皆さんこんにちは。当ページにお越しいただきましてありがとうございます。ミッチです。ところで皆さんは:
『いつも起きようと思う時間に起きられなくて...』
『早起きをして早朝ジョギングをしたいのに...』
『通勤前に語学学習をしたいけどいつも寝坊してしまう...』
などと、本当は朝早く起きたいのに、なかなか早起きできなくて困っていませんか?
はい、そこで今日は、私が何年もやっていて、本当に効果がある『簡単でしかも効果絶大の早起き術』を一つ紹介したいと思います。
それと同時に、もう一つ。『睡眠サイクルを測定して眠りが浅いときにアラームを鳴らしたり、バイブレーションを震わせて、ベストなタイミングで起こしてくれる』目覚まし時計やアプリがあります。考え方はもう何年も前からあって、実際にスマートフォンが一般化する前は何万円もするものが出回っていました。最近ではスマートフォンにインストールできるアプリや、スマートウォッチにもその機能が付いているものがあります。
そこで、実際そう言う目覚まし時計ってどうなのか気になったので、私も自分のスマートウォッチにそのような目覚ましアプリを入れて2週間ほど使用してみました。そこで今日は『快適な目覚めをもたらす』と言われている快適起床目覚ましアプリを2週間ほど使用してみてのレビューも書かせていただこうと思います。
睡眠サイクルを測定してくれる覚まし時計に関して:
それでは私の『早起き術』のお話をする前に、まず初めに、ここ2週間試してみた目覚ましアプリのお話をさせていただこうと思います。
私のスマートウォッチはサムスンのGalaxy Watchと言うもので、アプリの方はと言うとG'Nightと言う目覚ましアプリを入れてみました。有料のアプリで、金額は249円です。このサムスンのGalaxy Watchと言うスマートウォッチは、Tizen(タイゼン)と言うOSを使っているスマートウォッチです。Googleのスマートウォッチ用のOS(Wear OS)やアップルのApple Watchに搭載されているwatchOS用に開発されているものと比べると、Tizen用に開発されているアプリの数は圧倒的に少ないらしいのですが、サムスンのスマートウォッチ用アプリダウンロードサイトでも、2つほどスマート目覚ましアプリを見つけることができました。私がインストールした有料のアプリの他に、もう一つ無料のSleep as Androidと言うアプリもありました。ただ、無料のSleep as Android と言うアプリはスマホの方にもインストールして、スマホと連帯する形になります。私のインストールしたアプリは有料のアプリだったのですが、スマホに連帯アプリをインストールする必要がないStand-alone(スタンドアローン:ネットワークや他の端末に接続しないで、独立して使える)アプリだったので、私は有料のG'Nightと言うアプリを選びました。
その他のスマートウォッチやスマホでは、似ている機能を持っているアプリとして前述のSleep as Android、それからSleep Cycle、Sleep Meisterなどと言うものがあります。これらの目覚ましアプリを『使用してみようかな〜』と言う方や、『睡眠サイクルを記録して、眠りの浅いレム睡眠のときにアラームやバイブで起こしてくれる目覚まし時計が欲しい』と言う方、また『私はこう言うアプリ使ってみてOOだったけど、他の人はどんな感想なんだろう』と言う方、ぜひ参考にしていただければと思います。
目覚まし時計/目覚ましアプリの仕組み:
さて、それではこの様なスマート目覚まし時計(?)の仕組みについてお話しましょう。どう言う仕組みかと言うと、目覚まし時計(やアプリ)があなたの寝ている時の体温や脳波、体の動き、血圧などを測定して、あなたの睡眠が浅いときにアラームやバイブレーション(またはその両方)で起こしてくれると言う仕組みです。『眠りが浅いときにアラームが鳴れば、快適に起床できるはず』と言う考え方から生まれました。
商品によって、寝ている時の体の動きだけを検知するものから、血圧と体温と体の動きを測定してくれるものなど色々とあります。
で、眠りが浅い状態の睡眠のことをレム睡眠(Rapid Eye Movement、略してREM睡眠)、眠りが深い睡眠状態のことをノンレム睡眠(Non-rapid Eye Movement、略してNon-REM睡眠)と言います。ノンレム睡眠のとき(睡眠レベルが深いとき)に強制的に起こされても人の体はすぐに活動できなく、頭がボーっとしてしまいます。その一方、レム睡眠のとき(睡眠レベルが浅いとき)は誰かに急に起こされても、眠りが浅いため、意識がすぐに活動できるレベルに達することができるそうです。
人間は寝ている間、誰でも皆『レム睡眠(眠りが浅い睡眠)とノンレム睡眠(眠りが深い睡眠)』を定期的に繰り返しながら寝ているので、この様な快適な起床を促してくれるアプリや目覚まし時計は、睡眠サイクルのパターンを利用して、眠りのレベルが浅いときを狙ってアラームを鳴らしたり、バイブレーションを震わせて起こしてくれると言うわけです。
朝6:00までに起床したい場合は?
それでは、例えば『朝の6時に起床したい!』と言う場合はどうなるのでしょうか?
レム睡眠とノンレム睡眠は交互に起こり、90分から110分で1セットになっていると言われています。と言うことは、例えば朝6:00に起きたいと思っていても、そのときに私たちの体がノンレム睡眠(深いレベルの睡眠状態)に入ってしまっていると、寝起きが悪くなってしまいます。
このような場合はと言うと、目覚まし時計やアプリによって違うのですが、大抵の場合:
『5:30から6:00までの間で、一番眠りが浅いときに起こす』
と言う設定ができたり、
『6:00までに起きたいので、それまでの時間で一番ベストな時間に起こす』
と言う設定ができるようになっています。
私が今回使用したG'Nightと言うアプリは『6:00前までの時間で、一番ベストなタイミングで起こす』と言う仕様のものです↓
ちょっと写真では薄くて見づらいのですが、赤い楕円の印の中に『Alarm before 6:00(6時になる前にアラームを鳴らす)』と書いてあります。
またこのG'Nightと言うアプリは、睡眠パターンも記録してくれて、起床した後に自分の睡眠の質をチェックすることもできます。
本当に測定してくれているのか?
それでは実際に使用してみた感想に移ります。自分自身では寝ている間、自分がいつレム睡眠なのか、いつノンレム睡眠なのかなんてわからないのですが、確かにこのアラームが鳴ると、すぐにアラームが鳴っていることに気がつきます。と言うことはつまり、『アプリは、私の睡眠が浅いことを検知してアラームを鳴らしている』と言っていいでしょう。で、睡眠パターンの記録を見ると、確かに自分がベッドに入った時間や起きた時間が正確に記録されているので、レム睡眠の時間とノンレム睡眠の時間も正確に記録されているようです。
本当にすっきりとした気分で起床できるのか?
これは個人差があると思うのですが、正直な感想を言うと、私にはあまり向いていませんでした。それはアプリが悪いと言うわけではなく、私の気持ちの問題だと思います。
実はなんとも皮肉なことに、このアプリを2週間使って、一度たりとも『このアプリのおかげで、6時前に起きられた!』と言うことがありませんでした。むしろ、この2週間、6時前までには全然起きることができず、毎日寝坊ばかりをしてしまったんです。
それで、『目覚ましアプリを使ったのに、なぜ2週間も毎日寝坊をしてしまったのか?』と言う原因を自分なりに考えてみました。で、最終的にたどり着いた私なりの結論は:
『遅くても6時までに起こして欲しい』
=(イコール)
『5時59分までは寝ていたい』と言う気持ちがある
と言うことです。
私はここ2〜3週間、平均睡眠時間が5〜6時間でした。私の読んだある研究報告によると、成人の理想的な睡眠時間は1日7〜9時間とありましたので、まあ個人差はあるとしても、確かに最近ちょっと寝不足気味なのかもしれません。
私みたいな寝不足の人が、『5時半から6時までの間なら、何時に起きてもいいですよ』って言われたら、おそらくほとんどの人がギリギリまで寝ているのではないでしょうか?で、私の場合、起床したい時間よりも極端に早く目覚まし時計に起こされてしまったので、『まだ早いよ〜。もうちょっとだけ寝よ。』って目覚まし時計を止めて寝てしまっていたんです。
スマート目覚ましアプリを使用しての感想:
と言うわけで、目覚ましアプリを使った『眠りが浅いときに起きる』と言う方法は私にはあまり向いていませんでした。次の日に起床する、おおよその時間は予測がつくのですが、それでも寝る前に『明日の朝は何時に起きるのかはっきりした時間がかわからない』と言う気持ちがあります。なので結果的に次の日に早起きをする目的が曖昧(あいまい)になってしまうんです。それはどう言うことかと言うと、こんな感じです↓
『明日はもしかしたら、5時に目覚まし時計がなるかもしれない。じゃあ、もし5時に起きたら、ジョギングでもしに行こう。でも、もしかしたら5時35分に目覚ましがなるかもしれない。そしたらどうしよう。ジョギングに行くには時間が足りないし、かと言ってコーヒーを一杯飲むには十分すぎる時間だし、わざわざコーヒーを一杯飲むために普段よりも25分早く起きる必要があるのだろうか...』
そもそも、ジョギングをするために5時に起きようと思うのであれば目覚まし時計を5時にセットしますし、疲れていてギリギリまで寝ていたいのであれば目覚まし時計を6時にセットしています。
と言うわけで中途半端な時間にいつも目覚まし時計がなってしまい、『ありゃ、こんな中途半端な時間に起きるんだったら、6時まで寝ていた方がいいな〜』とその都度、二度寝をする羽目になってしまいました。しかし、二度寝をすると決まって、6時をすぎて慌てて目が覚めるか、家族(か猫※)におこされるので、結局のところ寝坊してしまうという結果に終わりました。※猫が『朝ごはんちょうだ〜い!』って6時すぎに起こしにくるんです。
言わせていただくと、『そもそも眠りが浅いときに起こしてくれるのであれば、目覚まし時計なんていりませ〜ん!』だって『眠りが浅い』って言うことは、起きようと思えば起きられる状態にあるわけですから。目覚まし時計が必要なのは、『眠気を振り払ってでも起きる必要があるからおきるんで〜す!』と言うことです。
私流の時間通りに起床する『簡単でしかも効果絶大の早起き術』:
アプリもスマートウォッチもしっかり機能しています。また、アプリは商品紹介に書いてある通り、睡眠パターンをしっかり記録してくれて、レム睡眠時(睡眠のレベルが浅いとき)にアラームを鳴らして知らせてくれます。なので、私が睡眠が浅いときに爽快な気分で起床できなかったのは、アプリの責任でも、私のスマートウォッチの責任でもないのは確かです。
問題は、上記の『スマート目覚ましアプリを使用しての感想:』でもお話した通り、私は『5時から6時までであれば何時に起床しても良い』と言うのであれば、5時59分まで寝ちゃうんです。
なので、2週間アプリを使用して、思う様な結果が出せませんでした。その後、結局昔ながらの起床方法に戻しました。すると、やっぱり昔ながらの方法が私には一番合っている様で、毎朝6時に元気に起きられる様になりました。
さあ、それでは、それはどんな方法かと言うと、とても簡単な方法です。寝る前に、『明日の朝も、朝ごはんの準備をするのに、6時には起きている必要がある。だから明日も朝6時に起きる!』と強く3回頭の中で念じることです。するとあら不思議!寝る前に、『何時に起きて何をする』と言うことを明確にしておくだけで、その時間に自然と目が覚めて普通に起床することができるんです。
これは簡単にできて本当に効果がある早起き術で、色々な本にも書いてありますし、研究で効果的な早起き術だと言う結果報告も発表されています。
と言うわけで、読者のみなさまも、『いつも起きようと思う時間に起きられなくて困っている』と言う方や、『明日から早起きをして早朝ジョギングをしたい』、『通勤前に語学学習をしたい』と言う方は、是非一度試してみてください。
この早起き術を行う時のポイントは:
①『明日の朝はOOをするから、必ずOO時に起きる!』と起きる目的と起床する時間をはっきり決めて、
②それを3回強く念じる
だけです。もう少し厳密に言うと、『OO時に起きたい』ではなく、『OO時に起きる!』と断定的な表現を使うか、または『OO時に起きた!』と過去形にすることです。なぜ『OO時に起きる』か『OO時に起きた』と言う形の日本語を使うかと言うと、『OO時に起きたい』だと、無意識のうちに頭の中で『OO時に起きられる確率』を下げてしまっているからです。その一方、『OO時に起きる』は『OO時に起きる』ことが確定しています。『OO時に起きた』なんて過去形を使っているのでOO時に起床したときにはすでにそのことが確定したことになっています。
人間の潜在意識って本当に面白いですね。不思議なくらい本当にその時間に起きられる様になるんですよ。
まとめ:
と言うわけで、私は、このレム睡眠とノンレム睡眠を測定しながら、睡眠が浅いときに起こしてくれると言う目覚ましアプリは良い結果がだせませんでした。ただ、これは私の感想なので、うまく行っている方も必ずいらっしゃると思います。もし、『私は目覚ましアプリを使っていて、毎朝すっきりとした気分で早起きできてるよ!』と言う方がいらっしゃいましたら、是非お気軽にご感想や工夫していることをコメントにこのしていただければと思います。
これから、そう言うアプリや目覚まし時計を使ってみようかなと言う方は、私の体験談が参考になれば幸いです。
今日は以上です。今日も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。