ねこログ

2児のパパ&主夫で外国語講師をしています。趣味の語学学習や子育て、簡単な男の料理、お菓子作り、家事の悩みや工夫、ライフハックなど色々と書いた雑記ブログです。

家庭で自分の子供に英語を教える方法①:色の練習

家庭で自分の子供に英語を教えてあげられたら...

子供達に楽しみながら、英語を教えてあげられたら...

英会話スクールや学校の英語の授業にプラスアルファできたら...

と思ったことはありませんか?

 

毎日少しずつ、親子でできる簡単英会話レッスン:

 そこで、これから何回かに渡って、我が家で行なっている親子の英会話練習法をご紹介していきたいと思います。

 我が家では、ほぼ毎日、夕食後に10分程度の英語レッスンをしています。長女が来年度新中学一年生で、次女が新小学一年生なので、2人の娘たちの英語レベルには結構な差があります。でも、まあ遊びながら練習しています。

 ちなみに、先ほど、『ほぼ毎日』と言ったのですが、厳密に言うと、英語と中国語を週2回、スペイン語を週1回です。基本的には同じ内容を、言語を変えて練習しています。また、私が自分で描いたカード類もこのページからダウンロードできる様にしておきますので、ぜひご自由にダウンロードして使っていただければと思います。市販の名刺作成用紙にカラー印刷してください。

 ちなみに名刺作成用紙のおすすめは、下のものがおすすめです。安価で薄いものを使って印刷してしまうと、絵が裏面にも浮き出てしまうことがあります。そうすると、カードを裏返して行うケームなどは、表に何の絵が描いてあるのかゲームをする前からわかってしまい、ゲームができなくなってしまいます。

 

 さて、本題に戻りましょう。

 

今週は英語で色を言える様にしてみよう!:

『色カードで神経衰弱』

 今週は色々な色が英語で言える様に、神経衰弱ゲームをしています。それでは我が家ではどの様に親子で英会話の練習をしているのかご紹介します。

 

準備:カードを作成する。

 マスターしようと思う内容によっては、飲み物を使ったり、お菓子を使ったりもするのですが、今回は色カードを作りました。かなりインパクトのある絵も含まれているのですが、もしよろしければご自由にダウンロードください↓

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同じカードを2枚ずつ準備します。

 

ステップ1:リピート練習で色を練習

 下の図の様に、子供達にカードが見える様に座ります。

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私が英語で色を発音します。そして子供達にリピートさせます。

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ステップ2:神経衰弱ゲームで楽しむ

 何度かリズミカルに色のリピート練習をしたら、全てのカードをテーブルの上に並べます。そして神経衰弱ゲームをします。

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 神経衰弱ゲームとは:裏返しにしたカードの中から適当に2枚選び、表にします。2枚とも同じ色のカードが出たら、そのカード2枚をゲット。違う色が出たら、裏返しにもどす。

 それだけです。ただし、一枚目のカードを表にしたら、2枚目のカードを選んでいる間ずっとその色を英語でみんなで声に出して、2枚目のカードを選ぶ様にしています

例:1枚目のカードが『あか』だったら、2枚目のカードを選んでいる間すっと:

『red, red, red, red, red, red...』とリピートして赤いカードを探します。

 そうすることにより、ゲームをしながら英語の練習ができます。また、『自分が探しているものは"red"だ』と無意識のうちに『赤い色=red』と脳の中に英語脳ができる様になるんです。

 

このアクティビティーのポイント:

 単純に見えるかもしれませんが、いくつか注意をするポイントがありますので説明します。

 

ポイント①

 我が家の場合は、長女と次女の年が6学年離れています。なので、長女対次女のゲームを行うのはなるべく避ける様にしています。理由は、①語学力に明らかな差があるのと、②どちらが勝ってもどちらが負けても喧嘩になってしまうことがあるからです。

 対戦型のゲームは、『私 vs 子供チーム』でゲームをする様にしています。そうすることにより、親の方は多少、どのくらい子供達に勝たせて、どのくらい負けさせるのかをコントロールできます。ゲームが簡単すぎたり、難しくなりすぎたりするのをコントロールできるのです。

我が家の例:

 私の番=普通にプレイ

 →子供チームの番=次女が最初の1枚を選び、2枚目は長女

 →私の番=普通にプレイ

 →子供チームの番=長女が1枚目を選び、2枚目は次女

 →私の番=普通にプレイ

 →子供チームの番=次女が最初の1枚を選び、2枚目は長女

 →私の番=普通にプレイ

 →子供チームの番=長女が1枚目を選び、2枚目は次女...

 

ポイント②

 2枚目のカードを選んでいる間はしっかりと声に出して探しているカードを英語で何度も言う。

 →さもなければ、ただの神経衰弱ゲームになってしまいます。目的はあくまで英語で色が言える様になり、自分の言っている英語が頭の中でちゃんとイメージできる様にすることですので。

 ゲームが進行していくうちに、子供達は英語をリピートするのを忘れてしまいますので、教える方はしっかり子供達がリピートしていることを毎回確認しましょう。

 

ポイント③

 色を発音するだけだと簡単すぎる場合は、1つフレーズも一緒にマスターしてしまいましょう。

 我が家の場合は、長女の方はすでに英語でこれらの色が言えます。なので、色を練習するだけだと簡単すぎてしまいます。なので、カードを返すたびに『Do you like +出た色?(OO色は好きですか?)』と尋ねます。もしその色が好きであれば『Yes, I do.(はい、好きです。)』もし好きでなければ『No, I don't.(いいえ、好きではありません。)』と言ってからゲームを進めます。

 この方法で『Do you like OO?』も同時に練習できます。また、長女が英語で『Yes, I do.』とか、『No, I don't.』と言っている様子を次女が見ています。すると、結構次女も長女の真似をして『Yes, I do.』とか『No, I don't.』とか言おうと頑張ったりもします。

 

ポイント④

 『ちょっと物足りない』くらいで終了にする。我が家の場合は、これを10分から15分程度行い、その日のレッスンは終了です。楽しくなってくると『もう一回!』とか子供達が言ってくることがあるのですが、やりすぎてしまうと、そのゲームに飽きてしまい、同じゲームがしばらくできなくなってしまうので、『もうちょっとしたいな〜』くらいのところで終了にします。それから、『もうちょっとしたいな〜』と言う気持ちを残しておいた方が長く続けられます。

 教える方もそうですね。あまり頑張りすぎてしまうと長続きしなくなってしまいます。パパやママが自分の子供に教えるのであれば、1レッスン10分から15分がベストかと思います。

 

バリエーション①:

 対戦式のルールではなく、『チームワークで2分以内に全部取れるかチャレンジしてみよう!』と言う時間チャレンジも可能です。

バリエーション②:

 難易度を難しくするため、ハズレカード(おもて面に『ハズレ』、裏面は他のカードと同じ見た目のもの)も準備しておいて、神経衰弱ゲームの時にそれも混ぜてOKです。

 

最後に:

 来週は『私は嬉しいです。』や『私は悲しいです。』などの表現の練習を行ってみる予定です。今日も最後までどうもありがとうございました。

子供をバイリンガルに育てる【ハッピーイングリッシュ】

 

単語(英語・スペイン語・中国語):

赤=red, rojo, 红色(hóng sè)

青=blue, azul, 蓝色(lán sè)

黄色=yellow, amarillo, 黄色(huáng sè)

緑=green, verde, 绿色(lǜ sè)

黒=black, negro, 黑色(hēi sè)

白=white, blanco, 白色(bái sè)

茶色=brown, marrón, 褐色(hè sè)

紫=purple, morado, 紫色(zǐ sè)

オレンジ=orange, naranja, 橙色(chéng sè) 

ピンク=pink, rosado, 粉红色(fěn hóng sè)