ねこログ

2児のパパ&主夫で外国語講師をしています。趣味の語学学習や子育て、簡単な男の料理、お菓子作り、家事の悩みや工夫、ライフハックなど色々と書いた雑記ブログです。

行楽 No. 3 『鹿児島県桜島: 桜島の見どころを県外からの観光客の視点で(パート2)』

 前回、2018年の5月に鹿児島県の桜島に行ってきたというお話をしました。そので今回は実際に桜島についてからのお話になります。

 桜島は噴火活動が活発なのに、なんと5,000人ほど住んでいるって聞いて驚きです!さらに観光客もたくさん訪れると聞いてたので、『行けばきっとなんとかなるだろう!』とほぼ無計画で桜島に行って来ました。

 

ちなみに桜島の位置はこちらのgoogleマップで確認いただけます。↓

 

桜島フェリーターミナル出発!』

 鹿児島港出発のよりみちクルーズが桜島フェリーターミナルに到着したのがだいたい正午(お昼の時間)ごろでした。で、フェリーターミナルの近くにはスーパーやレストランがありました。しかし『せっかく車で来てるのだから、少しターミナルから離れたところに車で行って、桜島でしか食べられないものを食べたい!』ということで、少し車で運転することにしたんです。しかし!考えが甘かったです。この時点では、まさかあんなことが起こるなんて家族の誰が予想できたでしょうか!

 

 

 桜島は、島をぐるりと一周囲うようにして、県道26号と国道224号が走っています。桜島に住む方々にとっては、なくてはならない重要な生活道路なので、道沿いには『レストランやお店がたくさんあるだろう』と考えていました。でも実際はフェリーターミナルから少し離れると、お店や民家が全然見当たらなくなってきてしまいました。

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『イルカの群れに遭遇!!!』

 フェリーターミナルを出発して、県道26号を時計回りで車で走って行ったのですが、ターミナルを出発してちょうど10分ほどだったと思います。海岸沿いに車を走らせていたら、車の左手に見える海に、車と並行して泳ぐイルカの群に遭遇したんです。ものの数秒だったのですが4〜5頭のイルカの群れでした。カメラを取り出して撮影するほどの時間がなくて残念だったのですが、生まれて初めて野生のイルカが群れで泳ぐところがみれて嬉しかったです。

 

びわ直売所のおじさん、びわ出血大サービス!』

 イルカの群れに遭遇して気分も絶頂にたっしたところで、今度はお腹を満たす番です。実はフェリーターミナルを出発して、かれこれ25分間、国道26号を走り続けていたのですが、海岸沿いだった道がいつの間にか山道に変わって来てしまい、民家すら見当たらなくなって来ていたんです。

 しかし、『人が全然いないね。来た道を戻った方がいいかな?』と家内と相談していたところ、ちょうど、採れたて新鮮の枇杷(びわ)を売っている、びわ直売所がありました。『枇杷(びわ)を買うついでに、この辺にどこかお昼ご飯が食べられる場所がないか聞いてみよう!』ということで、車を止めて、びわの直売所に行ってみると、びわ直売所のおじさんが親切に近くのレストランの場所を教えてくれました。

私:すみません。この辺でどこかお昼ご飯が食べられる所はありませんかね?

おじさん:来た道をあと15分ぐらいそのまま真っ直ぐ行くと、中学校の反対側に美味しいちゃんぽん屋さんがあるよ。

と。

 ちなみに、買ったびわは2パックだったのに、『ちょっと味見してみて』っとおじさんが、買った量よりも多くびわを分けてくれました。ありがとう、おじさん。軽い気持ちで『きっとどこにでもレストランぐらいあるだろう』とフェリーのターミナルで食事をしなかったことを後悔しつつ、いただいた枇杷(びわ)を少しほおばり、お昼ご飯にありつくために再出発です。

 

『ちゃんぽん屋さん発見!』

 びわ屋さんのおじさんの言うとおり、車を運転することさらに15分ほどでしょうか、中学校、そしてちゃんぽん屋さんがありました。この時、時計の針はすでに2時近かったので、まだお昼が食べられるかどうか少し心配だったのですが、とりあえず『営業中』とも出ていたので、入ってみることにしました。

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 ↑こちらの写真の左に写っているのが、目印の中学校(鹿児島市黒神中学校)で、道の反対にある民家の様な建物がちゃんぽん屋さんです。

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 お店の名前は『つばきちゃんぽん』さんで、実はメディアにも取材されたことがあり、結構有名とのこと。メニューはちゃんぽんのみなのですが、ちゃんぽんにたっぷり椿油(つばきあぶら)が入っていて、コクがあるのにあっさり。ペロリと2人前くらい食べても胃にもたれないとても上品な味のちゃんぽんでした。こんな感じです↓

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つばきちゃんぽんのお母さん、つばきちゃんぽんの常連さん、ありがとう!』

 私たちが『つばきちゃんぽん』さんに入店したのが2時ごろだったせいか、私たち以外にお客さんは男性の方が一人、女性の方が1人だけでした。県外からの観光客だと言うのがすぐにわかった様で、『どこから来たの?』と女性のお客さんが話しかけて来てくれました。さらに『お嬢ちゃんたち可愛いね』と言って、娘たちにさらにびわを両手いっぱいに分けてくれました。(自分たちで買ったびわは2パックなのに対して、もらったびわは、その3倍に!!!)

 さらに、私の家内が中国人なのと、つばきちゃんぽんさんのお母さんが中国に2週間ぐらい行ったことがあるとのことで意気投合。子供達にはサービスでゼリーまでいただいてしまいました。それから桜島に関する面白い話もたくさん聞かせてくれました。

 私たちも、『こちらに来る途中、イルカの群れに遭遇したんですよ』と言う話をしたら、つばきちゃんぽんのお母さんがiPadで、そのほかのイルカウォッチンングスポットを教えてくれました。実は車の右後部座席に座っていた6歳の次女はイルカの群れを観そびれてしまっていたんです。なので、父親としてはなんとしてでももう一度次女に野生の泳いでいるイルカを観させてあげたいと思っていました。

 

 

黒神埋没鳥居(くろかみ まいぼつ とりい)』

 私たちは何気なく車でフラフラ〜とやって来て、『つばきちゃんぽん』さんに入って行ったので、初めは気づかなかったのですが、実は『つばきちゃんぽん』さんのお店の反対側には『黒神埋没鳥居(くろかみ まいぼつ とりい)』と言う、大正3年(1914年)の噴火で、火山灰によって地面に埋もれてしまった鳥居があります。

 こちらの鳥居はもともと地上3メートルの高さがあった鳥居らしいのですが、1914年の大噴火の時に火山灰に埋もれてしまい、現在は鳥居の頭の部分が地表1メートルほど顔を出している状態です。

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  県道26号沿いにあって、見学は無料です。詳しい住所やお問い合わせ電話番号などは公式サイトのようなものを見つけましたので、そちらをご覧ください→(みんなの桜島)。私個人の感想なのですが、なにかパワースポットのような場所で、生きていることの有り難さが実感できる、そんな雰囲気の場所でした。普段は子供達もいるので、ディズニーランドなどのテーマパークや遊園地、動物園に行くことが多いのですが、こういった神聖な場所も普段とは違った魅力を感じてとても新鮮な気持ちになりました。

 

 『桜島の噴火に遭遇!!!』

 桜島は小規模な噴火を今も繰り返していて、その回数は1年間に1,000回を超える年もあるだとか!!!で、実際に、私たちがつばきちゃんぽんさんでお昼ご飯を食べていた時に小規模な噴火があったようです。

 ちょうどつばきちゃんぽんさんのお母さんから『イルカが観れるかもしれないスポット』を教えてもらっていた時に、つばきちゃんぽんのお母さんの携帯の何かのアラームが鳴り響きました。

 桜島に住んでいる方がらからすると、日常なのでしょうか、つばきちゃんぽんさんのお母さんはアラームをさほど気に止める様子はなかったので、私たちもその時は気づかなかったのですが、鳥居を後にして車を走らせると、ものの数分であたりが霧に包まれたようになりました。でも車のガラスが濡れる様子はなかったので、『あっ!さっきのアラームは噴火だったんだ!』と気づいたのです。

 火山灰で視界がどんどん悪くなって来て、車の運転を続けるべきか、ハザードランプをつけて路肩に停止させるべきかちょうど悩んでいたところ、運良く道の右手にお土産やさんが見えて来たので、入ることにしました。

 車から出ると、あたりは火山灰だらけなので、火山灰が目に入り痛かったのですが、運良くそのお土産やさんには、正面に屋根の付いている駐車場があったので、お店の中にダッシュで駆け込みました。

 

 

 こちらがそのお土産やさんの裏口から桜島の小規模噴火の様子を撮影した写真です。空が曇っているように見えますが、火山灰で覆われているため、曇っているように見えます。また、写真はすでに噴火によって吹き出される火山灰がだいぶ少なくなって来た頃に撮影した写真です。しばらくの間、お土産やさんの中に避難させていただいておりました。

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 ちなみに桜島には、万が一に備えて、下の写真のような待避壕(たいひごう)があちらこちらにあるそうです。

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 避難させている間に、お土産やさんの店員さんに色々お漬物の試食やお菓子の試食をさせていただきました。お土産やさんの皆さん、どうもお世話になりました。

 さて、お土産やさんに避難させていただいて15分程度経った頃だったと思います、視界もだいぶ開けて来たので、家族4人でまだ空中には火山灰が漂っている中を車に乗り込んで桜島探検に再度出発することにしました。

 到着そうそう、お昼ご飯を求めて2時間の運転、そして火山噴火には度肝を抜かれました。でもまあ旅とはハプニングの連続でしょう。運転していた私は内心『どうしよ〜』の連続でしたが、家族はみんな大はしゃぎでした。

 さて、あとはもう一度、次女のための野生のイルカ探しです。果たして野生のイルカに会うことができるのでしょうか?我が家の鹿児島県桜島の旅はまだ続きます。次回をこうご期待ください!

  

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