今日のターゲット表現は前回の続きで:
『能不能赶快OO?(néng bu néng gǎn kuài OO ?)=急いでOOをしていただけませんか?』
です。
前回は『能不能 OO?(néng bu néng OO?)=OOをしてくれませんか?』と言う表現を練習しました。1回だけではまだ消化不良なので、今日も同じ内容を練習する予定です。ただ、全く同じでは芸がないので、前回のフレーズに『赶快(gǎn kuài)=急いで、はやく』と言う単語を追加してみることにしました。
『赶快(gǎn kuài)=急いで、はやく』を加えることによって、ちょっと変な文になってしまうものもありますが、まあその辺は大目にみてください。
ちょっと意味が変になってしまう表現↓
1.『能不能赶快等我?(私のことを早く待ってください)?』←『早く待つ』って意味不明ですね〜...
2. 『能不能赶快快点?(できるだけ早く急いでください)?』←ちょっと意味が重複してますね〜...
我が家の家庭状況:
私(パパ)=日本人
妻=中国人
夫婦の共通言語=英語
住んでいる場所=日本
長女=中2
次女=小2
本日のターゲット文法と表現:
『能不能赶快OO?(néng bu néng gǎn kuài OO ?)=急いでOOをしていただけませんか?』
使用する単語・表現:
-给我买这个(gěi wǒ mǎi zhè ge)=私のためにこれを買う
-打扫房间(dǎ sǎo fáng jiān)=部屋を掃除する
-关上门(guān shàng mén)=ドアを閉める
-做饭(zuò fàn)=ご飯を作る
-教我做作业(jiāo wǒ zuò zuò yè)=私の宿題を手伝う
-等我(děng wǒ)=私のことを待つ
-打开窗户(dǎ kāi chuāng hu)=窓を開ける
-带我去什么地方(dài wǒ qù shén me dì fāng)=私をどこかに連れて行く
-关灯(guān dēng)=灯りを消す
-快点(kuài diǎn)=急ぐ
カードの無料ダウンロード:
レッスンの練習はもちろん、アクティビティーやゲームで単語カードを使用するので、上記の単語・表現が絵と文字付きで載っているカードを自分で作りました。無料で公開しているので、もしよろしかったらご自由にダウンロードして、印刷してご使用ください(PDF無料ダウンロードは→中002(能不能OO?)。
市販の名刺作成シートに、A4サイズで100%の倍率で印刷してください。名刺作成シートのミシン目に合わせて作成してあります。ミシン目で切り取ると、簡単に10枚の絵付き単語カードができるようになっています。
『エーワンマルチカード名刺厚口 1,000枚分』がお勧めです。用紙が厚口なので、印刷した時に、反対の面に絵や単語が透けないんです。神経衰弱のようなゲームをするときに、裏面に絵が透けてしまわないようにする必要があるので、厚口の用紙を使うのはとても重要なポイントです。また、この1,000枚分の商品は値段が安くてお買い得です。アマゾンのリンクを貼っておきますので、ぜひご参考にしてください→『エーワンマルチカード名刺厚口 1,000枚分』。
レッスンの行い方:
①単語の練習:私→子供達、私→子供達 と2回ずつ、上記の単語の反復練習。
②「中国語で『OOをしてくれない?』」っていう時は『能不能OO?(néng bu néng OO ?)』っていうんだよと説明→一緒に3回リピート練習。
③「中国語で『早く』とか『いそいで』」っていうのを『赶快(gǎn kuài)』っていうんだよと説明→一緒に3回リピート練習。
④私→子供達、私→子供達 と2回ずつ、『能不能赶快OO?(néng bu néng gǎn kuài OO ?)=急いでOOをしていただけませんか?』をカードを使って反復練習。
「『赶快等我(děng wǒ)=私のことを急いで待つ』って言うのと『赶快快点(kuài diǎn)=急いで急ぐ』ってちょっと変な文だね〜どう言うことだろう〜?」とこの二つの文はちょっと意味が変になってしまうと言うことは伝えます。でも、あとはそのまま問答無用でドンドン進めます。
⑤「『いいよ〜。』って言う時は、『好啊(hǎo a)』っていうんだよ。じゃあ一緒に『好啊(hǎo a)』を3回練習してみよう!」と言って、3回リピートさせます。
⑥上記の④同様に『当然啊(dāng rán a)!=もちろんですよ。』と『对不起(duì bu qǐ)、我不能(wǒ bù néng)。=ごめん、無理です。』も3回練習。
⑦私→子供達、私→子供達 と2回ずつ、『能不能赶快OO?』をカードを使って反復練習。
⑧まとめ:動体視力ゲームをして終わり。(ゲームの行い方は↓)
動体視力ゲームの行い方:
準備するもの:
①絵付きの単語カード(PDF無料ダウンロードは→中002(能不能OO?)。
動体視力ゲームの行い方:
基本的な行い方は、学習者にカードを一瞬だけ見せて、カードに何が書いてあるかを当てさせるゲームです。
ステップ①:本日練習した10枚のカードをシャッフルします。
ステップ②:学習者にカードを1枚ずつ素早く見せ、そのカードがなんのカードか当てさせる。今日はこの時に、学習者は『能不能赶快OO?』と言えて得点とします。
制限時間以内に何枚『能不能赶快 (カードに書いてある単語・表現)?』と言えるかチャレンジします。
という具合です。
ゲームをする際の工夫:
工夫①いつも同じパターンでカードを見せるのではなく、手を震わせながらカードを見せたり、カードを逆さにして見せたりすると、短調にならずに面白いです。こんな感じ↓
工夫② スマホやタブレットなどのタイマーアプリを使うと結構盛り上がります。アプリストアで検索すると、制限時間以内にストップボタンを押さないと、『ドカ〜ン!』と言う音がするものや、『チャリン!』と言う金属音の後に画面にヒビが入ったような画像が出てくるものもあります。そう言ったものをインストールして使うと良いでしょう。
レッスンの後の感想&まとめ:
さっきレッスンが終わりました。所要時間はぴったり15分でした。今日は本来は動体視力ゲームをしようかな〜と思っていたのですが、なんとなく、私が飽きたので、別のゲームをして終了することにしました。
どんなゲームかと言うと、
ステップ①私がカードに書いてある中国語を読む
ステップ②私の娘たちは私が言った中国語の単語・表現に『能不能赶快OO?』をつけてそのフレーズを2回言う。
これを10枚全てのカードで行います。この『能不能赶快OO?』のフレーズをできるだけ速く、かつ丁寧に言います。2分タイマーをセットして、2分以内に全部のカードがクリアできるでしょうか!と言うゲームです。
うまく発音できなかった表現は子供達が言った後に、私がもう一度私の後についてリピーと練習させましたが、1分30秒でクリアしました。
はい、今日は以上です。もし読者の皆さんの参考になれば幸いです。また、もし読者のみなさまもご意見やご感想などがありましたら、どうぞお気軽にコメントください。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
つづく