『梅雨の季節や雨降りの日には、屋外ではジョギングやランニングができないので残念』
と思ったことはありませんか？
私もジョギングを始めてかれこれ１年半が経つのですが、今シーズンで二度目の梅雨の季節を迎えようとしています。去年は、雨の日や梅雨の時期は、屋外でのジョギングはあきらめていました。天気が悪い日はその代わりに、屋内で筋トレやその場足踏みなどをしていたんです。しかし、雨の日が続くと、さすがに『あ"〜、今日も雨か〜。ランニングに行きたかったのにな〜...』って。
雨の日にランニングが出来ない理由は主に：
①雷が鳴っていると危険だから
とか
②地面が滑って転ぶ可能性があるから
や
③雨でスニーカーやトレーニングウェアが濡れるから
と言うのが一番多い理由だと思います。上記の①は確かに危険なので、雷がなっている時や、なりそうな時には、ジョギングやランニングに限らず、外出すること自体を控えた方がいいでしょう。しかし、②と③は身に付けるものを一工夫するだけで、実は解決出来てしまうんです。
『雨でジョギングに行けない』を解消する、お勧めの解決策：
上記②の『地面が滑って転んでしまう恐れがある』は、地面が濡れていても滑りづらい靴を履けば解決。そして、③の『雨でスニーカーやトレーニングウェアが濡れてしまう』は、雨に濡れても大丈夫な靴やウェアを身につけることによって解決です！それでは具体的にどんなアイテムがあるか見ていきましょう！
雨の日のランニングウェアは：
ジョギングやランニングをしていれば、結局は汗をかいて体もウェアも濡れてしまいます。なので、雨の日は、まず①あらかじめ玄関にタオルを用意しておきます。そして、②タンクトップに短パン姿でジョギング・ランニングに行きます。そして家に帰ってきたら、玄関のところでタオルで体を拭けば、結構水分は拭き取れてしまいます。なので、『雨で体やウェアが濡れてしまう』と言う問題はこのような工夫で対処できます。
ただ、雨の日にジョギングやランニングをする際は、蛍光色の目立つランニングシャツを身につけることをお勧めします。雨で視界が悪くなっているので、車や自転車の運転手、歩行者にも、遠くからすぐに『あっ、あそこに人がいるな！』というのをわかってもらえるようにするための安全対策です。
雨の日のランニングシューズは：
そして、シューズの方も、雨天の時にはランニングシューズではなく、③マリンシューズと言って、底が薄く甲の部分はメッシュ素材でできている靴を履いてジョギング・ランニングに出かければ、思いの外、雨天でも快適にジョギング・ランニングを楽しむことができます。マリンシューズとはこんな感じのもので↓
『アクアシューズ』や『ビーチシューズ』、『スノーケリングシューズ』、『ウォーターシューズ』などとも呼ばれているそうです。水辺で使用することを前提に作られている靴なので、水に濡れても、『水分で重くなりすぎて走れない』などと言うことはありません。また、ずぶ濡れになっても『ブ〜ン』と振り回せば、遠心力で水分はきれて、しばらく風通しの良いところに置いておけばすぐに乾燥してしまいます。こんな感じで、雨の中もガンガン走れて、へっちゃらです。
前述の通り、このマリンシューズと言うものは、海や水辺で履くために作られた靴なので、地面が濡れていてもグリップ力があり、滑ってしまうことはあまりありません。なので、上の②『地面が滑って危険だから』と言う理由と、③の『雨でスニーカーが濡れてしまうから』と言う問題もこれで解決できます。
ただ、マリンシューズはソール(靴の底の部分)がクッション性のあまりない素材でできています。なのでマリンシューズを履いてランニングをするときは、走る時に地面にかかとから着地するランニングフォームで走ると、かかとが地面に着く衝撃で、膝や腰を痛める原因になります。なので、足のこの部分↓
で地面に着地するランニングフォームで走る必要があります。これは『ベアフット・ラン』とか『素足ラン』『ベアフット・ランニング』などと呼ばれている、本来は裸足でランニングを行うときのランニングフォームらしいのですが、それに関しては別のページに詳しい行い方や実際にやってみた感想などを書いてありますので、ぜひそちらの方をご覧ください（素足で走る！『ベアフット ・ランニング』の４つの効果と意外な利点とは）。
ちなみに、私の場合、ジョギングするときは、ジョギングシューズは履かずに、マリンシューズかきねや足袋株式会社さんと言う足袋(たび)メーカーのランニング用の無敵(むてき)と言う足袋を履いてランニングをしています。
以前、『こんなソールの薄い靴を履いてジョギングなんかしたら、膝を痛めるぞ！』と知人に言われたことがあるのですが、私は素足ランのフォームで走っているおかげで、今のところ全然問題ないです。このランニング用の無敵(むてき)(またはマリンシューズ)でのランニングを現在6ヶ月ほど続けていて、さらに私の場合は下の写真↓のように、ミズノのトレーニング用のウェイトジャケットに5キロの重りを入れて毎日走っています。距離は5キロから8キロのランニングをしているのですが、今のところ膝の痛みも腰痛も一切ありません。
参考までに、私のランニンをするときのコンディションは：
-年齢40代 前半
-身長163cm
-体重70キロ＋5キロのウェイトジャケットを着る
-ランニングの頻度＝毎日
-1回のランニングの距離＝5〜8キロメートル(距離が5キロの日は、それプラス100メートルダッシュx4回)
-1キロメートルあたり５分３０秒から５分45秒のペースでのランニング
体重７０キロ+５キロの重りを身につけてのランニングと言うことで、かなり足腰に負担のかかる条件かと思いますが、今のところ、膝や腰などの関節には全然問題ありません。
雨のランニングにおすすめのシューズ：
と言うわけで、雨の日のジョギング・ランニングにマリンシューズは非常に便利なのですが、シューズによってアタリ・ハズレがあるので、ここからは私が雨の日に試して見たシューズに焦点を当てていって見ましょう。
雨天時のランニングシューズ その①
私が一番最初に雨天の時のランニングで履き始めた靴は、マリンシューズではありませんでした。ワークマンで¥1,500で買った撥水性のある素材でできたカジュアルな靴だったんです。それがこちらです↓
この靴も悪くはないんですが、しばらく走っているうちに上の写真で私が指さしているベルトの部分が緩くなってきて、プカプカ浮いてしまうんです。1キロほど走ってはベルトを閉め直して、また走ってはベルトを閉め直して...と結構面倒くさい。
雨天時のランニングシューズ その②
そこで、次に試したのが無名のメーカーの¥900くらいのマリンシューズでした。しかし、もともとマリンシューズはおそらくアスファルト上をジョギングするためには作られていないようで、アスファルト上を走っていたら、靴の両脇のメッシュの部分がランニング中にアスファルトで擦り切れてしまいました。買ったばかりの新品のマリンシューズだったのですが、3キロ走った地点でメッシュ素材がボロボロに... 仕方がないので、靴を脱いで残りの3キロを本当に素足で走って家に帰りました(涙)。
雨天時のランニングシューズ その③
その後も、いろいろ試してみたのですが、最終的に落ち着いたのがこちら↓
株式会社キヌガワさんというマリンスポーツ用品メーカーから出ているAQAと言うブランド名のマリンシューズ『スノーケリングシューズIII』と言う商品がおすすめです。
これにたどり着くまでは、￥１，０００代の安価なものを試していたのですが、どれもすぐにソールの部分とメッシュの部分のつなぎ目が地面で擦れて穴が空いてしまっていました。しかし、こちらのマリンシューズは￥３，０００(税抜き価格)と、今までのマリンシューズの３倍の金額(と言っても、かなり安いですが...)するのですが、下の写真でご覧いただけるように、ソールのゴムがつま先からかかと、そして足の両サイドまで覆ってくれるので、つなぎ目がアスファルトで擦れて、メッシュの部分が切れてしまうなどと言うことは全くないんです。
しかもメーカーさんは安心の国内メーカー。私みたいに安物に何度も挑戦して、何足もだめにして『安物買いの銭失い』になる前に、是非こちらの『スノーケリングシューズIII』を試して見てください。
まとめ：
と言うわけで、『梅雨の季節や雨降りの日には、屋外ではジョギングやランニングができないので残念...』と、雨が原因でジョギングやランニングを諦めている方、
①タンクトップと短パン(濡れてもタオルですぐに雨を拭き取れる服装)
②タオル(ジョギング・ランニング前にあらかじめ玄関に置いておく)
③マリンシューズ(水辺での使用を目的に作られたシューズ)
上記の３つのアイテムを使えば、土砂降りの日でも結構快適にトレーニングができてしまいます。ぜひお試しください。
