第1回目:
学校の英語の成績を上げる勉強法: 超基本編
みなさん、こんにちは。みっちです。みなさんは今:
英語の勉強の仕方がよくわからない...
学校の英語で思うような点数が取れなくて...
英語が苦手だな~...
などと悩んでいませんか?
そんなあなたのために、このページでは中学・高校の英語の勉強の仕方について、効率的なものをいくつか紹介したいと思います。
今回は第1回目なので、まず、中学校・高校の英語の授業やテストで点数を上げるための、手っ取り早く、かつ効果的な勉強法を3つほど紹介していきます。どれも基本的なことですが、意外とやっている人は少ないです。なので、このページを読んでいるあなたは超ラッキー。今日から実践すれば、あなたもあっと言う間に英語が得意科目になります。
定期テスト直前でも結果がでる英語の勉強法3つ 基本編
と言うわけで、超基本かつ、『あ"〜、英語の試験はもう明日だ〜!テスト範囲が終わらないよ〜!』と半泣きになっている人でも大丈夫。とりあえずこれから紹介する3つの方法をやっておけば、平均点クリアは手の届くところにあります。
テスト開始まであと30分しかない!と言う人も、スラムダンクの安西先生が三井寿くんに言った言葉を引用しましょう:『最後まで... 希望を捨てちゃいかん。あきらめたらそこで試合終了だよ。』↓このシーン↓
(ちなみに、アニメ版スラムダンクは全エピソード アマゾンで見れます。こちらをクリック。)
そう。まだできることは残っている。やれることを一つずつやっていけば必ずうまくいく!私が保証しましょう。大丈夫です。
定期テストに即効果が出る、学校の英語の勉強法
その1『テスト範囲の英語をひたすら音読』
もう定期テストまであと数十分しかないけど、全然勉強していないと言う人は、これをとにかく徹底してやりましょう。
ステップ1:
テスト範囲を確認する。
↑これを間違ってしまっては元も子もありません。落ち着いて、テスト範囲を確認しましょう。一度テスト範囲表が渡されてから、後になってテスト範囲が変更になったと言うことはよくあります。ですので、テスト範囲を確認するときに、必ずテスト範囲が変更されていないかも確認!
ステップ2:
教科書で、テスト範囲の英文に対応している日本語訳を一通り読む。
↑中学校・高校の英語の定期テストは"教科書から出題"が基本です。特にテスト直前という場合には、英文を読むより先に、日本語訳の方を読んで、テキストにどんなことが書かれているのかということを思い出しましょう。
例えば:
-英語のテキストが物語であれば、日本語の方を読んで、物語の内容を思い出す。
-英語のテキストが会話文であれば、日本語の方を読んで、会話の流れを思い出す。
-英語のテキストが何かの説明文であれば、日本語の方を読んで何の説明文で、どのような説明をしているのかを思い出す。
ステップ3:
テスト範囲の英文を1文読んでは、その文の日本語訳を見て意味を確認する。
↑これをテスト範囲の英文全てに対して行う。
ステップ4:
各英文の内容を一通り確認したら、後はとにかく時間が許す限り、ひたすら英文を音読する。
↑やり方は、下の図の様に、各段落をひとまとまりにして、一つの段落を3回音読したら、次の段落も3回音読...という具合がおすすめです。
例:第1段落を通して3回音読したら、第2段落も通して3回音読...
ちなみに、ポイントは、しっかり声に出して読むことです。
私が中学生のときに、英語の先生に『音読すると、口で言ったことが自分の耳にも入ってくるから、ちゃんと声に出した方が効果的なんだよ!』と言われたことがあります。でも、私はそのときに『そんなことあるかよ!』と思いました。
ところが、大学院生になって、英語教育を専門的に勉強する様になってからです。実は、音読は本当に効果的な英語学習方だということを学び、びっくりしました。音読は誰もが認める、素晴らしい英語学習方なんです、しかもその効果はすぐに現れる!
というわけで、さあ、学校の定期テストまで時間がないという人は特に、とにかく音読に徹しましょう!
なぜ音読がすぐに定期テストの点数につながるのか:
ちなみに、なぜ音読が学校の英語の定期テストにすぐに効果が出るかというと、学校の定期テストの試験内容は教科書からの出題が基本だからです。しかも、よくあるテストのパターンが、『次の日本文に合う様に、(カッコ)の中の単語を並び替え、英文を作りなさい。』というものがあります。これ形の問題は普通は教科書の英文をそのまま使っているので、あらかじめ音読をしておけば、頭で覚えていなくても、口が覚えていることがあるんです。または、実際に、単語を並び替えて頭の中で言ってみると、結構『確かこういう語順だったよな〜』みたいに自然と答えが出てくるんです。
定期テストに即効果が出る、学校の英語の勉強法
その2『テスト範囲の英単語をマスター』
定期テストまで本当に時間がないという人は、とりあえず『その1』の音読のところまでにして、『その2』は次回からにしましょう。『いや、まだそこまで切羽(せっぱ)詰(つ)まってはいない!テストは明日だ!』という人は、テスト範囲の単語は英語から日本語、日本語から英語に書ける様にしておきましょう。
ステップ1:
次の様なリストを作る↓。
レッスン1に出てくる単語と表現 |
|||
1 |
hello |
——— |
こんにちは |
2 |
student |
——— |
学生、生徒 |
3 |
school |
——— |
学校 |
4 |
pen |
——— |
ペン |
5 |
pinapple |
——— |
パイナップル |
6 |
——— |
りんご |
|
7 |
I have a __. |
——— |
私は__を一つ持っています。 |
8 |
car |
——— |
車 |
9 |
Japan |
——— |
日本 |
10 |
Japanese |
——— |
日本人、日本語、日本の |
11 |
from Japan |
——— |
日本出身 |
12 |
など… |
——— |
|
13 |
|
——— |
|
14 |
|
——— |
|
15 |
|
——— |
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16 |
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——— |
|
17 |
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——— |
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18 |
|
——— |
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19 |
|
——— |
|
20 |
|
——— |
ステップ2:
日本語の方を隠して、英単語や英語の表現を見て、なるべく速く日本語を言える様にチャレンジする。キッチンタイマーで時間制限をし、毎回自己記録にチャレンジすると、集中も出来るし楽しみながら英語が身につきますよ。
ポイントは、いつも1番から順番にやっていると、問題を順番で覚えてしまいます。なので、『今回は奇数の単語をやったら、偶数をやってみよう。』とか、『今回はリストを下から上に向かってやってってみよう。』などと毎回 英→日訳の順番を変えること。
音楽のプレイリストをいつも同じ曲順で再生していると、今再生している音楽が終わる頃になると、次の曲が何なのかわかってしまうのと同じことです。学校の定期テストで、君が使っている単語リストがそのままテストで使われることはないでしょう。なので、どの単語がどの順番で出てきても大丈夫な様にしておきましょう!
ステップ3:
英語から日本語への訳ができる様になったら、今度は日本語から英語への訳の練習です。今度は上の図のリストの英語の方を隠し、日本語の単語を見たら、その単語の英訳を書いてみましょう。
ここでもポイントは、ステップ1と同じ様に、リストを上からやったり、下からやったり...と訳をする単語の順番を毎回変えることです。
それから、学校の英語の試験では、正しいスペルでかけているかも大切ですので、しっかり1つの単語につき3回ずつ書きの練習もしましょう。
定期テストに即効果が出る、学校の英語の勉強法
その3『テスト範囲の日⇄英文の訳をマスター』
どうですか?定期テスト対策の勉強法をもうひとレベルあげられそうですか?
『大丈夫です!』という人は定期テスト対策の勉強法その3までいっちゃいましょう!
やり方は、その2の単語の練習に似ているのですが、それの文章バージョンです。
ステップ1:
学校の教科書をもとにして、次の様なノートを作ります。↓
レッスン1”Hello, everyone.” |
|||
1 |
Hello, everyone. |
——— |
みなさん、こんにちは。 |
2 |
Nice to meet you. |
——— |
初めまして。 |
3 |
My name is Dameo. |
——— |
私の名前はダメ男です。 |
4 |
I am from Japan. |
——— |
私は日本出身です。 |
5 |
I am a student. |
——— |
私は学生です。 |
6 |
This is my friend, Marco. |
——— |
こちらは私の友達のマルコです。 |
7 |
He is a student from Spain. |
——— |
彼はスペイン出身の学生です。 |
8 |
We often play the guitar together. |
——— |
私たちはよく一緒にギターを弾きます。 |
9 |
など… |
——— |
|
10 |
|
——— |
『作ります』と言いましたが、多分、学校の英語の授業のときに、作らせる先生がほとんどではないですか?もし学校の授業のときに、すでに作ってあるのであれば、それを使えばOKです。
『え〜!作ってないよ!しかもテストまであと数日〜!』という人も大丈夫。クラスのお友達にノートを借りて、コンビニでコピーをしましょう。
クラスメートからノートを借りる時のポイントは、なるべく字がきれいで、英語の成績がいいクラスメートからノートを借りることです。さらに、その子が、君の好きな子だったら、その子に『今度一緒に英語の勉強をしようよ!』なんていうことも!英語は得意になるし、好きなこと一緒に勉強もできるし、一石二鳥ですね。
ただ、逆のパターンはダメですよ。いくら好きな子と話がしたいからと言っても、英語のノートは汚い、字は読めない、本当のことが書いてあるんだかどうなんだかわからない様な子からノートを借りてしまっては、英語の成績向上につながるかどうかは疑問ですね〜。
はい、話を戻しましょう。英語の先生の中には、『ノートはコピー機でコピーをするんじゃなくて、手でしっかりと書くことにより、英語は上手になるんだ!』って言って、手で書くように指導している先生もたくさんいます。
まあ、それも一理あるんですが、それは時間があったらにしましょう。定期テストの数日前に、そんなのんきなことは言ってられません。手で写してる時間があったら、むしろその時間を音読や単語練習に使った方が効率的です。先生にバレなきゃいいんです。さっさとコンビニに行ってコピー機でコピーを取ってきましょう。もし先生にバレたら、『あれ〜、そうでしたっけ?』とか何とか言ってしらばっくれましょう。
ステップ2:
日本語の方を隠して、なるべく速く英文を日本文に訳します。単語の時とおなじく、キッチンタイマーで時間制限をし、毎回自己記録にチャレンジすると、集中もできるし楽しみながら英語が身につきますよ。
ただし、単語の時との違いは、文を訳すときには、文の順番をシャッフルする必要はないです。それはなぜかというと、文をシャッフルしてしまうと、意味がよくわからない文章になってしまうことがあるからです。例えば、上の文章の日本語をシャッフルしてみました。変な自己紹介文になっちゃいましたよね。↓
1 |
He is a student from Spain. |
——— |
彼はスペイン出身の学生です。 |
2 |
I am from Japan. |
——— |
私は日本出身です。 |
3 |
We often play the guitar together. |
——— |
私たちはよく一緒にギターを弾きます。 |
4 |
Nice to meet you. |
——— |
初めまして。 |
5 |
This is my friend, Marco. |
——— |
こちらは私の友達のマルコです。 |
6 |
I am a student. |
——— |
私は学生です。 |
7 |
My name is Dameo. |
——— |
私の名前はダメ男です。 |
8 |
Hello, everyone. |
——— |
みなさん、こんにちは。 |
9 |
など… |
——— |
|
10 |
|
——— |
上の例では文章の出だしがいきなり『彼はスペイン出身の学生です。』となってしまっています。いきなり『彼は...』なんて言われても『誰のことですか?』ってツッコミ入れたくなっちゃいますよね。
はい、なので、段落や文章、物語などの訳の練習をするときは、むしろ文の順番をシャッフルしないで、順番に訳していきましょう。
ステップ3:
英語から日本語への訳ができる様になったら、今度は日本語から英語への訳の練習です。日本語から、英語に訳すときは、スピードも大事ですが、スペルも大切になります。なので、日本語から英語に訳をするときには、紙に英訳を一つずつ書いてやりましょう。そして、丸つけをするときも、スペルだけではなく、スペースやコンマ、ピリオドの打ち方もしっかりチェックしましょう。
Sunshine(サンシャイン)を使っている人は!
私の娘が、今中学1年生で、サンシャインと言う教科書を使っています。で、娘の学校の英語を少し先取りする形で、Sunshine(サンシャイン)の内容に対応している単語カードの無料ダウンロード、本文の英語→日本語、日本語→英語の訳の練習動画などを公開しているページも立ち上げました。娘の学校の英語を少し先取りする形で更新しているページなので、ゆっくりですが、将来的には1年生〜3年生分のSunshineに対応した内容のブログを書いて行こうと思ってます。学校でSunshineを使っている人は、ぜひそちらの方も見てみてください↓
-中一英語テキストSunshine(サンシャイン1年生用)に対応したブログ
まとめ
どうですか?学校や塾の先生と同じことを言っているかもしれませんし、新しいことを言っているかもしれません。でも、この3つをやるだけで君の学校の英語の定期テストの成績は確実に、しかもすぐにアップします。
『テストまでに本当に数十分しかない!』という人は、残された時間まずはとにかく音読を徹底的に。
『いや、テストまでまだ数時間ある』という人は音読+単語練習を。
そして、『テストまでまだ2、3日ある』という人は音読+単語練習+英文⇄日本語の訳練習を徹底的にやってみましょう。だまされたと思ってやってみてください。本当に君の英語の定期テストの点数が信じられないくらいアップします。
次号では英語の成績をアップさせるテクニック中級編をお届けしたいと思います。次号を乞うご期待。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。