ねこログ

2児のパパ&主夫で外国語講師をしています。趣味の語学学習や子育て、簡単な男の料理、お菓子作り、家事の悩みや工夫、ライフハックなど色々と書いた雑記ブログです。

小学1年生の娘が下校時に行方不明になった。あなたならどうする?

小学生のお子様をお持ちのお母様、お父様、お子さんが帰宅時間を40分過ぎても家に帰ってこなかったらどうしますか?

 

 みなさんこんにちは。当ブログを読んでいただきましてありがとうございます。40代、2児のパパで主夫をしているミッチです。私には中学1年生の娘と小学1年生の娘がいるのですが、先日、次女(小学1年生の方)が普段学校から帰宅する時間を40分くらい過ぎても帰ってこなかったことがあります。なので、今日はその時のお話と、その後の我が家での対処法をお話させていただこうと思います。

 

本日のクイズ:

 先ほど私は、次女が帰宅時間を『40分くらい過ぎても』と言いました。では今日はこの『OOくらい』と言う表現から出題です。英語で、『約OO』や『おおよそOO』、『OOくらい』と言う時、『about(アバウト)』と言う単語を使うことがあります。例えば、『40分くらい』であれば『about 40 minutes』です。

 日本語ではこの『アバウト』と言う単語を『いい加減な』とか『大雑把な』と言う意味で使ったりもします。例えば『アバウトな性格の人』=『いい加減/大雑把な性格の人』と言う具合に。しかし、英語では『アバウトな性格の人』と言う場合、『about』と言う単語は使いません。それでは問題です。

 『アバウトな性格の人』を英語で表現する場合、下の5つのうち、どれが正しいでしょうか?

  ①sloppy person (スラッピー パーソン)

  ②agressive person (アグレッシブ パーソン)

  ③cunning person (カンニング パーソン)

  ④fussy person (ファッシー パーソン)

  ⑤naive person (ナイーブ パーソン)

 それではクイズの正解はこのページの後半で。

 

小学1年生の娘が帰宅時間を40分過ぎても帰ってこない:

 それはある金曜日の午後のことでした。普段、我が家の小学1年生の次女の帰宅時間は3時前後なのですが、その日は3時40分になっても家に帰ってこなかったんです。

 私の娘が通っている小学校では、小学1年生さんたちは他の学年の生徒さんより1時間ほど早く下校します。そのため、1年生さんは、1年生さん同士で下校班をつくり、当番制でご近所のボランティアと父兄が各下校班の付き添いをして帰宅するんです。

 

『この距離なんだから、何も起こらないだろう』と言う気の緩み:

 しかし、小学1年生さん全員が各家庭に無事に帰宅するのを見届けるまで付き添いをするには、子供の数と付き添いの人の数を考えて、物理的に不可能に近いのが現状。なので、ほとんどの班で、付き添いの当番は『ここまで付き添えば大丈夫だろう』と言う範囲までの付き添いになります。なので、私の娘の下校班も、私の家から100メートルのところにあるY字路までが付き添い地点と親同士で決めておりました。そして、そのY字路は我が家まで1直線です。私が家の前に出ていれば、娘がそのY字路に来た時には目で見える場所なんです。

 しかも私の子供のいる下校班は学校からの距離が最も近い区域に住んでいる班なので、私も完全に油断をしていました、『まさか、この距離で、帰宅時に問題なんておきないだろう...』と。

 次女が小学校に入学して、始めの2、3週間は、安全確認のため毎日こども達が下校してくる時間に合わせて、私も学校に向かって歩いて行って、子供を迎えに行っていました。しかし、入学してすでに2ヶ月、『もう大丈夫だろう』と思っていたんです。

 

小1の娘が見つからない!

 しかし、その日は3時20分ごろになっても次女が帰ってくる気配が一向にないんです。『あれ?』っとは思ったのですが、まあ、『たまに帰宅が3時15分ぐらいになることもあるから、もしかしたら、学校で何かが長引いたんかな〜...』程度にしか考えておりませんでした。

 本格的に心配になり始めたのはその5分後の3時25分ごろです。学校から家までの距離が近いと言うことと、たまに帰宅時間が多少遅くなることもあると言うことで、判断が遅れてしまったんだと思います。3時25分(普段の帰宅時間の25分すぎ)になってやっと『遅い、これは遅すぎる!』と何か普段とは違うことを察しました。で、学校まで通学路を走ったんです。

 で、学校の校庭が見えるところまで走って行って、下校班の集合場所を見てみると!!!学校の校庭には誰一人として集合していない!そこで、まず私が考えたのは、『もしかしたら、今日は学校のスケジュールに変更があって、帰宅時間が遅くなっているのかも。一度家に帰って、学校から配られている週間行事予定表を確認してみよう!』と思いました。なのでダッシュで家に帰ったんです。

 ちなみに、『なんで走りなんだよ!自転車か車を使えよ!』って思われた方もいるかもしれませんので説明しますね。我が家から学校までの距離は本当に近いので、乗り物に乗って小学校に行くよりも走って行った方が速いくらいの距離なんです。

 話を戻しましょう。家にダッシュで駆け込み、学校から配られていた週間行事予定表に目を通してみるとやはり、今日の帰宅時間もいつも通りの時間。普段次女は寄り道などはせず、まっすぐ家に帰ってくるのですが、私たちが住んでいる団地には小さい脇道もあります。一応念のためもう一度ダッシュで通学路を一回りしました。そして、やはり娘がいないので、『娘が行方不明になっている』と言うのを実感したんです。

 

子供が未帰宅の時に私がとった行動:

 子供が行方不明になっていることを『行方不明』として実感したのは、娘の普段の帰宅時間を40分ほど過ぎた3時40分ごろのことです。『お〜い、40分も時間をオーバーしてですか?』とツッコまれそうですが、おそらく、みなさんこんなものだと思います。と言うのも、私としては、学校や帰宅の付き添い当番さんに連絡する前に、まず:

①自分の方が子供の帰宅時間を間違って認識していないか

②子供が家の庭で遊んでいないか

③子供が通学路上で道草を食っていないか

と言うことを確認するべきだと思ったからです。

 で、結局、この上記3点を確認した結果、やはり娘が行方不明になっていると言うことを確信したのが3時40分(普段の帰宅時間を40分過ぎた頃)だったんです。

 そして、次に取った行動は:

①学校に電話して、1年生が本当にすでに下校しているかどうかを確認。

→学校側からは『3時前にはすべての班が学校を出発した』と。娘が学校にはいないことを確認。

②同じ下校班のママたちに『うちの娘がまだ帰宅していないのですが、お邪魔してませんか?』とラインでメッセージ送信。

③ラインメッセージへの返信を待つのと同時に、携帯を片手にその日の付き添い当番さんの家に(私の家から110メートルの距離)向かう。我が家の娘がお邪魔していないか、もしお邪魔していなければ、今日もその下校班の中に我が家の娘の姿もあったか確認しようと思ったんです。

→付き添い当番さんは、私の娘が私の家に向かって歩いて行ったのを確認したとのこと。その日の付き添い当番さんも、気が気じゃなかったことだと思います。一緒に近所を走り回って、娘を探してくれました。本当に感謝感謝です。

④同じ下校班のママたちにも、何か知らないか尋ねてみる。

→『(次女)ちゃんの家の前の辺で、(次女)ちゃんが赤ちゃんを抱っこした女の人と話をしてましたよ!』と。

 

次女無事見つかる:

 同じ下校班のママの目撃証言で、私の娘が家の前で赤ちゃんを抱っこした女の人と話をしていたと言うのがわかりました。私はこれを聞いてピンときました。

 我が家の隣の隣のお宅にお邪魔していると言うことを直感したんです。そのお宅のお孫さんも私の次女と同じ小学校に通っている1年生さん。子供達同士お互いによく遊ぶこともあるので、『なんらかの事情でそのお宅のところに行っているのでは?』と考え、ダッシュでそのお宅に伺ったんです。すると案の定、我が家の娘がそのお宅にお邪魔しておりました。

 

一体どうして帰宅せずに近所の家にお邪魔していたのか:

 話を聞いてみると、私の次女は普段の帰宅時間には、家の前にいたそうなんです。しかし、家の前の駐車スペースに我が家の自動車が置いていなかったため、『家は今、留守である』と勝手に思い込んでしまったようなんです。

 そこへたまたま近所の方がお孫さんを抱っこしながら通りかかりました。次女も次女で考えたんでしょう。自分の家には誰もいないと完全に思い込んでいる次女は、その近所の方にお願いして、お家の中に上げていただくことにしたようなんです。その日の最高気温は27度ぐらいあったので、我が家は窓もすべて全開だったのに〜(>_<) 娘の無事を確認して、すぐに下校班のママたちと学校に娘の無事を連絡しました。

 ちなみにその日、なぜ家の前の駐車スペースに車がなかったかと言うと、車を修理に出していただけです。

 

対策①:

 我が家の次女は家族の帰宅を待つ間、ご近所さんにお願いして、そのお宅で待たせていただこうとしたようです。で、それ自体は素晴らしい思いつきだと思います。しかし、その日は、私も私の家内も家にいました〜! なので、娘に次のことを指導:

①家の前に車がなくても、家の中には誰かしら必ずいる。だから、帰ってきたら、家の前に車がなくてもドアを開けてみる

②もし家のドアに鍵がかかっていて、ドアが開けられなかったら呼び鈴を鳴らすこと

と伝えました。  

 

対策②:

 子供にGPS追跡端末を持たせる:

 私の娘が通っている小学校は、スマホの持ち込みは禁止です。なのでAmazonでお子様のみまもりGPS端末を購入して、ランドセルの中に入れておくことにしました。

 GPS BoTと言う端末で、端末の料金は¥5,480(税抜き)です。GPS信号を使って現在地を割り出し、携帯の通信サービスを使って居場所をスマホタブレットに伝えると言うサービスです。毎月の使用料もかかるのですが、安心と安全を購入したと思えば安いものでしょう。通信サービス代は月々¥480(税抜き)です。そして↓こちらが実物の写真です。

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 大きさを比較していただきやすいように、初代のiPod miniを隣に並べてみました...っておい、今だにiPod miniを持っている人はそうそういないでしょう。

失礼m(_ _)m

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 カスタネットと大きさを比べると、↑こんな感じです。縦横5センチで、厚さは2センチです。重さは45グラム程度。

 私は別売りのシリコンケース(上の写真の黄色いカバー)も購入しました。シリコンケースの側面には、ストラップが付けられる穴も開いています。ただ、ランドセルの側面に吊り下げると、シリコンケースが切れてGPS端末が落ちてしまいそうなので、我が家では、ランドセルの中↓に入れています。

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 GPSのシグナルを受信する感度は、端末をランドセルの中に入れても左右されないようです。今のところ、GPS端末をランドセルのポケットの中に入れたため、信号を受信できなかったと言うことはありません。

みまもり用GPS端末を実際に使用してみての感想:

 バッテリーの持ち&GPSの精度は、十分満足のいくレベルです。バッテリーはと言うと、私たちが買ったものは旧バージョンだったようで、4日程度しかもたないのですが、最新バージョンのものは1ヶ月もつそうです。GPSの精度は、誤差10〜20メートル程度です。アマゾンのレビューにもたくさん書いてありますので、ぜひそちらをご参照ください→(ビーサイズ GPS BoT 第2世代(最新モデル) AIみまもりロボット)。

 通信サービスの利用料金は、まずAppleApp Store (アップストア)、またはGoogle Play(グーグル プレイ)から専用のアプリをダウンロードします。そして、アプリにユーザー登録します。次にGPS端末に書いてある端末番号をアプリに登録します。するとその日から利用開始となり、月々の料金はApp Store (アップストア)、またはGoogle Play(グーグル プレイ)から自動引き落としになります。使用料は、月々の通信料金¥480(税抜き)だけです。契約事務手数料や解約料金、年縛りなどは一切ありません。auSoftBankdocomoと契約する必要もありません。

 実際に使用してみて、接続も簡単だし、リセットボタン以外は、ボタンやディスプレイも一切付いていないのでとても操作しやすいです。正直『いや〜、こう言うのがあるんだったら早く知りたかった〜』と言うのが、実際に使ってみた感想です。

 一台購入して、あまりに便利だったので、中学1年生の長女用にも1台追加購入しました。長女は当初『え"〜、マジでこんなもの持たせるの〜』と嫌がっておりましたが、我が家の長女が通う中学校もスマホの持ち込みは禁止です。なので、スマホGPSは使えません。今は6月なので、長女が帰宅するときは、部活を終えて帰ってきてもまだ辺りは明るいです。しかし、秋や冬になると日が短くなり、中学生が部活を終える時間には、辺りはすっかり暗くなるでしょう。そんな時に、これを1台持たせておけば安心です。長女にもこのGPSトラッカーの重要性を説明すると、理解してくれました。

 一応念のために、長女の学校の方にもGPS追跡端末を通学カバンの中に入れていることを伝えました。その時に、学校側に『どのような端末で、どう言った趣旨でそれを持たせているのか説明が必要かな〜』と思っていたのですが、どうやら、他にもGPS追跡端末を持ってきている生徒さんがいるようです。先生に説明しようとしたら、『は〜い、わかりました。連絡ありがとうございま〜す。』と。説明するまでもありませんでした。ボタンもディスプレイもない、純粋なGPS追跡端末なので、子供がこれを使って授業中に遊んでしまう心配もありません。また中学校の方としても、親が自分の子供たちの安全な通学・帰宅が確認できるので、その使用に賛成のようです。

 さらに、子供が登録地点に到着すると親の携帯に通知が来ます。これが本当に便利なんです。あらかじめ、自宅や子供の通う学校を専用のアプリで登録しておきます。すると子供が学校に到着すると『学校に到着しました』と。そして学校を出ると、『学校を出発しました』と携帯に通知が来るんです。学校をサボって、アルバイトにでも行ってるんじゃないかと心配する必要が一切なくなりました... って、すみません、中学生はアルバイトはできませんね(^_^)。そんな心配はもともと一切しておりません。

 部活で帰宅の時間が不規則でも、このGPS端末のおかげで子供の帰ってくる時間の予測が大体つきます。なので、玄関の鍵を開けておいてあげたり、夕食の支度などもできます。非常に便利です。長女にも中学卒業まで持たせるつもりです。

 小学生や中学生のお子様をお持ちのお父様、お母様、もし学校の方でスマホの持ち込みが禁止されている。でも、お子様の通学時のみまもりや、部活動などによる夜遅い帰宅などで、

『子供の通学・帰宅が心配』

『迷子や誘拐、連れ去りに対する安全対策はないか?』

と考えているのであれば、こちらのGPS BoTぜひ一度試してみてください。

 

認知症の患者さんを持つご家庭にもオススメ

 私の祖父は私が子供の頃、認知症を患っておりました。そのため頻繁に家を脱走して行方不明になっていたのを覚えています。当時はまだGPSやカーナビなんて一般家庭には普及してませんでしたので、祖父がいなくなるたびに家族全員大慌てで家の周りを走り回って捜索したものでした。

 もしあの時代にこれがあったら、どんなに安心だっただろうとつくづく思います。ご家族に認知症の方がいらっしゃると言う方にもオススメです。

 

自転車やバイク、車の盗難防止にも

 アマゾンのレビューを見ると、このデバイスを自転車の窃盗防止に使っている人もいるようです。サドルの裏側にでも忍ばせておくのでしょうか... そう考えると、自転車だけではなく、原付やバイク、自動車の窃盗防止にも役に立ちそうです。

 

本日のクイズの答え

 さあ、それでは本日のクイズの答えの発表です。『アバウトな性格の人』を英語で表現する場合、下の5つのうち、どれが正しいでしょうか?

  ①sloppy person (スラッピー パーソン)

  ②agressive person (アグレッシブ パーソン)

  ③cunning person (カンニング パーソン)

  ④fussy person (ファッシー パーソン)

  ⑤naive person (ナイーブ パーソン)

と言う問題でした。で、正解は①の『sloppy person (スラッピー パーソン)』です。『sloppy』とは『ずさんな』とか『乱雑な』と言う意味です。ちなみに、②〜⑤の意味は:

  ②agressive person (アグレッシブ パーソン)=好戦的な人、攻撃的な人

  ③cunning person (カンニング パーソン)=悪賢い人

  ④fussy person (ファッシー パーソン)=細かいことにこだわるうるさい人

  ⑤naive person (ナイーブ パーソン)=世間知らずな人

 です。③の『cunning』は日本語の『カンニング』の語源ですね。日本語で言う『テストでカンニングをする』の『カンニング』も和製英語です。英語の『cunning』とは『悪賢い』とか『ずるい』と言う意味になります。

 ⑤の『naive(ナイーブ)』も日本語のニュアンスとは少し違いますね。英語で『naive』と言うと、『考えが甘い』と言う意味で、あまりいい意味では使われていません。

 いかがでしたか?みなさん『アバウトな性格の人』の英語での言い方をご存知でしたか?

 

終わりに:

 みなさん、今日も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。次回も宜しくお願いします。