『シャワーのお湯が蛇口をひねっても出なくなってしまった!』
『水道の水が流れたままで、蛇口をひねっても止まらない!』
『シンクから水漏れがして大変!』
水回りのトラブルって、かなりあせりませんか?
実は我が家も一昨日、水回りのトラブルがあったんです。どうしたかというと、シャワーを浴びている最中に、急に水が止まらなくなっちゃったんです。
具体的にいうと、こんな感じです。夜、夕ご飯のあと、シャワーを浴びていたんです。で、一通り体を洗って、浴槽につかろうかと思い、シャワーのお湯を止めようとしました。すると、一瞬、レバーと内部の栓の接続が外れるような感覚が手に伝わってきました。そしてその後はもう大変!シャワーの栓を開閉するレバーがツルツルと空回りするだけ!シャワーヘッドからジャンジャン水が出てきて、止められなくなっちゃったんです。ちなみにこちらが我が家のシャワーです(修理後に撮った写真)↓
でも、落ち着け!普通、シャワーや水道は根本にドライバーで回せる栓が付いている!そう、という訳で、とりあえず体をタオルで拭いて、ダッシュで階下の道具箱がある押し入れへと走りました。しか〜し!道具箱の中にはマイナスのドライバーがない!
というわけで、素っ裸のまま、書斎のデスクのところにいきました。実は私のデスクの中にも、ドライバーやニッパーなど、多少の工具が入っているので、その中からマイナスドライバーがわりになるものを探して... 風呂場へ直行!
はい、で、元栓をとめて↓、水の出はなんとか止めることができたんです。
そう、我が家のお風呂場の水栓はKVKというメーカーのものなのですが、上の写真の部分をマイナスのドライバーで回せば、水を出したり止めたりすることはできるんです。が、このままではシャワーを浴びるたびに、この根本の栓の開閉をおこなわなければなりません。非常に不便です。
というわけで、つぎの日に水栓をこじ開けて、中身を見ることにしてみました。ちなみに、読者のみなさんがご自身でこの作業を行うときは、自己責任ということで宜しくお願いします。
シャワーの水栓の解体作業:
①まず、上の写真の赤い丸で囲ってある、元栓がお湯の方と水の方両方ともしっかりとしまっていることを確認。
②次に、水の開閉を行う切替ハンドルをはずします。ハンドルにキャップが付いているのですが、そのキャップにマイナスドライバーを差し込んでこじ開けられるようになっているくぼみがあります↓。
そこにマイナスドライバーを差し込んで、キュッキュッキュッっとキャップをずらしていくと〜はい、下の写真↓のように、切替ハンドルも外れました。
③切替弁ユニット(上の写真では、白く細長い突起物がありますが、それが切替弁ユニットの一部です)が固定されているナットをスパナで外します↓
はい、こちらが故障した切替弁ユニット全体の写真です↓
KVKのZ695Aというパーツです。ちなみにこのZ695AというパーツにはPZ695Aという商品番号のものも存在します。購入するときに『どっちを購入したらいいんだろう?』と違いがよくわからなかったので、メーカーさんに問い合わせたところ、メーカーさん曰く『PZ695Aの方は、ホームセンターなどの商品棚に吊るすことができるように、パーツを入れるふくろにパンチホールがあいているだけです。』とのこと。Z695AとPZ695Aのどちらにするか迷われている方がいらっしゃいましたら、中身はおなじなのでご安心ください。どっちでも大丈夫です。
さて、本題に戻りましょう。我が家の場合、トラブルの原因は、このZ695A/PZ695Aという切替弁ユニットが空回りしていたんです。本来であれば、このユニットの黒いプラスチックの部分と白いプラスチックの部分をクルクルひねると、内部の金属の弁が開閉するようになっているのですが、内部の接続部分が外れてしまったようで、捻っても弁が動かなくなってしまっていたんです。
④というわけで、この切替弁ユニットを新品のものと交換して↓
⑤外したパーツを全て元あった場所に固定し直せば作業完了。無事シャワーを直すことができました。
まとめ:切替弁ユニットはメーカーさんのサイトでも購入できます。送料と税金込みで¥4,126。2020年11月26日現在、アマゾンでは税金と送料込みで¥3,100(Z695A)で売っています。一度交換パーツさえ手に入れば、作業の所要時間は10分程度です。が、もし読者のみなさまがこの作業を行うのであれば、自己責任ということで宜しくお願いします。
今日も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。