ねこログ

2児のパパ&主夫で外国語講師をしています。趣味の語学学習や子育て、簡単な男の料理、お菓子作り、家事の悩みや工夫、ライフハックなど色々と書いた雑記ブログです。

埼玉県秩父 あしがくぼの氷柱に子供と行く

 埼玉県の秩父には『秩父路三大氷柱』と呼ばれる、冬場に氷柱(つらら)がみれる観光スポットがあるのですが、ご存知ですか?

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 厳密に言うと:

①大滝にある三十槌(みそつち)の氷柱

小鹿野町にある尾ノ内渓谷(おのうちけいこく)百景氷柱 

横瀬町にあるあしがくぼの氷柱

の三つのことだそうです。

 夜に行くと、ライトアップもされて一層美しいらしいのですが、今回は3番目のあしがくぼに昼間行ってきました。

 

 

一番アクセスしやすい あしがくぼの氷柱

 私たちが住んでいる所からは上記の3箇所のどこに行くにも、車で2時間ぐらい(45キロ〜65キロ)の距離があります。3箇所のうちのどこにしようか迷ったのですが、今回は一番家から近い③番の横瀬町にあるあしがくぼの氷柱にしてみました。

 この横瀬町のあしがくぼの氷柱スポットのすぐそばには、西武秩父線 芦ヶ久保駅(あしがくぼえき)があります。そこから歩いて10分くらいの距離に氷柱スポットがあるので、電車&歩きでも簡単に行ける氷柱スポットです。

 私たちは国道299号を使って車で行ってきました。まず、あしがくぼ氷柱の見れるスポットの近くまで車で行きます。そして、道の駅や臨時駐車場に車を停め、駐車場から10分ほど歩く形になります。ちなみに車の駐車は無料です。

 国道299号も、この辺まで来るとかなり山の中になるのですが意外に交通量が多いのでびっくりしました。国道299号の道沿いには、バーベキュー場や釣り場もあるので、シーズンにはそう行ったアクティビティーも楽しめるようです。私たちの住んでいる場所からは秩父は車で2時間ほどかかるので、あまり足を運ばないエリアだったのですが、またもう少し暖かくなってきたら来てみたいと思います。秩父は渓流下り(長瀞のライン下り)や渓流釣りも有名ですので、夏休みを利用してチャレンジしてみるのもいいですね。

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芦ヶ久保駅&道の駅&河原&氷柱スポット

 このあしがくぼの氷柱スポット、車でアクセスすることもできるのですが、電車で行くこともできます。歩いて10分程度のところに、芦ヶ久保駅という駅があるんです。また、道の駅や河原など色々とあり、食事、お土産のショッピング、そして河原遊びなど出来るので、とても便利です。

 私たちは下調べも何もせず、『ま〜行けばなんとかなるだろう』と思って車で出発。午後1時ごろ到着予定だったので、途中で道路沿いにあるうどん屋さんでお昼を食べてから氷柱スポットへと向かいました。また、このあしがくぼの氷柱スポットの近くには、道の駅や移動式のハンバーガーショップ(移動式なので、もしかすると私たちが行った日だけだったのかもしれませんが...)などがあり、そこで食事をすることも可能です。

 私たちが行った日はちょうど成人式のある3連休。観光客がいっぱいでした。道の駅の売店も、レストランも人でいっぱいだったので、やはり、到着する前にお昼ご飯を済ませておいて正解でした。

 ただし、『並んでもいい!』『歩きながら食べるんでもいい!』と言うのであれば、ご当地グルメを道の駅で試してみるのもありでしょう。私たちみたいに、子供と一緒に行くのであれば、お弁当を持っていくか、途中で食べて行った方が無難かと思います。周辺にはコンビニはみあたりませんでした。

(芦ヶ久保駅の駐車場から見下ろす形で撮影した道の駅と道の駅の駐車場の写真↓)

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 道の駅のすぐ隣には小川が流れて入て、川の水もとても綺麗です。夏場には子供達が遊べるようになっているのでしょうか、コンクリートでできた、踏み台のようなものがいくつか並べられています。↓

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 小川の水も透き通っていてとても綺麗でした。夏場にはもしかするとメダカや、サワガニなどがいるかもしれません。私の子供は、水が停滞しているところに氷が張っていて、その氷を割ったり投げたりして楽しんでいました。

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あしがくぼの氷柱スポット(駐車場/芦ヶ久保駅〜氷柱スポットまで)

 それでは実際にあしがくぼの氷柱スポットをみていきましょう。駐車場/芦ヶ久保駅から歩いて10分程度の距離にあるのですが、別に険しい獣道を歩いて...と言うわけではありません。舗装はされてないので、履物に関しては、さすがにハイヒールやサンダルで行くのはオススメしませんが、普通のスニーカーや動きやすいブーツなどであれば十分です。また、小さなお子さんでも普通に歩いていける場所です。

 ただしベビーカーや車椅子の方は遠回りをして、舗装されている道路沿いの道を行く必要があるでしょう。

 また、舗装されていない道を行く場合、一部途中におがくず(木を切った時に出る、木の小さなかけら)が敷いてあるところを歩く必要があります。あらかじめ靴のひもをしっかり縛っておいた方がいいでしょう。さもないと、靴の中におがくずが入ってきてしまいます。

 

入場料金は?

 実質入場料ということなのだと思うのですが、動物園や遊園地のようにチケット窓口のようなものがあるわけではなく、氷柱スポットの近くにテントがあります。で、そこで『管理費の協力お願いしてま〜す。』と言いながら3〜4人程度、管理をしている人(?)がいます。そこで大人は一人300円を支払う形になります。

 

あしがくぼの氷柱

 氷柱は自然にできた氷柱ではなく、人口のものです。で、じつは正直、実際に氷柱を見るまで『こんなところで本当に氷柱が観れるのかな...』と思っていました。というのも、その氷柱スポット以外は、田舎ならどこにでもあるような、普通の山の丘なんです。しかもこの日は天気も良く、気温も高めだったので半信半疑でした。

 しかし、一度氷柱スポット入り口へと来ると...

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(入り口付近で撮った写真)

 氷柱がある場所と、そうでない場所のギャップにちょっと驚きましたが、非常に美しい風景に子供たちも大喜び!

 

 

 写真ではあまりその氷の大きさが分かりづらいかもしれませんが、結構大きいです。上の写真の中心に観光客が姿ら3人ご覧になれるのがわかりますか?氷の大きさも結構大きいですし、氷柱ができている範囲も結構広いです。

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 基本的には安全のために、氷柱の一歩手前にはロープが張られています。でも氷柱に触れることができるエリアもあり、子供たちも大はしゃぎでした。

(氷柱に触ってもいいエリアの写真↓)

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 芦ヶ久保駅を通過する電車の中からもこの氷柱を見ることができます。乗客に氷柱を見せるためなのか、それとも安全確認か何かのためなのか、私たちがこの氷柱スポットを訪れていた時に電車も1分ほど停車していました。↓

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スポットを見て回るのに必要な時間は?

 私たちは写真を撮ったり、実際に氷柱を触ったり、甘酒を飲んだり...とゆっくり氷柱の景色を楽しみながら合計で20分〜30分ぐらいの時間をこの氷柱スポットで過ごしました。写真家の人や、おしゃべりをして楽しみながら見て回りたいと言う人でない限り、30分もあれば、全体をゆっくり見て回るのには十分な時間だと思います。

 

料金や時間などに関して(2020年):

開催期間:1月5日 〜 2月24日
時間:
 月曜日~木曜日 → 午前9時~午後4時まで
 金/土/日曜&祝日 → 午前9時~午後8時まで

(日没の5時前後からは氷柱がライトアップされ、イルミネーションが見れます。)
環境整備協力金:300円(中学生以上)
その他:丘の上まで登ると甘酒かお茶が無料で一杯いただけます。

 

おトイレは?

 丘の上まで登っていくと、大きな焚き火のストーブとベンチがあり、甘酒かお茶が無料で一杯いただけます。で、その場所には簡易トイレも設置されているので、用を足すことができますが、非常に混んでいて、またトイレ自体も簡易トイレで小さいので、あらかじめ道の駅のトイレで用を足していくことをお勧めします。

 

まとめ:

 山にある普通の道の駅周辺を歩いていたら、『えええ!いきなりこんなところに!』みたいな感じで現れたので、びっくりしましたが、空気が美味しく、氷柱も綺麗で、心も体も浄化された気分になれました。

 この氷柱が見れるエリアは、ちょうど丘にあり、日陰になっているので、芦ヶ久保駅周辺の気温が高くても、氷柱エリアに近づくと一気に気温が低くなります。暖かい服装で行きましょう!

 東京からでも、池袋駅から特急で乗り換えなし1時間ちょっとの場所です。ぜひ機会があったら一度行ってみてください。週末の夜はライトアップもされるのでデートにもロマンチックでいいかもしれませんね。

 最後まで読んでいただきましてありがとうございました。