飲み終わって中が空になった牛乳パックは、リサイクルごみとしてゴミの日に出す他に、
①切って、そこの部分を小物入れとして使う(切る高さを調節して、小物入れの高さが自由に決められるので便利ですよね)
②カレーやシチューの食べ残しを冷凍するための容器として使う
③切って広げて、魚や肉を切る時のまな板として使う
④切って、編んで、色を塗ってバスケットや小物入れを作る
などいろいろできますね。それから以前、空の牛乳パックを使ったホットドッグの作り方と言うのも紹介させていただきました。前回はそんな空の牛乳パック、アイデア次第ではいろいろな再利用方法があります。
そこで今日は私の空の牛乳パック再利用方法、『手持ち花火の着火剤としての利用法』をご紹介させていただこうと思います。
まあ見てのまんまといえば、見てのまんまなのですが、空の牛乳パックの上部にライターで火をつけるだけです。
なぜ牛乳パックを？
夏になるとスーパーやホームセンターなどで花火のセットが店頭に大量に並ぶのですが、大抵の場合、そのセットの中に誕生日ケーキにのせるくらいの小さくて細いろうそくが一本サービスで入っています。商品によっては太めのお線香のようなものが花火の点火剤として入っていることもよくあるかと思うのですが、正直言って、あまり役に立たないのが実際のところではないでしょうか？
普通のろうそくの火では少し風が吹くとすぐに消えてしまいます。また小さな子供が花火の先端を炎に近づけすぎて、火を消してしまうこともしばしば... 親が結局ライターを使って手持ち花火に火をつけてあげることになるかと思うのですが、花火への点火を繰り返していくうちにライターがとてつもなく熱くなるともう大変！
そこで我が家では飲み終わって空になった牛乳パックを乾燥させて、手持ち花火の着火剤として使っております。(牛乳パックでなくても、オレンジジュースや野菜ジュースのパックでも同じです)。紙パックは、中の飲み物が染み出てこないように表面にワックスが塗ってあるので、それがろうそくと同じ役目を果たしているんです。一度火をつけると１０分程度燃え続けるんですが、ろうそくよりも炎の勢いが強いため、ちょっとの風程度では火が消えてしまうようなことはありません。
ポイント：
ポイントは、まず、空の紙の飲料パックの中に、紙パックが風で吹き飛ばされないように小石を入れます↓
そしたら、紙パックの上部にライターで火をつけます。※紙パックの下の方に着火してしまうと、炎が一気に飲料パック全体を覆ってしまい、２、３分で全て灰になってしまうので、必ず飲料パックの上部に点火すること↓
以上です。
着火して約５分経過した時の写真↓
着火約１０分経過↓
我が家は子供が女の子２人いるのですが、週末に少し手持ち花火をして遊ぶには十分な時間牛乳パックが燃え続けてくれます。念のため２本用意しておけば、合計で２０分ぐらい燃え続けてくれるので、家族でちょこっと花火を楽しむには空の１リットル牛乳パックを２本用意しておけば十分かと思います。
その他のオプション：
今日ご紹介させていただいたのは、飲み終わって空になった紙の牛乳パックなどを手持ち花火の着火用の火種に再利用するというものでした。花火セットの中に入っているろうそくでは、花火を着火する前に、ろうそくの火が消えてしまうことがあるのですが、その他の解決策として次のようなものもあります。
①『消えないろうそく』
こちらは『マジックキャンドル』と呼ばれるもので、もともとパーティーのいたずらグッズとして発売されているものです。ろうそくの芯に何か仕掛けがあるようで、火をつけると火花が少し飛び散る様子がわかるのですが、思いっきり息を吹きかけてもなかなか消えません。誕生ケーキのいたずらにも使えますが、花火の火種にも最適です。
②『スライドガストーチ』
上の写真で私が空の紙パックに着火している写真があるのですが、その写真にあるターボライターです。百円ライターよりサイズは大きいですが、キャンプやアウトドアの時に普通にポケットに入れて持ち歩けるサイズです。
使い捨てではなく、ガスが使い終わったら充填させて何度でもしようできるものです。このターボライターは火口が自由に伸び縮みするようになっています。火口が最長９センチほど伸び、強風時でも結構へっちゃらです。
また、この商品の最大の魅力は、カセットコンロのガス缶からでもガスを充填できるので、あえてライター用のガス缶を購入する必要がありません。
私はこれを、蚊取り線香に着火する時や、バーベキューをする時、料理でお菓子の表面を焦がす時など、とにかく頻繁に使っています。水に落としてしまったり、ポケットから落下させてしまったりと、アウトドアで結構ハードな使い方をしていますが、４年間使用していて不具合は一度もありません。
終わり：
今日もどうもありがとうございました。それではまた次回宜しくお願いします。
