今日のターゲット表現は:
『¿Puedes darme mucho / mucha / muchos / muchas OO?=OOをたくさんいただけませんか?』
です。前回の『¿Puedes darme OO?=OOをいただけますか?』の続きです。
前回は『Puedes darme OO?(OOをくれませんか?)』と言う表現を練習しました。ただ、普段から私が娘たちにスペイン語を話していることもあって、もう少し難易度を上げても良さそうな印象を受けたので、今日は『たくさん』と言う言葉を追加してみたいと思います。
我が家の家庭状況:
私(パパ)=日本人
妻=中国人
夫婦の共通言語=英語
住んでいる場所=日本
長女=中2
次女=小2
本日のターゲット文法と表現:
-前回同様、『OOをくれませんか?』という意味のフレーズ↓
①『¿Puedes darme mucho / mucha / muchos / muchas OO?=OOをたくさんいただけませんか?』
※直訳すると、『私にたくさんのOOくれることはできますか?』
②『たんさん』と言う意味の『mucho, mucha, muchos, muchas』と言う表現の使い方
③『Por supuesto. Aquí tienes.=いいですよ。はいどうぞ。』
④『Lo siento. No tenemos OO.=ごめんなさい。うちにはOOはありません。』
使用する単語・表現:
不可算名詞↓
-la leche=牛乳
→mucha leche=たくさんの牛乳
-el agua=水
→mucha agua=たくさんの水
-el arroz=お米、ご飯
→mucho arroz=たくさんのご飯、たくさんのお米
-el pan=パン
→mucho pan=たくさんのパン
-la sal=お塩
→mucha sal=たくさんの猿...じゃなくて、たくさんのお塩
-la salsa de soja=お醤油
→mucha salsa de soja=たくさんの醤油
可算名詞↓
-el palillo, los palillos=お箸
→muchos palillos=たくさんのお箸
-el plato, los platos=お皿
→muchos platos=たくさんのお皿
-la copa, las copas=グラス、ガラスのコップ
→muchas copas=たくさんのグラス
-el mondadientes, los mondadientes=つま楊枝
→muchos mondadientes=たくさんの爪楊枝
カードの無料ダウンロード:
レッスンの練習はもちろん、アクティビティーやゲームで単語カードを使用するので、上記の単語・表現が絵と文字付きで載っているカードを自分で作りました。無料で公開しているので、もしよろしかったらご自由にダウンロードして、印刷してご使用ください(PDF無料ダウンロードは→西001(puedes darme OO)
市販の名刺作成シートに、A4サイズで100%の倍率で印刷してください。名刺作成シートのミシン目に合わせて作成してあります。ミシン目で切り取ると、簡単に10枚の絵付き単語カードができるようになっています。
『エーワンマルチカード名刺厚口 1,000枚分』がお勧めです。用紙が厚口なので、印刷した時に、反対の面に絵や単語が透けないんです。神経衰弱のようなゲームをするときに、裏面に絵が透けてしまわないようにする必要があるので、厚口の用紙を使うのはとても重要なポイントです。また、この1,000枚分の商品は値段が安くてお買い得です。アマゾンのリンクを貼っておきますので、ぜひご参考にしてください→『エーワンマルチカード名刺厚口 1,000枚分』。
レッスンの行い方:
①「『たくさんのOO』って言う時は、『たくさんの』って言う言葉が、muchoになったり、muchaになったり、muchosになったり、muchasになったりするんだ。」と説明。
※この年齢の子供は、『男性名詞の複数形だ』とか『女性名詞の不可算名詞だ』とかと言う説明はいらない→口頭練習しているうちに、感覚的に覚えてしまうので。
②単語の練習:私→子供達、私→子供達 と2回ずつ、上記の単語を使って『たくさんのOO』の反復練習。
③「スペイン語で『OOをたくさんくれませんか?』」っていう時は『¿Puedes darme mucho / mucha / muchos / muchas OO?』っていうんだよ〜と説明。
③私→子供達、私→子供達 と2回ずつ、『¿Puedes darme mucho / mucha / muchos / muchas OO?』をカードを使って反復練習。
④「『いいよ〜。はいどうぞ。』って言う時は、『Por supuesto. Aquí tienes.=いいですよ。はいどうぞ。』っていうんだよ。じゃあ一緒に『Por supuesto. Aquí tienes.=いいですよ。はいどうぞ。』を3回練習してみよう!」と言って、3回リピートさせます。
⑤『ごめん、うちにはOOはないんだ。』って言う時は『Lo siento. No tenemos OO.』っていうんだよ。じゃあ一緒に『Lo siento. No tenemos OO.=ごめん、うちにはOOはないんだ。』を3回練習してみよう!」と言って、3回リピートさせます。
⑥まとめ:ゲスチャーゲームをして終わり。
ゲームの行い方:
準備するもの:
①絵付きの単語カード(PDF無料ダウンロードは→西001(puedes darme OO)
②ぬいぐるみ
ルール:
場所はスペインのレストランで、私が言葉が話せない父親と言う設定です(例えば風邪を引いたせいでとか)。『娘たちは私が欲しているものを当てて、それを店員さんにお願いする』と言うやり方です。店員さん役はぬいぐるみです。
私が10枚のカードを全て手にもちます。子供たちにはカードを見せません。で、私がそのもののジェスチャーをします。私の娘たちは、私のジェスチャーをみて、私が何を欲しているのかを当てます。で、娘たちは店員さん(ぬいぐるみ)に↓
娘たち:『¿Puedes darme mucho / mucha / muchos / muchas OO?=OOをたくさんいただけませんか?』
と言ってもらう...
という具合です。
娘たちがリクエストしたものが、私の欲していたものと違った場合には得点にはなりません。2分間で、いくつのアイテムを正確に店員さんにリクエストできたかと言うチームワークのゲームです。
追記:
予定では私がジェスチャーをするつもりだったのですが、次女が『私がジェスチャーした〜い!』と言ってきたので、今日はジェスチャーを次女にお願いしました。家族内でや少人数でこのアクティビティーをする場合には、子供にジェスチャーをお願いしても、結構盛り上がります。
ゲームをする際の工夫:
工夫①:子供が間違ったものを注文した場合も、面白おかしく、ジェスチャーで『ちがう、違う、これじゃない!』と言うゲスチャーをして、親の変なリアクションで子供達を楽しませます。
例:本当はパンが欲しいのに、子供たちがお碗をリクエストしてしまった場合→私はそのままお碗を食べたフリをして、『オーノー、これじゃないよ!』と言うおおげさな表情を見せて笑いを誘います。こんな感じです↓
工夫②:ジェスチャーをする方は、チャップリンさんや志村けんさんなどのコメディアンになり切ることがとても重要。
感想&まとめ:
今日は自分の娘たちにこんな感じでスペイン語を教えてみる予定です。所要時間はおそらく15分〜20分ぐらいでしょう。
はい、今日は以上です。もし読者の皆さんの参考になれば幸いです。また、もし読者のみなさまもご意見やご感想などがありましたら、どうぞお気軽にコメントください。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
つづく