このページをご覧のあなた、家に住み着いたコウモリのことで
お悩みじゃありませんか?
糞はされるし、追い払ってもまた戻って来るし、狂犬病を持っている可能性もあるし... コウモリに住み着かれると大変ですよね。その気持ちよくわかります。
実は我が家も、コウモリに通風孔に住み着かれ、5年以上もバトルしたんです。しかも我が家が初めてコウモリに住み着かれていることに気がついた時には、なんと
通風孔にコウモリが合計12匹!!!
合計12匹ですよ!信じられますか?大家族ですよ!これが人間の子供の数だったら、テレビで特番組めますよ、本当にも〜... それ以来というもの、コウモリを追い出しては、また住み着かれ、また追い出して... のイタチごっこが約5年間続きました。でも6年目にしてやっとコウモリの永久追放に成功しました!
なので通風孔に住み着かれたコウモリに悩まされているあなたも、ご安心ください。ここで私が5年間試行錯誤して最終的に効果があったコウモリ追い出し法を、あなただけに特別大公開いたします!これを読んで実行すれば、あなたももうコウモリによるストレスから解放されること間違いなし!
我が家のコウモリとの出会い:
はい、ことの始まりは、とある12月30日のことでした。私は年末の大掃除で、キッチンやトイレの換気扇のフィルターを掃除していました。そして、子供部屋とマスターベッドルームの通気口を掃除しようとしたら、通風孔のフィルターにコウモリがなんと合計12匹もへばりついていたんです。
壁の外側には雨水よけ&アルミの格子が付いています。しかも格子の隙間は大人の小指の先が、かろうじて入るくらいの大きさしかありません。こんなところにまさか!と思いました。コウモリってこんな狭いとこににまで入ってくるんですね。もうとにかく驚きでした。
見かけは、真っ黒のジャンガリアンハムスター(白とグレーのストライプで小柄のハムスター)よりも少し小さめのコウモリです。可愛いといえば可愛いのですが、コウモリは狂犬病を持っている可能性もありますし、通風孔にはたっぷり糞が溜まっていました。そこで真冬でちょっとかわいそうではあったのですが、コウモリさんたちには出て行っていただくことにしたんです。
そこで今日は、私とコウモリさんたちとのバトル、そして私が取った、効果的なコウモリ撃退法/コウモリの追い出し方をご紹介させていただこうと思います。もしみなさんのお家の通気口にもコウモリが住み着いていたりして困っていたら、コウモリを追い出す時の参考にしていただければと思います。
ちなみにインターネットで調べてみたところ、コウモリは鳥獣保護法により保護されている動物なので捕獲したり怪我をさせてしまうと罰則の対象になります。ご注意ください。それもそうなのですが、よく見てみると翼の生えたハムスターみたいで可愛いですよね。しかもコウモリは蚊を餌とするので、夏場は蚊をとってくれるとてもいいヤツです。
でも、コウモリさんのフンで換気口に虫がわいたり、梅雨の時期、家の中に糞の匂いが通風口から入ってきて漂う可能性もあったので、追い出させていただきました。
コウモリ撃退の3ステップ:
実は初めてコウモリが我が家に住み着いているのを確認して以来、我が家とコウモリの戦いは5年間続きました。第一回目に通風孔にコウモリが住み着いているのを確認してからと言うもの、毎年の様に『追い出して、掃除して、またコウモリに住み着かれて...』と繰り返していました。しかし、今日ご紹介する方法でその5年続いたバトルに終止符が打たれた模様なので、報告致します。
注意:
コウモリは狂犬病などの危険な感染症を持っている可能性があり、噛まれたら大変です。狂犬病の生存率は1割程度だそうです。一応私のやり方もここに書かせていただきますが、一番のオススメは害虫・害獣の駆除のプロにお願いすること。もしも何かあった場合でも私の方では責任は一切とりませんのでご了承ください。
私はペットを飼っているので、使用しませんでしたが、超音波でコウモリやカラス、野良猫などを寄せ付けない商品も売っています。ご興味がある方は一応、参考までにアマゾンのリンクを貼って起きます。→『害虫・害獣撃退器』
あと、コウモリやネズミ、モグラなどの害獣駆除を専門に行っている業者さんもあるそうです。参考までに害虫・害獣駆除専門の業者さんのリンクも貼っておきます。↓
-【コウモリ駆除navi】追い出しから消毒まで徹底させていただきます
ステップ①『コウモリを追い出す』
何はともあれコウモリさんたちに出て行っていただかなければ始まらないので、まずは私が試してみたコウモリさんの追い出し方法から紹介します。
作戦① 火薬で『パンパン』音が出る、おもちゃの鉄砲攻撃(失敗)
やり方:通気口からコウモリの音がしたらすぐに通気口のすぐそばで鳴らして脅かす。
→効果なし
感想:かなり大きい音がするので、近所迷惑だったと思いました。また、鳴らした後、部屋中が火薬くさくなるのが大変でした。しかも、初めのうちはコウモリも怖がって逃げるのですが、しばらくすると慣れてしまうようで、すぐに効果なしになってしまいました。また私としては通気口は、日中に掃除したいのですが、日中はコウモリさん熟睡中。日中にこれをいくらやっても、出ていく気配は全くありません。結局火薬の音で脅かす作戦は失敗でした。
作戦② 定期的に通風口周辺の壁を『ドンドン』と叩いて脅かす(大失敗)
やり方:タイトルの通りです。
→効果なし
感想:こちらも同じく、しばらくは驚いて帰ってこなくなるのですが、こちらが安心して、壁を叩かなくなるとすぐに戻ってきてしまいました。しかも、こちら側が危害を加えないと言うのがわかると、効果が全くなくなってしまいました。自分の手は痛くなるし、壁も傷むのでオススメはしません。また、これも①同様、日中コウモリさんがお眠りの時には全然効果がありません。
作戦③ 蚊取り線香(成功)
やり方:まず、蚊取り線香に火をつけて携帯用ケースに入れます。↓こう言うヤツです。
そしたら、それを段ボール箱に入れて↓こんな感じにします。
で、これを蚊取り線香の煙が通気口に伝っていくようにペトンと壁に手で抑えつけます。→腕が少々疲れますがその状態で待つこと10分、コウモリさんたちが煙に耐えられなくなってパタパタ飛び出していく音が聞こえました。
→効果超あり!
感想:蚊取り線香を入れる携帯かとりケースを買わなければならなかったのですが、まあ、二百円程度でしたので、よしとしましょう。こちらは効果適面でした。
ステップ②『コウモリがさった後の通気口のお掃除』
1. 通気口のカバーを外す前に、家族は安全のため全員部屋の外にあらかじめ出て行ってもらい、もしもコウモリが通気口にまだいた場合に備え、部屋のドアは閉めました。
2. 念のためマスクと安全ゴーグル、ゴム手袋をします。そして換気口のプラスチックカバーを外します。
3. 予想通り換気口のフィルターにはコウモリさんたちの糞がたっぷりついていましたので、フィルターごとビニール袋に入れて、後で洗剤を使って洗いました。
4. 通気口の清掃も乾燥した糞がポロポロ落ちてきますので、通気口の下に段ボールをガムテープで貼り付けます。通気口からこぼれ出た糞が段ボール箱の中に落ちるようにします。
5. 変なウイルスや菌がいる可能性があるので、いらなくなったタオルなどを数枚アルコール消毒液に浸して掃除します。
ステップ③『コウモリが戻ってこないようにする対策』
対策①:通風口にコウモリが入って来られないようにネットで蓋をする(失敗)
→通気口に内側から(コウモリが住み着いている通風孔は2階の通風孔なので、外側からは不可能だったため)ネットで蓋をするしてみました。しかし、通気口の内側からネットで蓋をしても、外側からコウモリがネットをこじ開けてまた入って来てしまいました。結構な労力を費やしたのに失敗でした。
対策②:自作針金のヤマアラシ君(大成功!)
そこで、コウモリが入って来られないように、内側から外側に向かって針金を束ねて通風口に設置してみました。名付けて『針金ヤマアラシ君!』
感想:効果適面!かれこれ半年ほどたちますが、コウモリ君たちが戻ってくる様子は今の所一切ありません。
追記(2019年3月):かれこれ10ヶ月がたちますが、やっぱりコウモリ君たちが戻ってくる様子は一切ありません。
針金ヤマアラシ君の作り方:
ご安心ください!:コウモリが換気口に入って来る前に、壁の外側には雨よけのカバーが付いています。さらに、換気口とこの雨よけカバーの間にはアルミの格子が取り付けてあるので、コウモリがこの針金ヤマアラシ君に突き刺さる勢いで飛んで来ることはありません。あくまでこの針金ヤマアラシ君はコウモリさんたちに『これ以上は入ってこないでくださいね!』と侵入を妨害するためだけのものです。
用意するもの:1. 強度のある針金の束、2. ペンチ、3. 結束バンド、4. 軍手
作り方:
1. 丸く束ねてある針金の2箇所を拘束バンドできつく縛ります。
→
2. 結束バンドと結束バンドの中間地点にあたる2箇所をペンチでひたすら切っていきます。↓
→
3. 結束バンドを中心に針金を折り返します。↓
4. そして半分に折れた針金の束をお花が開花するように広げていきます。↓
私の場合、針金が長すぎたて換気口の蓋がはまらなくなってしまったので、針金ヤマアラシ君をもう一度換気口から取り出して、結束バンドのところを折り返しました。↓
5. これを通気口に隙間なく収まるように工夫しながら入れれば完了です。↓
終わりに:
『針金ヤマアラシ君』は終始手袋をしながらの作業だったのですが、これは痛い!なんども針金が自分の手に突き刺さり、手が傷だらけになってしまいました。また、これだけの本数の針金を切るのは結構な時間がかかりました。ただ、コウモリ君たちも針金に気づいて、もう我が家の換気口に住み着くことはない様です。
はい、これが我が家のコウモリ駆除・対策でした。繰り返しになりますが、コウモリは鳥獣保護法で保護されていますので、コウモリ駆除の際には捕獲や怪我をさせないようご注意ください。当然みなさまも噛まれたりしないように気をつけてください。私の方では一切責任を負いませんので、やはりプロにお任せすることをお勧めします。
ちなみにこちらに、24時間&365日、全国対応、信頼のおける害虫・害獣駆除の業者のリンクを貼っておきます
-【コウモリ駆除navi】追い出しから消毒まで徹底させていただきます
参考にしてみてください。
今日もどうもありがとうございました。それではまた次回宜しくお願いします。