ表現かと言うと、例えば外国人に色々と質問されます。で、あなたは頑張って説明しようとしてみます。でも、やっぱり言いたいことがうまく伝わっていなかったようです。そこで、あなたは『なんちゃって!』と言って、笑顔を見せ、そしてダッシュで逃げる!
って、お~い!逃げてどうするの!違います。今日のフレーズは!
第6回目:今日のフレーズは:
『私の言いたいことがわかりますか?』
(watashi no iitai koto ga wakarimasu ka)
です。
英語:
『Does that make sense?』
解説: 直訳すると『それは意味をなしますか?』と言う表現です。
-Does that OO? = それはOOをしますか?
-make sense=意味をなす、理にかなう
裏話:実はこれは結構、訳に困った表現でした。最初は、『Do you understand what I am saying?(直訳: 私の言っていることが理解できますか?)』と言う表現をご紹介しようと思っていました。ところが、ネイティブの人と相談をしたところ、『大丈夫なんだけど、言い方によってはちょっと失礼な響きがないわけでもないよね。』って話になったんです。で、色々とそれっぽい表現をリストにして、英語ネイティブの人に聞いて回ったら、この『Does that make sense?』が一番しっくりくると言うことで、ここで紹介させていただくことにしました。
中国語:
『你能明白我说的话吗?』
(nǐ néng míng bai wǒ shuō de huà ma)
解説:
-能=できる
-明白=理解する
-我说的话=私の話、私が言っていること
-话=言う
中国語では日本の『言偏(ごんべん)』が『氵(さんずい)』みたいになっているので、一見すると『活(かつ)』と言う漢字にみえますね。でも、『活』と言う漢字は日本語と同じで、『活』と書きます。例『生活(shēng huó)』=生活、生活する
『¿Me he explicado bien?』
解説: 直訳すると、『私は自分自身をよく説明しましたか?』と言う表現になります。
-me=英語の『me(ミー)』と同じスペルですね。でも、発音は『メ』です。『私に、私を、私自身に』と言う意味です。
-he explicado=英語にすると『have explained』みたいな感じです。『私は説明しました』と言う意味です。。
-bien=よく、上手に、うまく
こちらも、ネイティブと相談したら、『¿Lo he dicho bien?(直訳:私はそれを上手に言いましたか?)』とか、『¿Entiende usted lo que digo?(直訳:私が言っていることをあなたは理解していますか?)』、『¿Le parece que eso tiene sentido?(直訳:それはあなたにとって、意味をなしていそうですかね?)』などの候補が上がりました。ただ、訪ねてみて回ったところ、『¿Me he explicado bien?』が一番しっくりくる表現で、しかも覚えやすいかな~と思ったので、今日はこの表現を選ばせていただきました。
ドイツ語:
『Ergibt das Sinn?』
解説:
-ergibt (辞書に載っている形は “ergeben”) = (結果など)を生み出す、明らかにする。
-das=それ
-Sinn=感覚、意識、英語の『sense』
最後の『Sinn』と言う単語は英語の『sin(罪)』と言う単語と綴りが似ているのですが、ドイツ語では『罪』と言う意味ではないのでご注意を!
『Expliquei-me bem?』
解説:
-expliquei=『私は説明しました』
-me=『私に、私を、私自身に』と言う意味です。
bem=よく、上手に、うまく
裏話:ポルトガル語はポルトガルとブラジルの他に、9つの国と地域で公用語として話されている言語です。で、こちらも、ポルトガル語のネイティブに相談したところ、出身国で結構意見が分かれました。で、英語の『explain(説明する)』と言う単語と『me(私を)』と言う単語から、意味を連想して覚えやすいかなと思ったので、今回はこの表現を採用させていただきました。ちなみに、上の私の録音の発音は、どちらかと言うと、ブラジルの発音ではなく、ポルトガルの発音です。
あとがき:
はい、今日は以上です。前回、前々回と、相手が言っていることがよく分からなかった時に知っていると便利な表現をご紹介させていただきました。なので、今回は自分が言っていることが相手にちゃんと伝わっているか確認する時にお役に立てる表現を紹介させていただきました。
次回は相手が実際にどんな助けを必要としているのか、具体的に聞く時に便利な表現をご紹介させていただこうと思います。
ここで公開しているフレーズは、ネイティブに確認してもらっているので多分問題ないと思います。でも、音声は日本語ネイティブの私の声です。私は日本語以外はネイティブではないので、参考程度にしていただければと思います。また、表現自体も多少の地域差や世代差があります。地域や世代によっては『こっちの言い方の方が普通でしょ!』みたいなのもあるので、ご了承ください。もしネイティブの方で、『私録音やってあげるわよ~』と言う親切な方がいらっしゃいましたら、一言声をかけていただけるとありがたいです。
それから、もし、『こんなフレーズも知りたいです!』と言うようなリクエスト、『ここ、間違ってますよ~』みたいな訂正、『こんなことしてみたらどうですか?』などの提案もなにかありましたらお気軽にコメント欄にコメントいただければ幸いです。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックでボランティアをされる方、会場付近にお住まいの方、ホテルやレストラン、お店など、サービス業に従事されている方、このブログがあなたのお役に立てれば嬉しいです。また、みなさんもこのブログのことをぜひ応援していただければと思います。
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それでは、また次号でお会いできることを楽しみにしております。今日も最後までお読みいただきましてありがとうございます。